KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

kimutatsu

最近強く思ってること

Posted on: 2012年12月6日(木) 13:13

 

 

 

 

 

 

 
仙台セミナーでの佐藤先生の講演。この懇切丁寧な説明と物腰の柔
かさには定評がある佐藤先生は『ユメブン』を使って講演された。

 

 

 

 

 

 

 
鈴木先生の講演。山形スピークアウト方式の実践報告が中心で、生徒
たちが英語で喋る様子を動画で紹介しながら行っておられた。

 

 

 

 

 

 

  
これは仙台白百合学園の亀谷先生の講演。『ユメタン』の使用事例を実
際に授業形式で行っておられた。

 

 

 

 

 

 

 
そしてこれが僕の講演。それがさ、写真をみるとオーディエンスが爆笑
してるのしかなくて、これがまだ一番まともな感じなのです。

鈴木先生と亀谷先生、山形の山口先生、福島の木村先生、仙台の新
田先生、秋田の草階先生からお礼のメールを頂戴し、山形の松木先生
からはお葉書きを頂戴した。こういうのは嬉しい。

こちらこそありがとうございました。東北、今年は何回行ってんやろ。

お陰で東北にも友達がたくさんできて嬉しく思っています。

おおきにありがとうございました。

今週末は大阪、来週は横浜、翌日が博多でセミナーを行います。
大阪が162名、横浜が100名、博多が61名の方々がご参加される。

博多は定員が30名だったのを急遽増やしたそうで、私学教育振興会
の方々には会場の件などご迷惑をおかけし、すみませんでした。

多くの方々とお逢いするのは何より楽しみ。

しかしあれやね、講演やセミナーでアウトプットばかりしていてもダメで、
僕こそしっかりと英語の勉強をせんとあかんね。

昔と違ってiPodひとつあれば英語の勉強ができるのはありがたいよね。
毎日英語を聞きながら、何時間も楽しんで勉強してる。

聞いてるだけではダメなので、相変わらず知らないことをひたすら覚えて、
覚えてはどんどんアウトプットしてる。要するに生徒たちと同じ。
 

 

 

 

 

 

 

 
逆に言えばiPodを学校に持っていくのを禁止している学校とそうでない
学校では、例えばリスニング力の伸びは格段に違ってくるはずやなぁ。

文科省もさ、指導のメソッドばかりに目を向けるんじゃなくて、ハード面の
ことも考えて学校を指導すればいいのに。

文科省のエライ人たち、その点しっかり頼むわ。

日本人がもっと英語できるようにならないと経済界、産業界も大変やな。
ってことは財務省はもっと文科省にプレッシャーかけたほうがいいねぇ。

でもプレッシャーかけた挙句がオールイングリッシュでの授業なんて噴
飯モノ。一部の進学校ではできるけど、全体を考えれば無理に決まって
るやん。英語がますますできなくなったら文科省はどう責任取るんやろ。

10年前の英語シーンとは全く違う現在の社会的ニーズを考えて指導を
行うことが重要で、オールイングリッシュもいいけど、それ以前にちゃんと
考えないとあかんことが山積してるってのに。

だいたいオールイングリッシュで授業したって力が伸びるわけではない
なんてことをどうしてわからないのか、本当に不思議や。

文科省の人たち、エライはずなのに。

 
 

 

  

 

 

 

 
最近はいろんな都道府県の教育委員会の人たちが僕のセミナーにご
参加されて、「これだけ英語で授業できると力がつきますね」と仰る。

でしょ?

生徒たちは英語をひたすら使ってる。でも必ずしもオールイングリッシ
ュというわけではない。母国語を使うべきところはちゃんと使う。

今の学校、今の英語の授業がかかえてる問題ってのは、全て英語で
授業をしたから解消されるってもんじゃないんよね。

もっと普通に考えればわかることをしっかり整理して、授業サンプルを
ある程度は確立しないと、現場の先生方は混乱するだけや。

今の文科省が作った授業サンプルでは全くあきませんわ。

とはいえ、現場の教員もオールイングリッシュで授業できる程度には
ちゃんと自分の勉強をしないとあかんと、僕は思う。

オールイングリッシュで授業をやるかどうかは別として。

その程度には英語のプロとして努力をしないとあかん。忙しさを理由
にしとったらあかんと思うなぁ。

というわけで、文科省の人たち、しっかり頼むわ。
特にEnglish Departmentの人たち、たいていの人たちは優秀なはず
なので、本当にちゃんと考えてほしいな。

