KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

kimutatsu

京都大学

Posted on: 2014年9月20日(土) 0:36

kyoto

この7月に京都大学が「この度、アドミッションポリシーを以下
のとおり変更いたしました」と発表したのはご存知でしょうか。

京都大学入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)と
いう表題になっています。その方針が変わったとのこと。

すでに発表されてけっこう経つのでご存知の方もいらっしゃるか
と思うのですが、このブログもアクセス数が多いので念のために
書いておこうかなと思いまして。

そのまま引用しますね。

***********************
京都大学が入学を希望する者に求めるものは、以下に掲げる
基礎的な学力です。

1.高等学校の教育課程の教科・科目の習得により培われる
分析力と俯瞰力
2.高等学校の教育課程の教科・科目で習得した内容を活用
する力
3.外国語運用能力を含むコミュニケーションに関する力
***********************

と書かれています。

英語科の教員としては3番が気になるところですね。

いよいよあの評判の悪い京大入試が変わるのかな?であればいい
なぁと思っていますが、いきなり次の入試から変わるのかな。

いずれにしても過去問ばかりやっているよりも、バランスのよい
英語力の向上を生徒たちには願っています。

京大にはこういう普通の長文問題は出ないといって軽視していた
ら、もしかすると・・・ということにもなりかねませんよ。

過去問をやっていたら英語力が上がるというわけではありません。
どんな問題が来ても大丈夫なように、英語力全体を伸ばしておき
ましょうね。

受験生の皆さん、頑張って下さい。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
まさかいきなりリスニング導入は・・・個人的にはあってもいいと
思ってるけど、リスニングを軽視してる受験生は泣くことになるな。

 


kimutatsu

SNOOPY

Posted on: 2014年9月17日(水) 15:56

snoopy

SNOOPYの4コマ漫画を愛読しています。僕とSNOOPYでは
あまりにも吊り合わないのは自分でもわかるけど、
漫画自体が面白いのと英語の勉強になるのに加えて、翻訳が
谷川俊太郎さんなのです。

日本が誇る詩人ですが、と同時に絵本作家でもあるし翻訳家
でもあるのです。

あるページを紹介しますね。スヌーピーが自然についての本を
読んでいるコマから始まります。

S:I LOVE NATURE BOOKS.
S:HERE’S AN INTERESTING ITEM…
S:”A CODFISH MAY LAY AS MANY AS NINE MILLION EGGS
AT ONE TIME.”
S:IT DOESN’T SAY WHO COUNTED THEM.

谷川先生の翻訳がこれです。
S:自然についての本て大好きさ
S:面白いことが書いてあるぞ・・・
S:「タラという魚は一度に900万もの卵を産むことがある」
S:誰が数えたかは書いてないね

4コマ漫画としてのクオリティーの高さは言うまでもないのです
けれども、それに加えて英語表現の使われ方といい、翻訳のクオ
リティーといい、まぁほんと、面白いうえに勉強になります。

ひと通り読んで楽しんだ後は、英語だけを見て読んでいきましょ
うか。知らない表現などがあれば覚えていくのもいいでしょう。

僕は日本語だけを見て英語に直すトレーニングをしています。

そうすることで英語を話す力が付いてきますし、表現力が豊かに
なってきます。日本語を即座に英語に直せるまで反復します。

楽しい英語勉強法でした!

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございます。
電車の中でええおっさんがSNOOPYの本を読んでたら
もしかしたら僕かもしれません。

 


kimutatsu

イディオムと英語を話す力

Posted on: 2014年9月15日(月) 17:26

yumejuku1

今はもう多くが大学生になっている66回生には、英語を話せる
ようになってほしいなと願ってきました。

言い換えれば、高い表現力を身に付けてほしいなと願っていま
した。ですので、高2の二学期と三学期は『ユメタン』と『ユ
メジュク』をダブルで進めていきました。

生徒たちに相談したのですが、多少きつくなってもそのほうが
いいということでした。僕もそう思いました。

英語を読んだり聞いたりする力(受信力)は数をこなすことで
身に付けることができますし、ある時期にガーっと単語を覚え
ることで、模試などでもかなり高い点数を取ることができます。

