KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 勉強・受験

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過去問考

Posted on: 2015年1月9日(金) 23:42

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センター試験が近づいてきましたね。受験生の皆さんは過去問等を
一生懸命にされているんだろうなと思います。

過去問をやればセンター試験の点数が上がるというわけではありま
せん。何年やっても同じです。

大事なのは自分の弱点を埋めようとすること=勉強することです。

それともう1つ大事なことですが、過去問はあくまでも過去問です。

今年、大幅に出題形式が変化する可能性は大いにありますよねぇ。
新課程なのですから、形式が変わる可能性はかなり高いのです。

形式が変化した程度で点数が低くなるような過去問の使い方をする
ぐらいなら、過去問は2年程度にしておいて、いろんな形式の問題を
通じて、その教科の地力とでも言うのでしょうか、それを付けることに
腐心したほうがいいと思っています。

センター試験での自己新記録を目指して、最後の追い込みを頑張っ
てくださいね。応援しています!

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
上の写真は福島県福島駅前の岩瀬書店さんです。
僕のコーナーを作ってくださっていて、ありがたい限りです。

 


kimutatsu

第1回沖縄 夢をかなえる英語勉強会

Posted on: 2014年12月28日(日) 11:50

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おきなわ学びのネットワークを立ち上げたのが先月ですが、さっそく
第1回沖縄高校生無料セミナー「夢をかなえる英語勉強会」を実施
しました。僕と柴原智幸先生とで講師を務めました。

沖縄本島だけでなく宮古高校や八重山高校(石垣島)の生徒たちも
参加しました。全部で120名の申し込みがありました。

初日、会場として学校を貸してくださった興南高校の理事長である
我喜屋優先生をはじめ、多くの先生方がお集まりになりました。

沖縄県高等学校英語研究会(県高英研)会長と副会長、沖縄私学
教育振興会会長と副会長も足を運んでくださいました。

これが第1回なんやなと思うと、けっこう気合いが入っていました。
それは柴原さんも同じだったと思います。

沖縄だけでなく、奈良・大阪・石川・鹿児島からも先生方がご参加
くださいました。深く感謝し、御礼申し上げます。

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通訳である柴原先生から、英語の発音について直接学ぶ沖縄の生
徒たちです。声を出しながら何度もトレーニングしました。

参加した生徒たちの中には沖縄で一番の進学校の生徒もいました。
あまり難関大学には進まない学校の生徒たちもいました。

でもやることは同じです。

2日間でやったことを書きます。

英単語100語。時制の英文90文暗唱。英語フレーズ30文暗唱。
日本のことを英語で話しましょうのプリントから文章1題丸々暗唱。

つまり単語100語、センテンス120文、文章1題を2日間で覚えたと
いうことになります。これはかなりの量です。

暗記が苦手な人!と聞くと多くの生徒たちが手を挙げました。

でも上に書いたものを全員が覚えました。もちろん覚え方まで僕が
指導させてもらいました。何度も何度も注意点を言いながら覚えて
もらいました。

生徒たち自身が「信じられない」という表情をしながら、自分自身に
驚いていました。

「わたし、英語苦手なのに」と言ってる子もいました。

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2日目は英語特有の表現を覚えてもらったのですね。

Don’t trouble yourself.(気を遣わなくていいからね)
Don’t go out of your way.(無理しなくていいよ)
I’m hooked on reading books.(読書に興味があるんだ)
I don’t have any breathing space.(かなり忙しくてさ)

こういう表現っていっぱい知っておいたほうが、英語を話す際には
役に立つのですが、肝心の「覚え方」を知らない人が多いんです。

だからいろんな著者さんがこういう本を出すのですが、どの本でも
売れてるのです。たぶん覚えられない人がいろんな本を買うんだ
ろうなと僕は思ってるんですけどね。

覚え方って大事ですよね。

『ユメタン』には書いてあるんですけどね。実際に僕や柴原先生が
コーチをやりながら覚えるのとそうでないのとは違うかもしれないし
その点でもこの勉強会はよかったと思います。

このやり方で古文単語や歴史なんかもガンガンに覚えますと言って
いる沖縄の高校生もいました。それでいいのです。

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覚え方を説明し、声を出し始めた55分後には全部覚えてしまいました。
偏差値なんか関係ない。やり方を知っているかどうか、そして実際に
やるかどうか、それだけのことです。