僕は少なくとも国公立大学の全ての学部、全ての学科や専攻の授業
はオールイングリッシュで行うべきやと思う。

そうしないとグローバル人材は作れない。

そして高校ではそのために何をすべきかを考えて、しかるべき準備を
するし、中学や小学校ではその前段階として必要な教育をやる。

大学入試はリスニングとスピーキングをベースにしたシステムを構築。
英語で授業をするのだから、それに耐えうる人でないと合格させない。

そういった、言うならば小中高大接続のプランをパラダイムとして確立
する。

コペルニクス的転回なんて要らない。経済界、産業界のニーズをベー
スにすれば、全部見えてくると思う。

そしてそれを整理するのが文科省の仕事ではないかと。

文科省にはおおいに期待してるし、これ以上英語ができない日本人を
増やすべきではない。

僕のメソッドが役に立てばこんなに嬉しいことはない。
そして僕のメソッドの方向性は文科省が目指している方向とほとんど変
わらないものだと確信してる。

日本人はもっと英語ができるようになる。そうしたらもっとこの国は伸びる。

 
今日も僕のブログにおいでくださってありがとうございました。
チームキムタツの先生方の数が2000人近くになりました。
さすがに全国の英語の先生がこれだけ集まると面白いことが
できそうな気がしますね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

仙台にて

Posted on: 2012年12月4日(火) 0:01

 

 

 

 

 

 

 
仙台でセミナーを行いました。アルク主催です。70名弱の先生方が参
加され、会場は後ろまでいっぱいになりました。

第一部は佐藤仁志先生(駒場東邦中・高)
第二部は鈴木加奈子先生(山形県立鶴岡中央高)
第三部は亀谷朋広先生(仙台白百合学園中・高)
第四部が木村でした。

佐藤先生は『ユメブン』の著者でもあるので、文法の指導についてを中
心にすえて話をされました。とてもいいプレゼンでした。

鈴木先生は山形スピークアウト方式の実践報告をされました。英語で
発信できる生徒の育成を目指してというサブタイが付いていました。

僕の授業と非常に似ているなと思いながら聞いていました。

亀谷先生は『ユメタン』の活用事例と学習の成果について発表なさい
ました。実際の授業を再現されていて、参考になりました。

僕はというと、なにせ2時間しかなかったので速く進める予定でしたが
まぁいつもどおり延長して、矢部君をソワソワさせてしまいましたがな。

矢部っち、ごめんね。

ちなみに上の写真は懇親会のときに撮影したものです。右から鈴木先
生、草階先生(秋田)、木村、そして山形の宇田先生です。

他にも写真はあるねんけど、なにせ全部懇親会の写真でさ。

矢部君からセミナーの写真が送られてきたらアップすることにします。

2月に柴原先生たちと一緒にチャリティーセミナーをやってから、もう何
回も仙台にお邪魔しています。

おかげでどんどん友達が増えてきました。

今回も宮城だけでなく、福島や山形や秋田、もっと言えば東京や石川
からもたくさんの先生方が参加されました。感謝しております。

あとは参加された先生方にそれぞれの話の内容をカスタマイズしてい
ただかねばなりません。自分の学校や生徒たちに合わせて。

また疑問などが生じたらいつでもご連絡ください。

翌日は仙台駅で矢部君と寿司を食って帰りました。かなり美味かった。
また東北に参ります。次は山形でやるのもいいな。

参加された全ての先生方にお礼申し上げます。

本当にありがとうございました。また次にお逢いするのを楽しみにして
おります。

 
今日も僕のブログにおいでくださってありがとうございました。
8日は大阪でセミナーですが、なんと160名もいらっしゃるらしい。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

戻ってきましてん

Posted on: 2012年12月2日(日) 18:39

 

 

 

 

 

 

 

 