が、英作文をさせてみると、その人の英語力は如実にわかるも
のでして、表現力の低い人の文章はなかなか読めたものではあ
りません。同じ単語が何度も出てきますし、同じような内容が
何度も出てきます。

イディオムや慣用表現は重要です。

特殊なスラングを用いて表現するのはあまりお勧めできません
が、ネイティブであれば誰でも知っているような表現であれば
知っておくようにしておくべきです。
(go so far as to doやbe through withなど)

book001

英作文では「ミスのない英文」を作るように指導するのは重要
かもしれませんが、ミスがなければいいのかという問題もある。

この日本人の書いた文章は幼稚な表現しか使われていないじゃ
ないかという英語しか書けない生徒にしたくありません。

入試という観点で言えば、自由英作文の問題では、ミスが全く
なくても熟語もない幼稚な文章だと大減点されてしまいます。

高3生徒はさすがにもう今から熟語を始めるのは時間的にどう
かという問題がありますが、高2以下の生徒はやっておいたほ
うがいいと思いますね。

覚える際にはフレーズごと覚えてしまうことです。日本語を見
たら即座に英語が言えるようにすると、英語を話す力がアップ
しますので、CDを使って英作文だけではなく、英語を話す力
もアップさせてみてくださいね。

 

今日もブログにおいで頂きましてありがとうございました。
ちなみに『ユメジュク』に載っているイディオム程度なら
知ってるぜというレベルにすると、かなり英語を話す力が
高くなってきます。フレーズをクイックで、ですよ。

 


kimutatsu

お礼状と講演のお知らせ

Posted on: 2014年9月15日(月) 13:59

okinawa65

夏のセミナーでお会いした先生方の中で、僕の本を生徒たちに
使ってくださってる先生方へのお礼状書きをやってます。

すでに400枚ぐらい書きました。

大阪採用校セミナー、東京ロングセミナー、沖縄セミナーあた
りはほとんど終わり、広島のも終わって、あとは投函するだけ。

沖縄の先生方にはこの夏、14日間もお世話になりました。特に
興南高校、首里高校、那覇高校、普天間高校、西原高校の先生
方にはいくらお礼を言っても言い尽くせません。

札幌セミナーの分もおおよそ終わり、カシオのセミナーもだい
たい終わりました。仙台、函館、東京の分です。

以前にも書いたけど、書店さんで買ってくださった方には1枚
ずつお礼状を書くことはできません。

でもこの場をお借りして。

数ある本の中から僕の本を選んでくださいまして、本当にあり
がとうございました。心から感謝しております。

また生徒たちに採用してくださっている先生方で、セミナーで
お会いできない方々もおられます。

その先生方にもお礼申し上げます。ありがとうございます。

セミナーにいらっしゃった先生方には葉書きが届きます。いま
しばらくお待ちください。

1枚ずつ気持ちをこめて書かせていただいております。

yabe

それとライフワークになっていますが、ご採用くださった学校
さんを訪問し、直接生徒たちに話す機会を作っております。

講演の予定はトップページに書いておりますが、こんな感じで
うちの学校にも来てほしいというご依頼がありましたら、また
ご連絡いただければ嬉しく思います。

交通費や宿泊費の実費だけで構いません。

何よりも生徒たちが勉強する気持ちになり、主体的に勉強する
お手伝いをさせていただければいいなと思っております。

さて、執筆を頑張ります。お礼状は休憩の折に書かせていただ
いています。どちらも楽しんでやっています。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
トップページの「講演のお知らせ」を更新しました。
12月は大阪でセミナーをやるのと、月末は山形です。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

