KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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I Went to Radley College.

Posted on: 2018年7月25日(水) 12:49

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僕はロンドンはアールズコートにあるイビスホテルにいますが
生徒たちはロンドンから電車で1時間ほど離れた場所にいます。

ラドリーはオクスフォード駅の隣にある街で、かなり美しい。

ラドリーカレッジは非常に大きくて、本当に素晴らしい環境です。

そこに35名がいます。

そしてウィンチェスターに20名。こちらはラドリーほど大きく
ないのです。どちらかといえばこじんまりしています。

ラドリーよりも少しだけ高度な内容になっています。

昨日は生徒たちに会いに行ってきました。

オイスターカードを買わないとバスにも地下鉄にも乗れないので
まずは駅で購入しました。Pitapaみたいなものです。

以前は現金での支払いができたんですけどね。

それと紙幣もコインも変わったので、7年前のお金は使えません。
どうせ次また行くからと思って、そのまま持っていたのですが
使えなくなりました。イギリス、ころころお金を変えるなよ。

さて、地下鉄でパディントン駅まで行き、国鉄に乗ります。

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パディントン、でかい!どこでチケットを買えばいいのやら
わからずにウロウロ。自販機でもよかったのですが、英語を
話したかったのでチケットカウンターまで。

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駅の構内では犬を連れている人たちもかなり多く、そのまま
電車に平気で乗り込みます。

表示を見て、間違えないように電車に乗りました。

国鉄の電車、映画に出てくるような長い電車です。何両ある?

ところがいっぱいで座れなかったのでファーストクラスへ。

追加料金を払えばかなり快適に移動できます。
(帰りはすいていたので一般車両に座りました。)

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さて、オクスフォード駅に到着。ここからは車で移動です。

到着したら美しいラドリーの風景が広がっていました。

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お!あの赤いTシャツはH君じゃないか?

授業を受けていました。英語で箸の使い方を説明している
最中でした。もちろん授業の邪魔をしないように遠くから
写真を撮っておりました。

あれ?歌声が聞こえる。

これ、灘校の校歌やん。

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僕の生徒たちがいい声で校歌を歌っているところでした。
なんのため?と聞くと「音楽が好きと言ったら、じゃあ
みんなの前で歌えと言われました」とのことでした。

そうこうしているうちにランチタイム。

生徒たち、みんな元気です。
(顔にはモザイク処理を施しております。)

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僕も一緒にどうぞと言われたのですが、生徒たちと一緒に話す
時間が惜しかったので、彼らの座っているところをまわって
いろんな話をしました。

だいぶ慣れてきたようですが、なかなか外国人の輪のなかには
入っていきにくいとのこと。なんであいつらあんなに喋るねん
と言っている子もいました。

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カレッジの先生方にご挨拶申し上げて、ホテルに帰りました。

生徒たちと話すのはやはり楽しいものです。

中には「英語は話せる。しかしリスニングがきつい」と言って
いる子たちがいました。そうです。話すより聞くほうが難しい。

聞けなかったら推測するだけじゃなく、勇気を出してSorry?と
言えばいいよと言っておきました。

次はウィンチェスターカレッジにも行ってきます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
けっこうロンドンには日本人が多いので、ちらちら見られます。
広島カープのユニフォームTシャツなんか着てるからですけど。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記灘校  

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What Matters to the Students

Posted on: 2018年7月24日(火) 5:27

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外国に出張なんていうと聞こえはいいですけど、ビジネスマン
とは違って、生徒たちの命を預かっているようなものなので
なにかと気を遣うものです。

ビジネスマンほど忙しいわけではないのですが。

行きの空港でも、ちょっと顔色が悪いかなと思う子たちには
声をかけて、体調がどうなのかをチェックしていました。

というか、もう高1なので自分ですべきという人もいるとは
思うのですが、この子たちは無理に頑張ってしまうのです。

大丈夫じゃないのに大丈夫って言って。

人間って大なり小なりそうなんですけどね。

最も大切なのは無事に日本に戻ることですので、僕が担当する
29日まではカレッジと連絡をとりながら、チェックを怠りなく
することになります。

異文化研修や英語の勉強も大事なんですが、日本に戻るという
最大の仕事を忘れてはいけませんからね。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
それにしても涼しいです。風邪をひかないようにしないと。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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All Are Safe and Sound.

