KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2009年11月4日

kimutatsu

応援セミナー、お疲れ様でした

Posted on: 2009年11月4日(水) 9:53

アルクのセミナーにて

日曜日にアルクの地下ホールで英語の先生を応援するセミナーが開かれ
まして、満席。100名の定員があっという間に埋まりました。

参加された先生方、お疲れ様でした。

終わってから一緒に講演をした和田玲先生、佐藤仁志先生らと打ち上げ
を行いまして、そこにも多くの先生方がご参加されました。

先生方と喋っていたのですが・・・

やはり「これがS、これがV、これがO、先行詞がこれで・・・」というタイプの
読解授業では、英語の力がつかないということですね。

大昔からそういう構造分析がメインの授業や、問題集解説が行われてきて
逆にそういう解説がないと不安に感じる生徒さえいるというのが現状。

ところがそういうのでは、もう速読力も深い読解力も身につかないというこ
とがわかっているのに、そういう解説をすると楽なので、いまだに続いてる
というのも現状ではないかと思うのです。

その現状を変化させるのには勇気が必要です。

教員や予備校の講師が「これがS、これがV」なんてやるから、生徒たちも
試験会場で長文を解くときにそういう読み方をしてしまうのです。

われわれが止めればいいのではないかと。

もっと読解素材のコンテンツの深いところまで解説を加えることによって、
読解力はおのずからアップするのです。

国語の教員が現代文の教科書を読む際に「これがSでこれがV」なんてや
らないし、古文でもやらない。英語だけがやるのです。

僕も以前はやっていましたが、今はやらない。

訳読式の予習も不必要だと思っています。英語を英語のまま吸収する授業
こそが英語の授業ではないかと思っています。

詳細はまた書きますね。

とりあえず参加された先生方、お疲れ様でした。ありがとうございました。

それと・・・

12月20日に和田玲先生が開催される授業セミナーが面白そうなのです。
というわけで、僕も授業力をアップさせたいので、参加しようと思いまして。

和田さんやアルクさんから「ご招待します」と言われたのですが、前からも
言っているとおり、こういうのは自腹切って参加するからいいのです。

本と一緒で財布から金を出して勉強しないと身につかない。

僕もいま以上に授業力をアップさせたいのです。だから参加しようと思う。
和田玲先生、よろしくお願いいたします。

 

(追記)この上の写真のあとに悲劇が襲いました。それも後で書きます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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