磐城高校にて

Posted on: 2014年9月15日(月) 0:38

iwaki

夏の終わりに福島県立磐城高等学校に行ってきたのは書いたっけ。
最近はfbもやってるので、どちらに書いてどちらに書いてない
のかわからなくなってしもて。

fbは友達申請してくれた人にしか公開してないから。

沖縄から帰った翌日にいわき市に移動し、磐城高校で高3の生徒
たちに講演や授業を行い、昼から高1に講演と授業を行いました。

前日に先生方と打ち合わせ・・・という名の懇親会。

大爆笑続きの大盛り上がり。人生で最も盛り上がったのではないか
というぐらい盛り上がった懇親会。

磐城高校の先生方はすごい。えらい楽しかった。とてもここには書
けないぐらい楽しかった。感謝しています。

iwaki2

翌日は朝から高3の生徒たちに3時間ほど講演というか授業と
いうか、いわき明星大学をお借りして行いました。

iwaki3

昼からは磐城高校に移動して、体育館で高1生徒を対象にして
お話をさせていただき、その後は希望者に授業もしました。

希望者はえらいたくさん集まってくれて、会場にあふれかえる
ぐらいやった。とてもいい授業になりました。

で、どうして夏休みのことを今頃書いたかというと、生徒たち
からのメッセージを校長先生が送ってくださったからです。

*********************
◎そうか、こんなふうに勉強するから伸びるのかと実感できた。
ユメタンの著者が直接話してくれて、モチベーションが上がり、
これから受験までの生活が楽しみになってきた。

◎自分は英語があまり得意ではなかったが、これまでは機械的
に暗記をやっていて、面白くなかったのが原因だったと思った。
キムタツ先生が指示してくれた方法だと、確かに大変は大変だ
けど、勉強をやらされてるという感覚がなく、楽しかった。

◎もっと早く呼んでほしかったと感じるぐらい充実していた。
キムタツ先生の話はすっと頭に入ってくる。この方法だと英語
だけではなく、地歴や古文なども覚えられる。とても役立った。

********************

全員のメッセージに目を通したましたが、本当に行ってよかった
なぁと思っています。こんなに喜んで貰えるなんて。

20140719_2
(第2回福島高校生無料セミナー:300人も集まった!)

この夏は福島県に12日間いました。

まだまだ復興途上の福島やけど、自分の本や勉強法が若い子たち
のエネルギーになってくれればええなと思っています。

福島を復興させるのは政治家や官僚ではないんやと。それは自分
たちでやるんやという気概を持った若い子たちが出てくればええ
ねんけどな。そういう思いで勉強してくれたらええな。

そういう思いで、12日間、いろんな場所でいろんなことを語らせ
てもらいました。福島、相馬、いわき・・・

これからもしょっちゅう福島には足を運びます。

福島の現状を世界に発信できる程度には英語ができるようになっ
てくれるよう、その手助けをするべく、福島に通い続けます。

福島の皆さん、これからも宜しくお願いいたします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

英文法

Posted on: 2014年9月10日(水) 22:07

yumebun01

高校生からメールを頂きました。英文法が弱いので何とかしたい
とのことです。高3生ということで、かなり切迫感がありました。

まずは知識はどうなのかをチェックしないとダメですね。

四択系の問題でさえも解けないというのであれば、それは知識の
欠如ですから、『一億人の英文法問題集』を早く仕上げよう。

四択ぐらいならできるけど、英作文になると文法的なミスが多い
という「知識を運用できない」タイプであれば、数多く英作文を
やって、知識を知恵に転化しないと間違え続けると思います。

『ユメブン①』か、あるいは旺文社の『実践ロイヤル英作文法』
あたりを早いうちに終わらせることでしょう。

英文法のミスが多い段階で英作文用の問題集をやっても、結局は
ミスをし続けることになると思う。

まずは英文法項目別になっている上記のような英作文の問題集を
しっかりやって、仮定法なら仮定法、不定詞なら不定詞がポイン
トになっているとわかっているなら英作ができる!というレベル
にはしておかないと、赤本やっても意味ないでしょうね。

まとめ!