Posted on: 2018年7月23日(月) 14:05

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無事に全員がヒースロー空港に着きました。

フランスのシャルル・ド・ゴール経由で。

着いたときはもう20時。この写真を部屋から撮影したのは
21時半ぐらいでしたが、この明るさです。

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54歳のおっさんにとっては体がかなりきついですけれども
生徒たちのために頑張ってきます。

生徒たちは今日からスタートです。

まずは筆記とオーラルによるクラス分けのテストがあります。

英語力といっても筆記だけでは駄目で、ちゃんと話せるのか
という部分がないと、「単語や文法は知ってるけど、人と
まともに話せない」ということになると高いクラスには
入れないのです。その点でオーラルのテストがあります。

日本語でも知らない人と話せないという子もいますので
少し心配ではありますが、それはそれでいいきっかけには
なるのではないかと思っています。

体調に気をつけて頑張ってもらいます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ロンドンの朝は涼しくて、少し肌寒いぐらいです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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夏休みに入る前、生徒たちに本を紹介しました。いつもどおりに
コラムを添えて。皆さんにもご紹介します。

糸井重里・邱永漢 著
『お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ』
(PHP文庫)

生徒たちに書いたコラムは次のとおりです。

**********

生きるうえにおいてお金ってものすごく大事なのですが、
どうも日本人はお金について語るのが苦手なように思います。
あるいはお金が汚いものであるかのように考えることもあります。
生まれながらの金持ちが首相や財務大臣をやっているのに、
自分自身が努力して成り上がった金持ちには「あいつは胡散臭い」とか
「カネの亡者だ」などとネガティブな評価を下す変な国になっています。

どうしてそんなことになっているかという理由も本書には書かれている
のですが、やはり教育が最大の悪者なんじゃないかなぁと思うのです。
そういうふうに考えるように小さい頃から教えちゃってるんですね。
僕は学校こそ社会に出る前にしっかりとお金について教える場所で
あるべきではないかなと考えているのですが、
なかなかそういう機会がありませんので、この本を紹介します。

頭がきれっきれのお二人による対談ですので読みやすいです。
「ほぼ日」が1日に150万アクセスある糸井さん。
お金の神様と呼ばれ、多くの会社を経営し、直木賞作家でもある
邱永漢さん。名言の数々を楽しんでください。

夏休み、バッグに入れておいて旅の途中で読むのもいいでしょうし
夏休みの宿題に疲れたときに読むのもいいでしょう。
普段は本を読まない人でも興味を持って読めます。僕はロンドンに
行く飛行機の中で再読しようと思って手荷物の中に放り込みました。

**********

なかなか書店さんに行かないという人もいて、それはそれで残念
ではあるのですが、こうやって紹介されて面白そうだなと思うと
とりあえず買って積んでおくという人も多いのではないかと
思っています。僕もそのうちのひとりです。

いつでも読める状態にしておくことは大切なことですからね。
積ん読を恥じることはまったくないのですよ。

糸井さんと邱永漢さんの対談をお楽しみください。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
読んだ本の冊数を競うことにはあまり意味がありません。
しっかりと読みましょうね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

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Leaving Japan

Posted on: 2018年7月22日(日) 5:31

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ちょっくらロンドンに行ってきますわ。

特になんも持っていかないけど、強いていえば本が重いかな。
パソコンやタブレットなども放り込みました。

日本ではあまりゆっくりできないので、向こうではしっかり
寝坊を楽しんでこようと思います。

起きたらハイドパークで散歩して、リスを見つけたら追いかけ、
童心に戻って人や街を見ようと思っています。

日本の気温より最高気温が15度ほど低いので、風邪をひかない
ようにだけ気をつけます。

言うまでもないですが、出張(business trip)ですので、仕事
はしっかりとしてきます。

では行ってきます!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
フランスのシャルル・ド・ゴール経由でヒースローです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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極力ミニマムな荷物で