 
東北から戻ってきました。また今回も多くの先生方から刺激を頂きまし
た。特に山形の先生方が懇親会にたくさんいらっしゃいまして。

いつもの松木先生に加え、鈴木先生、山口先生、高橋先生、宇田先生
など、たくさんの先生方と夜遅くまで語り合いました。

感謝感謝。

まずは名刺交換させていただいた先生にお礼状を出そう。

授業は水曜日で終わり、期末考査に入ります。期末が終わればすぐ
冬休み。そして三学期は英作文を中心とした授業をします。

ただしせっかく作った英語の耳を衰えさせるのは勿体無すぎる。

なので『東大英語リスニングBASIC』を全員に買ってもらって少しレベ
ルの高い文章を聞いてもらおうと思っています。

すでに『東大英語リスニング』をやってるという生徒もいるみたいやけど
だいたいセンター試験は44~50点取れるんやから焦らんでもよろし。

それよりも正確に聞きとれる耳を長い時間かけて熟成すべきです。

授業では20分リスニング、30分英作文ぐらいのレートで授業をしようと
思っています。具体的には冬休みにじっくり考えるとしましょう。

また仙台での様子については書きます。

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
島根の小林先生、福岡の富永先生、三重の田中先生、名古屋の
伊藤先生、福島の小桧山先生、宮城の横尾先生、葉書きをありが
とうございました。木村はとっても嬉しかったです。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

関学

Posted on: 2012年12月2日(日) 10:02

 

 

 

 

 

  

  

 

 
先日、野球部の五私学大会で関西学院に行ってきました。

試合はあっさりと六甲に負けたのですが、その後すこし時間があっ
たので、関学のなかをうろうろしておりました。

上ヶ原はお世話になった竹久やイタリアンといった店が姿を消して
いましたが、東京庵は残っていました。

トンキンアン。懐かしい。

埼玉の大森に上の写真を送ったら「お前、関学にいるの?」と返信
が。

当時のバンド仲間とはなかなか会えないけど、関学を散歩している
と当時の思い出がよみがえってきます。

関学に入学してからちょうど30年が過ぎましたが、自分が通った大
学の近くで生活できているのはもしかしたら幸せなことかもしれんね。

試合や大会の関係でしか関学には行かないけど。

親元を離れて生活して本当によかったと、今になれば思います。

だから生徒たちにも大学の4年や6年ぐらいは親元を離れたほうがい
いよと言っています。そのほうが心が早く独立します。

日々のルーチンに追われるばかりですが、たまには自分が学んだ場
所に戻るのもいいですね。癒されます。

あぁ、だからか。灘の卒業生がしょっちゅう職員室に顔を見せるのは。

あいつらもなんだかんだ言いながらきっと闘ってるんやな。

 
今日も僕のブログにおいでくださってありがとうございました。
いま、仙台にいますが、かなり寒いです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

はじめての英文速読

Posted on: 2012年11月30日(金) 9:32

 

 

 

 

 

 

 

 

 
そういえば大阪の金蘭会の宿口先生からメールをいただいてたなぁと
思って、スマホをスクロールしてたら、おぉ、あったあった。

返信はしてるな。よかった。

*******************

テスト後の授業で、『はじめての英文速読』を使いました。
水曜日に発注して金曜日には到着という速さでした。

今日は90分枠の授業だったので、はじめのストラテジー
を一緒にやりました。柴犬のとこ。
ストップウォッチを前に映して5回の速読は、どんどんタイ
ムが縮まるので嬉しそうでした。

ここで生徒が(職員室に)来たので伝言です。

打倒!キムタツ!いつか倒してみせる!

木村先生の教材を使う以上、頑張らないと!ということら
しいです。近いうちに様子を見にきてください。

*********************

金蘭会高校は大阪駅から近いので、よし、じゃあ打倒されに行ってや
ろうじゃないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
おかげさまで『はじめての英文速読』が好評なんだそうです。

ありがとうございます。

この本は速読のスキルもそうですが、復習をしっかりして音読につぐ音
読を繰り返し、暗唱までいってもらいたいと願っています。

ここに載っているぐらいの簡単な文章ならば、日本語を見たらスラスラ
と英語が口をついて出てくるぐらいにしてもらいたい。

そうすれば英語の基礎力が身につくのみならず、きっと・・・

①今後も行うであろう英文の速読の方法がわかる。
②英語の読解の復習方法がわかる。
③なにより英語の基本的勉強法が体感できる。

というside effectsがあります。特に英語の文章の復習方法がわから
ないという人は、この冬休みにでも1冊潰してみてはどうでしょう。

CD付きで900円(+税)というスーパー大盤振る舞い。
旺文社、どうしたんや、えらい安いなこれ。

ピーターセン先生のオリジナルの文章が相変わらず好評で、音読→暗
唱にはぴったりだと思います。

僕が中3か高1の担任だったら冬休みの宿題にして、暗唱までやらせ、
三学期の授業で1つずつ暗写をさせるんですが。

というわけで、宿口先生、いつもありがとうございます。
生徒たちに突然訪問してやるから、しっかり暗唱しとけと伝えて下さい。

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございます。
お天気がよくて、巡回日和やなぁ。生徒指導部の巡回。

 


kimutatsu

Welcome to our world!!!