知識のレベルで止まってるなら『一億人の英文法問題集』あたり
を1週間かそこらで集中してやること。

運用ができていないのであれば『ユメブン①』を使ってくれれば
嬉しいな。

頑張って下さい。応援しています。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
チームキムタツに加入している先生方に向けて
メールマガジンを再開しました。現在は2500名もの
全国の英語の先生方が僕のメーリングリストに加入して
おられます。よかったらお読みください。

 


kimutatsu

沖縄

Posted on: 2014年9月6日(土) 11:05

nishihara1

この夏は福島県に12日間、沖縄県に14日間いました。いずれの
県でもいくつかの学校さんを訪問し、多くの生徒たちや先生方
にお会いしてエネルギーを頂きました。

上の写真は沖縄県立西原高等学校さんを訪問したときのもので、
先生方に「やる気にならない生徒たちの教科指導について」と
いう タイトルで、お話をさせていただきました。

英語の話というよりも、教科指導全体の話です。

沖縄で14日間というと「日焼けしたんでしょうね」と尋ねられ
そうですが、泳いだのは約1時間半ほどだけです。

14日間のうち、13日間は「仕事」をしていました。学校を訪問
したり書店でイベントをやったり。

でも厳密にいえば、仕事とは違いますねん。

仕事というのはPAYMENTが発生するものです。

が、沖縄も福島も、飛行機代もホテル代も自腹で行っていますし、
講演料も頂いていません。(その代わりというてはなんですが、
堅苦しい格好はしません。ラフな格好でやらせてもらってます)

人材を育ててほしいという願いのもと、自分で進んで行っている
だけなので、お金を頂くのは筋違いというものです。

たまに下さるときには打ち上げで全員に奢って使い果たしてしま
うことにしています。それでいいのです。

大事なことは、県内から基地問題や尖閣問題、福島の場合は原発
や放射能の問題を解決する人材が出てくることです。

自分の力が大好きな沖縄や前川君が移り住んだ福島で役立つので
あれば、それは嬉しいことやなと思っています。

沖縄はそれ以外にも興南高校、首里高校、普天間高校、那覇高
校を訪問し、授業や講演をさせていただきました。

この秋から冬にかけて、また興南高校や開邦高校、西原高校を
訪問することになりそうです。

自分の本を使ってくれている学校を訪問し、生徒たちに授業や
講演をさせて頂くのがライフワークになってきています。

著者としては読者と触れ合え、著書にサインをさせていただけ
たり、読者と話ができたりするのは無上の喜びです。

沖縄の生徒たち、先生方、ありがとうございました!

まだお付き合いは始まったばかりですが、これからも毎月のよ
うに行きますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
多くの方々が『なかよし』を買うために書店さんに
走ったそうです。人生で初めて買った!というメッセージも
フェイスブックのほうに頂いています。
僕が言うのもナンですが、ありがとうございます!

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

なかよし

Posted on: 2014年9月4日(木) 21:25

nakayoshi1

前にも書いたと思うのですが、女子小学生や女子中学生が愛読
している『なかよし』の連載がいよいよ始まりました。

吉野先生から「買いましたよ。レジに持っていくのが恥ずかし
かったです。しかもレジが卒業生でした」というケッサクなメ
ールを頂戴しました。ありがとうございました。笑

 

nakayoshi2

僕のイラストに文句ある人もいると思いますけれども、編集担
当の方が撮った写真をもとに漫画家さんが描いてくれたもので、
なるほど、プロにはこう見えるんやなぁ、俺のことがな。

うん、そうやわきっと。

そんなわけで『なかよし』が発売されましたので、英語の勉強
をしたい人と少女漫画を読みたい人は書店へ急ぎましょう!

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
小学生向けに説明するのって意外と難しいものです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

福島、そして沖縄

Posted on: 2014年9月4日(木) 0:14

kimutatsu0145

先月、福島の常円寺さんを会場としてお借りし、福島の高校生
たちによる3日間の合宿をしたのは書いたとおりです。

仕掛け人はふくしま学びのネットワークの事務局長、前川直哉
くんです。彼は灘校を退職し、福島の復興のために尽力してい
るのです。「合宿やりませんか」「やろ!」で決まりました。

ふくしま学びのネットワークの公式ブログが更新されました。
そして合宿の様子が非常にリアルに再現されました。

よかったらお読みください。

http://ameblo.jp/fks-manabi/

英語が使えるようになるためにどういう勉強をすればいいのか、
受験勉強にも通用し、英語が使えるようにもなるための勉強って
どういうプロセスを経るのかを身に付ける合宿でした。

福島の高校生たちがお寺に泊まり込んで、3日間で30時間以上
英語を音読し、喋り続けていました。

あの子たち、どうしてるかなぁ。続けてくれてるかなぁと思い
出しています。

そして実は!