Posted on: 2018年7月21日(土) 17:36

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ロンドンに持っていくものを買ってきました。といっても大した
ものはありません。スーツケースはがらがらです。

イギリスにいる友人から「けっこう暑い」という連絡があったので
厚手の服は持っていかないことにしました。

それでも薄手のカーディガンは入れてありますが。手荷物の中に。
飛行機の中、けっこう寒いですからね。

あとは本ですが、10冊ぐらい。1日1冊として。
そのうち手荷物の中に2冊。飛行機の中で読むつもりです。

喉が弱いので咳の薬やバファリンも入れました。それも手荷物。

日本でも現金はほとんど使わないのですが、何かあったとき用に
何万かは入れましたが、ほとんどの支払いはクレジットカードで。

あ、もちろんパスポートは大丈夫です。

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心配なのはむしろこいつですが、同僚からは「さくらがいなくて
寂しい想いをするのは木村さんのほう」と言われています。

まぁそうかもしれんなと。

しばらく会えないけど、ええ子にしといてや。

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生徒たちには「英語を勉強しにいくんやから、友達と日本語で
べらべらしゃべったり、親とラインでやりとりしたりするのは
極力やめときや」と言ってあります。

イギリスに行ってみたくて参加するなら個人旅行のほうが楽しい。

自分を鍛えに行くのに甘えた姿勢なら参加しないほうがいい。

親御さんにも「息子さんには連絡するな」と伝えてあります。

生徒たちには日本人だけでベタベタくっつくのではなくって
向こうで何十人もの外国人と知り合いになってほしいものです。

帰りには「楽しかった」というよりも「伝わらなかった」という
悔しさを胸に持っていてもらえればと思います。

英検2級や準1級なんて大したことないということがわかれば
今後の勉強にもはずみがつくんじゃないかと思います。

今日は早い目にベッドに入ります。明日は8時に関空集合です。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
困ったら現地調達しますわ。大丈夫でしょう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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いい秋を迎えましょう!

Posted on: 2018年7月20日(金) 12:30

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いつもは体育館で行われている終業式ですが、あまりの暑さに
生徒たちはエアコンが効いている教室にいたまま、放送で
行われました。賢明な判断だったと思います。

学校って意外と思われるかもしれませんが、「今までもこれで
やってきた」とか「普段から鍛えているから」とかいった
思考停止に陥りやすく、特に教員が管理職のリモコンになって
いるような学校では、間違った指導を延々と繰り返していると
いうケースがかなりあります。

その点で、今日の「放送での終業式」はいい判断だったのでは
ないでしょうか。廊下を歩いているだけでもクラっとしますから。

さて、生徒たちはいよいよ夏休みです。

せっかく長い休暇なのですから、普段とは違う生活をしたら
いいと思います。単に部活や勉強をするだけでは勿体ない。

僕は旅が好きなので、あちらこちらに行きます。

海外にはロンドンと台湾。

国内は北海道、新潟、長野、東京、神奈川、広島、沖縄。

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宿題もけっこう出ていると思います。先生方が考えた宿題ですが
おそらく生徒たちの弱点を埋めるものになっているはずです。

生徒たちは一般的に弱点だらけです。したがって質・量ともに
かなりのものになっていることでしょう。

なんのためにこの宿題が出されているのかを自分で考えたうえで
取り組まないと、宿題が血肉にはつながらないと思います。

与えられたからやるというのではなく、やる意味を考えて取り組む
ことが最も大切なのです。

それは補習などにしても同じことです。

それぞれ、いい夏にしましょう。単に時間を空費することになら
ないように気をつけて、40日後の秋を迎えましょう。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
大人には誰も宿題を出さないのですが、自分で自分に
課さないと、結局レベルアップできないものです。
僕はある本を読み込んで暗唱しようと思っています。

 


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明日から夏休み

Posted on: 2018年7月19日(木) 23:03

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今日は答案返却日でした。採点を無事に終わらせ、英語Aと
英語B、および英語レポートを440枚読んで採点し、それを
すべて返却しました。