Posted on: 2012年11月30日(金) 0:04

  

 

 

 

 

 

 
広島にある修道高校といえば、日本で最も歴史がある学校の1つです。
なんと280年の歴史を有する、藩校を起源とする学校です。

校則らしい校則がなく、その点では灘に近い。

広島医師会の6人に1人が修道の卒業生で、企業の社長の出身校調
査では西日本ランキング1位になっている学校です。

広島のセミナーがあるときはとてつもなくお世話になっていまして。

上田先生や皆戸先生など、友達がたくさんいます。

そして『ユメタン』を使ってくださっています。本当に嬉しく思っています。
『ユメタン』を採用することにしましたと言われたときは、びっくりしてしま
ってねぇ。あの修道で・・・と広島の飲み屋で恐縮したものです。

その修道の英語科、寺野先生からメールを頂戴し、11月28日に可愛
い女の子が産まれましたと。

おめでとう!\( ^o^ )/

高木君やふうかちゃんのときのように「飲み方を教えてやろう!」ってな
わけにはいかんが、しかしナンなら教えてやろう!

西山君やジューゴー、高木君や山田君(ベ)、北野君(啓)などのダメダ
メな連中に、上田さんや皆戸さんといったマトモな人たちも加えてガンガ
ン飲みに連れてってやろうじゃないか。なぁ、みんな!

それはともかく、この世へようこそ。とてもいい世界です。そしてとっても
いい国です。

本をたくさん読んで、人の話をいっぱい聞いて、素敵な女性になってくだ
さい。また機会があれば逢いましょう!

千尋ちゃん、連絡ありがとう。子育て、頑張ってね。

 
今日も僕のブログを覗いてくださいましてありがとうございました。
広島の先生って博多の人たちと同じ匂いがするのは気のせいかなぁ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

名古屋でセミナーをやりました

Posted on: 2012年11月29日(木) 23:42

 

 

 

 

 

 

 
先日、名古屋でセミナーを行いました。いつもの名城大学附属高校を
お借りして。坂先生をはじめ、多くの先生方にお世話になりました。

第1部が伊藤智先生(一宮高)。
第2部が田中寿和先生(三重中・高)。
そして第3部が木村でした。

 

 

 

 

 

 

 
写真が矢部君から送られてきたらアップしようかと思ってたんやけどね。
多忙な矢部君からは送られてこないので、先に記事にだけしとこう。

なにせ僕のカメラは小さいデジカメなので、望遠にするとピンボケになる。
やっぱ一眼レフを買わないとあかんね。

というわけで、伊藤先生、田中先生、矢部君からの写真をお待ち下さい。
 

 

 

 

 

 

 

 
結局のところ、伊藤先生も田中先生も、そしてもちろん僕も、ちゃあんと
「使える英語力」を授業で育ててやろうぜという内容でした。

事前に決まっていたもうひとりの講師の先生がご家庭の事情でできな
くなってしまったので、急遽僕が3時間することになりました。

が、4時間弱やりました。ま、いつもどおり。

アンケート結果は僕らは知らされないので、どういう評価だったのか知
らないけど、個人的にお願いしている出席カードのコメント欄には、たく
さんの「ありがとう」が並んでいました。

いえいえ、こちらこそありがとうございました。

またよかったら僕の方法、僕の本、僕の想いを活用してみてください。

そして生徒たちの英語力をどんどん伸ばしてやってください。

最近、ユメタンのユーザーの先生方から「模試の成績が半端なく伸び
た」という連絡を頂戴して嬉しく思っています。

それはきっとその先生の「伝える力」であったり「カスタマイズする力」
などが優れているのだと僕は思ってるのです。

伊藤先生も田中先生も僕も、それぞれが紹介したメソッドや使ってる本
などはあくまでも自分の実績というか例なので、今度は目の前の生徒
たちのために上手くカスタマイズするのが参加者の責任なのです。

上手くカスタマイズできてはじめて「セミナーに出てよかった」とおもえる
のではないでしょうか。

いずれにせよ、参加された先生方はかなり熱心な先生方なので、十分
期待できると思うし、今回のセミナーが東海地区の先生方の、そして言
うまでもなく、生徒たちの力になることを願っています。

