KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2016年12月11日

kimutatsu

教育関連企業、冬の時代

Posted on: 2016年12月11日(日) 5:00

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写真は山形。エントリーの内容とはまったく関係ありません。
朋友の松っちゃんとアルク矢部くんともう1人、写真を撮った
新庄北の美和子先生がいるのです。

ところで先日、帝国データバンクが発表したとおり、教育関連
企業の倒産件数が過去2番目に高くなっているとのこと。

このペースでいくと過去最多になるだろうと。

教育関連の企業といえば、塾や予備校が真っ先に思い浮か
びますが、それだけではありません。

資格取得スクールとかパソコン教室的なものもそうですね。

絵画スクールとかいろいろとあります。

でも一番倒産件数が多いのは、やはり学習塾だそうです。

2018年度からはさらに劇的に子どもの数が減ります。

学校ではタブレットを導入したりICT教室を充実させたりして
これまでと全く違う教育が行われているところもあります。

塾としても、特に地域密着型の塾はそうですが、地元にある
学校の動きに合わせていかないとますますしんどいでしょう。

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それと、これは学校にも言えることですけれども、本当の力を
身に付けてやるところしか生き残れないでしょうね。

上にも書きましたが、タブレットを導入したとか、Eラーニング
をやってるとか、そういうのは二次的なことです。

タブレットを導入して成績が上がるなら、どこも導入しますわ。

紙をタブレットにしたり黒板を電子黒板にしたりしても、そりゃ
便利ではありますが、生徒の力の伸びとは関係ありません。

宣伝材料にはなるでしょうけどね。

「うちは電子黒板いれてます!」みたいなさ。

そういう意味では「本当に力を伸ばしている学校」であるとか
「入ってきたときより確実に数字を伸ばしている塾」なんかが
少子化の時代には生き残っていくんでしょうね。

補習をこれだけしています、追試をこれだけ熱心にしています、
長期休みにも補習をしています・・・そういうハード面をいくら
熱心に見せたとしても、それと数字とはあまり関係がない。

数字の伸びない補習をいくらやっても伸びないものは伸びない。

というわけで、教育関係の皆さん、大変な時代ですが、しっかり
頑張っていきましょうね。僕もちんたらしてないで頑張りますわ。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日は実は富山日帰りなんです。ハードすぎるやろ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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