英語レポートは初めての取り組みでしたが、おかげでかなり
書けるようになったとか、英検のライティングが満点だった
とか、生徒たちからは概ね好評をいただいています。

毎週220名のレポートを読むのは大変ですけどね。

書くのも大変か。

73回生はほぼ全員が提出してくれます。「くれます」って
のも変ですけどね。当たり前の話なんですけど。

B5版1枚を配布して、これに書いてきなさいと言うのに
自分でそれをコピーして2~3枚に書いてくる子もいます。

だいぶ書く力が付いてきたように思っています。

二学期も続けていきます。

明日午前から終業式。そして午後から夏休みです。

生徒たちには充実した夏休みを過ごしてほしいと願っています。
そう思って、今日は彼らにメッセージをしたためて配布しました。

想いを汲み取って、正しく計画表を作り、有意義に過ごして
ほしいなと思っております。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
生徒たちに配布したメッセージについては
メルマガで紹介しますね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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週末からしばらくイギリス

Posted on: 2018年7月18日(水) 23:29

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週末から生徒たちとイギリスに行くのですが、なんの準備も
していません。なーんとなく焦っていたのですが、
パスポートとクレジットカードと薬があれば何とかなるか?
などと考えてのんびりしておりました。

が、ロンドンはBFやったことを思い出し、上の写真のプラグ
をコジマ電気さんで買ってきました。200円ぐらいやった。

昔は巨大な変圧器が必要やったのですが、今は要りませんし、
明日か明後日にかかりつけのお医者さんのところに行って
薬をもらってくればOKでしょう。

飛行機の中での必須アイテムであるノイズキャンセリングの
ヘッドホンと、さらに飛行機が乾燥してるので必須アイテム
であるマスクを入れれば完璧かな。

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イギリスは7年ぶりです。だいぶ変わったやろうな。

依然はユーストン駅前のホテルで滞在していました。
そこから生徒たちに会いに電車に乗って動いていました。

ユーストンから大英博物館まで歩いてすぐだったものですから
毎日行っていました。特に興味があるわけじゃないけど。

今回はサウスケンジントン近くのホテルです。
ハロッズとかあるところ。でも買い物はしないけど。

生徒たちがラドリーカレッジとウィンチェスターカレッジに
別れるものですから、ロンドン市内から今日はラドリー、
明日はウィンチェスターという感じで様子を見に行きます。

とは言っても、カレッジからは「あまり来るな」と言われて
いますし、会いに行っても全員に会えるわけではないので
(なにせ巨大なカレッジなので、生徒たちがどこにいるのか
まったくわからんのです)会えればラッキーぐらいのつもりで
ランチタイムあたりを狙っていくつもりです。

かくいう僕もロンドンでの約10日間を楽しんできます。

 

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
イギリスに友達が2人いるので心強いです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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睡眠

Posted on: 2018年7月17日(火) 22:36

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ストレスが溜まってくると無理に時間を作ってでも旅に出ます。
旅と行っても遠出はできません。沖縄に行くことが多いかな。

日本は小さい国なので、沖縄でも2時間しかかかりません。

マイルをためておけば無料で行き帰りできますし、日帰りだって
まったく可能です。何らかの精神浄化を行うことが最優先です。

よく木村先生は寝ているのですかと聞かれますが、かなり寝ます。

睡眠管理はかなり重要ですからね。

睡眠は体と心の修復作業なので、なにより大切にしています。

修復するためには昼寝より夜にしっかり寝る方が大事だそうです。

昔は「四当五落」という言葉がありましてね。
4時間しか寝ないで頑張っている受験生は合格するけれども
5時間も寝る受験生は落ちるというナンセンスな言葉です。

逆ですよね。

むしろ寝るのは7時間でも8時間でも寝た方がいいのです。

問題は起きている時間に集中力を発揮することなのですから
8時間寝るとしても、残りの16時間に勉強を集中して行うことが
大切で、なにより十分な睡眠がそれを可能にしてくれるのです。

受験生はたっぷり睡眠時間を確保し、しっかり勉強してください。
何より大切なのは集中力、そして継続力なのです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ちなみに本を書くのも集中力と発想力が大切ですが
そのためにしっかり寝ています。

 


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