伊藤先生、田中先生、そして参加された先生方、会場を貸して下さった
名城大学附属高校の先生方、本当にありがとうございました。

またこれからもお付き合いを宜しくお願いいたします。

 
今日も僕のブログにおいでくださってありがとうございました。
飛騨高山にある斐太高校からも参加されていました。
四国の先生や関西の先生、東京の先生も参加されていました。
皆さん、本当に熱心ですね。僕こそ刺激を頂戴しています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

Change

Posted on: 2012年11月29日(木) 18:19

 

 

 

 

 

 

 
この1年は内田樹先生や茂木健一郎先生と知り合えて本当に面白か
ったけど、今まで著名な人と出逢ってきて最もインスパイアされたのが
安河内哲也先生です。

マーク・ピーターセン先生も別の意味でインスピレーションをもらったが。

安河内哲ちゃんのパワーはとんでもない。

僕なんかは彼の足下にも及ばない。

さっきも哲ちゃんと電話で話をしてたんやけど、僕も哲ちゃんもウワーと
喋って、「こういう資料送るから」「おぉ、頼むわ」「こういう雑誌で対談で
もしない?」「いいねぇ!」なんて感じで話が飛びながら進む。

英語教育の中核、特に公教育に影響を及ぼす立場にいて、頑張って
もらえたらいいなと思う。

 

 

 

 

 

 

 
未だに京大型の古臭い入試しか作れない大学に喝を入れることができ
るのは、我々現場の人間だと思ってる。

京大、お前、その程度の問題しか作れなくて恥ずかしくないのかよと。

さらに大学の先生方にもうちょっとまともな英語の問題を作ってもらえん
のでしょうかと言えるのも、中学や高校の現場の教員だと思ってる。

大学の先生方も忙しいんだろうけど、高校の教員向けに指導法なんか
のセミナーなんてやらなくていいから、大学の入試そのものをなんとか
してもらいたいと強く願ってる。

オールイングリッシュで授業をしたとしても、あの入試じゃオールイング
リッシュで授業した甲斐がないわ。

穴埋めだの四択だの下線部訳だの。

大学入試が変われば高校や中学の授業は変わらざるを得ない。

今のままじゃ俺たちがいくら「英語が使えるように」と生徒たちに訴えか
けたとしても、目の前の大学入試を小目標にしてる生徒や親にとっては
「そうは言っても・・・」ということになろう。

その気持ちは痛いほどわかる。

灘のように入試にはあまり目が行ってなくて、大学に入ってからのことを
すでに考えている生徒ならばリスニングやスピーキングも勉強するけど、
余裕のない生徒たちはどうしても入試を目指して英語の勉強をする。

だから大学の先生方にこそ、作問技術を磨いてもらって、日本人の英語
力がどんどんつくような問題を出してもらえれば嬉しい。

というような話を、いつも哲ちゃんとはしてるんやけど、なかなか日本の
英語教育はこの20年ぐらい変わらなくてね。

センター試験にリスニングが入った変化ぐらいで。それも2回も流れる。
実際の英語使用シーンには全くそぐわないリスニング。

これから日本社会がますます変わって英語のニーズはどんどん増す。

そのなかで「日本の子供たちの英語力じゃ戦力にならないから、韓国
や中国から人材を採用するか」ってことになったら、どういうことになる
んやろうね。実際、もうそういう動きはかなり進んでるけどさ。

海外の人材を採用することを覚えた企業。

おかげで日本は、少子化が進んでるのに就職難らしい。

母体が少なければ就職しやすくなるはずなのに。要は戦力が少ないっ
てことや。大学の名前がどこであれ、即戦力となる学生が増えれば。

そのためには大学こそ、グローバル人材を求めた変化を。

大学の授業は全て英語で。入試はリスニングの配点をせめて半分に。

そうすれば俺たちも英語の授業を変えざるを得なくなる。

そうすれば日本人はきっと東大ではなく、ハーバードやイェールに目を
向け始めるやろうし、オクスフォードに目を向け始めるやろう。

そうなったときこそ、文字通りのグローバル化と言えるのではないか。

よく中学や高校の授業を受けたのに英語が話せないといわれますが
大学も含めて10年間も英語をやるのです。

なのに東大を出てもあまりちゃんと英語が話せないという現状を我々
はしっかりと認識して、中高大がそろって変わらねばならないのです。

僕の本は今までの単語集や今までの読解問題集とは違います。

『国立大学入試リーディング』には構造分析の記号を入れませんでし
た。『ユメタン』や『ユメジュク』はCDを使って学習してほしいと書きま
した。編集者の希望がなければ、スラッシュを引きませんでした。

