KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2012年3月16日

kimutatsu

仙台の先生からの手紙を読んで

Posted on: 2012年3月16日(金) 22:18

 

 

 

 

 

 

 
東北の先生方にお礼状を書いているのですが、1枚ずつ手書きで書いている
ものですから、なかなか進みません。

こういうものは半年後に届いても「なんじゃそりゃ?」な感じになるはずですか
ら、ある程度のスピードは大事なんでしょうが、まぁしかし気持ちを込めないで
お礼状だけ数を書いても意味がないので、じっくり書いております。

今日、仙台白百合学園高等学校の先生からとっても丁寧なお手紙を頂戴して、
1年経ったとか節目だとか言っているのは被災地以外の人間の発想であって、
1年経ったからこそ苦しんでおられる方だっておられることに気付かされました。

テレビのスクリーンではあのときの様子が情け容赦なく流れています。

確かに忘れないことは大事ですし、後世に伝えることだって大事なことですが、
現在進行形で苦しんでおられる方々もたくさんおられるということを忘れるべき
ではありませんね。

テレビで津波のシーンが流れるときに「気分が悪くなる方はご注意下さい」とい
ったテロップが流れたりします。

だけどこれは取りようによっては、気分が悪くなるようなら見るなとも取れるわけ
でして、そういう悪意がテレビ側にはないとしても、傷つく人だっていらっしゃると
いうことは念頭に置いておくべきなのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 
で、僕にできることですが・・・

やはり自分には英語の指導法や勉強法を伝えることしかできませんので、押し
付けにならないように気をつけながら、もしリクエストがあるなら、東北に足を運
ばせていただこうかなと思っています。

善意の押し付けにならないように。

こちらから「行きます」と言っても、行事予定もあるでしょうし、普通の授業計画が
狂ってしまうようでは何をしてるこっちゃわからんですからね。

あくまでも「リクエストがあるなら」ということにしておこうと思っています。

幸いにして仙台白百合学園の先生のお手紙には「もう一度仙台に来ていただい
て、2月18日にお話を聞くことのできなかった者にも先生からお話をうかがう機
会を作りたいという話が出ております」と書かれてありました。

ありがたい。

もしこうしたお話があれば、また手弁当下げて飛んでいきたいと思っています。
たぶん西山先生や十督先生も一緒に行きたがるやろう。

我々の話が東北の先生方の、ひいては東北の生徒たちのエネルギーとなれば。

本校は実質的に今日の午後から春休みとなりました。4月からの行動計画の重
要な柱として、また東北で話をすることを盛り込むつもりです。

あれから時間が経った今だからこそ大事なことがあります。東北の先生方と連絡
を取りながら、「こういうことがしたい」とか「時期を見てやろう」とかいった頭の中だ
けの計画ではなく、しっかり行動に移していこうと思っております。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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