沖縄でもやりましょう!という声が上がり始めています!!!

もしかしたら今年中にも実現するかもしれません。実現したら
またこちらにレポを書いていきますね。

福島で始まったムーブメントが沖縄でも。

原発問題や基地問題を抱える両県だからこそ、世界に向けて
現実やそれに対する想いを、英語で全世界に発信できる生徒を
スーパー英語夢合宿から育てていければと願っています。

そしてこういう形のボランティア活動もあるのだということを
自分の生徒たちに語りかけ、灘校生や卒業生の協力も仰ぎつつ
継続や実現に向けて動いていこうと思っています。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
しかし前川くんの文章は秀逸ですねぇ。勉強になります。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

嵯峨さんとお礼状

Posted on: 2014年9月2日(火) 1:06

kimutatsu0001

なんだかんだ言って、今の自分があるのは嵯峨さんのおかげで、
三宮での美作っていうお好み焼き屋での出会いがなかったら
『東大英語リスニング』も『ユメタン』も生まれてなかったし、
このブログでさえもきっと生まれてなかったはずです。

今は嵯峨さんもアルクとは違う会社に移り、社長としてご活躍
されているのですが、ブログをお始めになりました。

そのブログで僕のことを書いてくださったので、リンクを貼り
つけておきます。よかったらお読みください。

http://www.reallyenglish.co.jp/message/detail9/

嵯峨さんに会うと気持ちが2005年に戻ります。

「木村さん、本出しても売れないかもしれないねぇ。そしたら
リュックに本を入れてさ、二人で1冊ずつ売って歩こうよ」と
言ってくださった嵯峨さんの言葉は忘れません。

演歌歌手みたいに地道にやろうよ。買ってくださった方を大事
に大事にしようよ。メモにお名前を書いてさ。お礼状書こうよ。

1冊目の本を出したのは2005年のことでしたが、世間の人たち
は誰も木村達哉なんて名前は知らなかったわけです。

2005年5月20日のことです。ブログを始めたのも同年です。

SMAPのキムタクの偽物なんて言われたりしました。

売れへんやろうなとは思いましたが、それでもリュックサック
に本を何冊か入れて、北海道から沖縄まで歩こうと本気で思っ
ていました。買ってくださる人を大事にすれば、そのうちに
100冊ぐらいは売れるんじゃないかなぁと思っていました。

kisohen
(生まれて初めて出した本です。今は表紙が変わりました)

それから9年が過ぎました。

今では実に多くの受験生が僕の本を使ってくださっているので
僕の名前はあちこちに出ていますが、嵯峨さんの教えを忘れる
ことなく、初心を忘れることなく、謙虚に取り組んでいます。

夏にお会いした先生方の中で、僕の本を使ってくださっている
という方々にお礼状を書き始めました。

郵便局に行って、葉書きを500枚買ってきました。

著作が45冊ありますので、多くの先生方が様々な本をご自分の
学校で生徒さん向けに採用してくださっています。

何とか今月中にお礼状を出せるよう、1枚ずつ書いていきます。
感謝の気持ちを込めて、機械的なコメントにならないように、
買って下さっている本を確認しながら書いていっています。

こんなにもたくさんある本の中から僕の本を選んでくださると
いうのは、本当にありがたいことです。感謝感謝です。

嵯峨さんとの約束を忘れずに、これからもずっとこのお礼状は
続けていきます。著者としての姿勢を忘れず続けていきます。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
生徒たちは担当の先生方の想いと著者である僕の想いを
理解した上で、大切に使ってくれれば嬉しい。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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