全て「英語を使える日本人であってほしい」という、僕なりのメッセー
ジなのです。理解してもらえれば本当に嬉しいなと思います。

 
今日も僕のブログを覗いてくださってありがとうございました。
明日は生徒指導の仕事で三宮を巡回します。寒いけど頑張ろう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

仙台に行ってきまして

Posted on: 2012年11月28日(水) 17:53

 

 

 

 

 

 

 
先日またしても仙台に行ってきました。仙台南高校の大野先生に頼ま
れて、授業というか講演というかをやってきました。

単語を覚える際には必ずCDをかけながら覚え、音ごと覚えること。
クイックレスポンスにこだわること。
リスニングもリーディングも復習を大事にすること。

というような話をし、実際に効果的な復習の方法について説明しました。

生徒たちは一生懸命に単語を覚え、一生懸命に音読していました。

音読もね、なんか流行りみたいになっていて、2回や3回声に出して読
んだりする人もいるんやろうけど、それじゃあ力が付かんわ。

20回も30回もやるからこそ力が付く。

問題は目的意識を持って、楽しみながらやれるかどうかやなぁ。

できれば先生方が授業中にゲームを行いながらやればいいと思う。

夜はまた上の写真のとおりな感じでした。風邪をひいていた僕はもう
アルコールは飲まないつもりやったのですが・・・

まぁ、ええわな。

今週末も仙台に行ってきます。仙台駅前でセミナーを行います。
宮城県だけでなく、秋田や山形からも先生方がお集まりなんだそうで、
お会いするのを楽しみにしております。

今回は体調万全なので、駒場東邦の佐藤くんともども懇親会ごと楽し
みたいと思っています。

 
今日も僕のブログを覗いてくださってありがとうございました。
岡山の藤原先生、広島の上田先生、手書きの葉書きをあり
がとうございました。とても嬉しいです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

絵葉書き

Posted on: 2012年11月26日(月) 18:56

 

 

 

 

 

 

 
広島のセミナーに来てくださった小林先生、枝川先生、近藤先生から
お礼状の返事を頂戴した。こういうのはホントに嬉しい。

また山形の宇田先生からもお手紙を頂戴し、12月1日の仙台セミナ
ーにご参加いただけるとのこと。宇田先生、ありがとうございます。

それから週末に岡山でお会いした三村先生からも葉書きをいただいた。

毎日誰かに葉書きを書いてる僕。

そして毎日誰かからお葉書きやお手紙を頂戴します。

誰かと手紙や葉書きをやり取りするのって、関係が深化していくように
思うなぁ。

今さらながら、大切な人には手紙や葉書きを書きなさいと言って育てて
くれた母に感謝してる。

当時はメールなんかなかった。電話も黒いダイヤル式のが家に1台あ
っただけで、電話しようと思ったら家族の誰かに話を聞かれてた。

だから思いを伝えようと思ったら手紙か葉書きか電報しかなかった。

ラブレターというファンタスティックなものが存在したのは、メールが普
及する前のことで、だからミック・ジャガーのラブレターが見つかったと
言うと大騒ぎになって、コメンテーターが「今じゃラブレターはなくなって
しまいましたね」とコメントしてる。

僕は幸いにして、かなり聞き分けの良い人間で、いまだに母の教えを
忠実に守ってる。

絵葉書き代がバカにならないから、自分で葉書きを作りまして。
ユメタンクリアファイルと同じ柄ので、矢部君がデザインしてくれた。
それが一番上にアップした画像です。

これなら1枚の単価が30円ぐらいで済む。

また啓林館の前田部長はじめ多くの方々が旅行先や出張先で買って
きた絵葉書きをお土産としてくださる。これまたとても嬉しい。

前田さん、いつもありがとう。

手書きの絵葉書き、喜んでもらえればいいなと思って、いろんな人に書
いているのです。

 
今日も僕のブログにおいでくださってありがとうございました。
思い出した時にでも返事を頂けると木村はかなり喜びます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

ACCESS COUNTER

Total 39402891 Hits!

▲PAGE TOP