いまイギリスへ行っている函館白百合学園の生徒さんたちです。日本を出る時
に佐々木先生からメールが来て「ユメタンも連れていきます」と。
嬉しいなぁ・・・どうしてみんなこう気持ちのいい連中なんだろう。
さて、本校の生徒たちですが、中3の9月に始めた『ユメタン①』を7周しました。
そしてこの2月末日に7周目の最後のテストが終わりました。
高校から入った生徒たちは3周しかできなかったけど、よく頑張ったのではない
かと思います。ファイナルチェックをしたら、みなよく頑張ってた。
ファイナルチェック・・・『ユメタン①』をどこまで覚えてるか、最終的にチェックした
のです。2月に。5回に分けて。
2月 1日 1 ~ 200番
2月 8日 201 ~ 400番
2月15日 401 ~ 600番
2月22日 601 ~ 800番
2月29日 801 ~1000番
普段の試験だと範囲が100個あったとして、出題するのは30題ぐらいなので
すが、今回のは範囲の単語を全て出題します。
テストメーカーで作ったフレーズの穴埋め形式にして200題出します。
生徒は勉強してきて受けてもいいし、全く勉強しないで素の状態で受けてもい
いわけで、今回のは「どれだけ覚えてるかチェック」なので、再テストもなし。
集計して優秀者を貼り出したのですが、全体の平均点は1000点満点の930
点でした。ほとんどの生徒たちが9割以上あって、極めてよくできていました。
最高点は1000点が1人。950点をとってもベスト30には入れない結果となり、
彼らが極めてよく努力したことを如実に表す結果となりました。
この期末考査から『ユメタン②』(国公立大二次レベル)に入ります。
最後の授業で「今日は単語の授業をやります」と言って、もう一度単語の覚え
方というか、単語の学習法についての講義を行いました。
発音記号を覚えるのは大事やけど、何よりCDを聞いて単語を覚えようとしなけ
れば、つまり発音記号だけで判断して発声してしまうと、その自分なりの発音
がリスニング力を伸びなくする原因を作る可能性があるので止めてくれ。
したがって必ずCDを聞いて覚えてほしいと訴えました。
それとスピーキングや英作文にとって大事な「クイックレスポンス」です。これも
『ユメタン』はクイックレスポンスの練習を自分でできるようにしてあるので、CD
を使ってクイックレスポンスを繰り返すように訴えました。
そして『ユメタン②』を使って、セミナーでやってるみたいにして、みんなでクイッ
クレスポンスの練習をしました。
他にも大事なことを2点伝えておきました。
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『ユメタン①』を大事にしてほしい。あれ、忘れてるなと思ったら『ユメタン①』に
戻ってほしい。だからその本は大事に取っておいてもらいたい。
他の人に比べて自分はまだ定着していないなと思ったら、春休みの間に必ず
『ユメタン①』を頑張ってほしい。授業は『ユメタン②』に進むけど、それはあくま
でも全体のペースであって、自分はまだだと感じたら①に留まる勇気を持とう。
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高校2年生の間に『ユメタン②』を徹底的に覚えてもらい、フレーズまで含めて
クイックレスポンスができるようにしてやろうと思っています。
そうすれば受験レベルなら難なく解けるようになります。
高3はもうやることがないので、スピーキングの力をもっともっと伸ばそうと思っ
ています。今はまだ彼らはリスニング(受信)の域を出ていないので。
でもなんだかんだ言っても受験のことは気になると思うので、それは高2まで
で終わらせてあげて、高3はさらに上を目指して頑張ってもらおうと。
僕のほうは指導計画(シラバス)を再構築して、4月11日の授業に備えようと
思っていますが、高1までは全く問題ないどころか順調すぎて怖いぐらいです。
自分で言うのもナンですが、『ユメタン』を作って本当によかったと思っています。
なにより使うサイドが納得して使うことが大事ですから、他のユーザーさんたち
も、僕と同じように『ユメタン』を、CDを、うまく活用して、単語力とリスニング力と
英作文力を同時にアップさせてくれればいいなと願っています。
今日も僕のブログに来てくださって、ありがとうございました。
『ユメタン』ファイナルチェックの結果にホッとしております。