2日目の最後はスピーキングの授業でした。英語っていくら入試が業者
主体の4技能型試験になっても、普段からこういうことをしないと意味が
ないんやで、こういうトレーニングをしないと喋れるようにはならへんでと
言いながら、トレーニングを開始。

約1時間後には、与えられた課題について全員が英語で話していました。

初日に引き続き、みんな「信じられない」という表情で、そして楽しく英語
を喋っていました。

なにより参加された沖縄の先生方が驚いておられました。

うちの生徒たちが英語を喋ってる・・・誰も居眠りしないし、誰も私語して
いないし、一生懸命に取り組んでる・・・凄い!って。

おそらく今までで一番タフな授業だったと思うけど、全員が完走しました。
あの子たちは素晴らしい。

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帰りに場所を貸してくださった興南高校の我喜屋理事長兼校長先生
にお礼を申し上げにグラウンドに行くと、ソフトバンクホークスに指名
された島袋投手がいたので、一緒に写真を撮りました。

「君もがんばりや」と声をかけると「はい!」と威勢のよい声が。

沖縄は今回が1回目。福島は3回と合宿が1回。まだ始まったばかり。

でも今年はその両県の子どもたちと昨年まで以上に接することができ
て、幸せでした。何よりも人の縁が力を生む。来年からも楽しみながら
あの子たちに関わっていきたいなと思っています。

沖縄の皆さん、ありがとうございました。お世話になりました。
次は3月29日に第2回沖縄高校生無料セミナーを行いますけれども、
さらにすでにそれの受け付けも始まりましたが、そこでも宜しくお願い
いたします。また多くの子どもたちに逢うのを楽しみにしています。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
20度の沖縄から帰ってきたら寒くて寒くて。
なのに今からさらに寒い群馬県に向かいます。

 


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沖縄にて

Posted on: 2014年12月26日(金) 7:25

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沖縄に来ています。今回は学校訪問ではなく、今日から沖縄高校生
無料セミナーを開催するためです。120名の生徒たちが集まります。

昨日はまずジュンク堂書店那覇店さんを訪問し、学参担当の渡慶次
さんにご挨拶しました。僕のコーナーを作ってくださっています。

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そのあとは興南高校の生徒たちによる『15歳へのバトン』プロジェクト
(沖縄の若者へのメッセージをつなぐ企画)で、ラジオ出演しました。

1時間番組だったのですが、沖縄の高校生たちに向けていろいろな
メッセージを語らせていただきました。

しかしこういう取材を受けたのは久々だったのですが、現在の自分、
高校時代の自分、そして未来の自分を考えるいい機会になったなと
思っています。インタビューをしてくれた豊元君をはじめとする興南の
生徒たち、東濱さん、門林先生には感謝しています。

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夜はおきなわ学びのネットワークの代表理事を引き受けてくださった
我喜屋優先生や、後援してくださった高英研会長、私学振興会会長
といった方々との会食を、興南の近くのお店で持ちました。

我喜屋先生の「沖縄内外の人がうまく融和して、沖縄の教育発展に
つなげるという形が理想的」という言葉に皆さん頷いておられました。

僕の今までの経験を活かして頂ければいいなと思っています。

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しかしあれだ。泡盛のくーすはヤバい。笑
途中から記憶がない。美味しくて香ばしくて飲み過ぎてしまうな。笑

くーす・・・古酒と書いて「くーす」と読みます。

我喜屋先生が持ってきてくださったくーすが美味くて、また飲み過ぎて
しまいましたがな。まぁいいか。楽しくってさ。ほんまに楽しかった。

さぁ、今日から始まる沖縄高校生無料セミナー。
沖縄じゅうの高校生が集まってくれます。昨日インタビューをしてくれた
豊元君も参加するとのこと。

「鍛えてほしいねやろ?」「はい!」という会話がスタジオで交わされて
いました。そうかぁ、鍛えてほしいのかぁ、じゃあタフに頑張ってもらおう。

120名の高校生を始め、数多くの先生方にお会いするのを楽しみにして
おります。2年前からいろんな先生方と一緒に進めてきた「沖縄の英語
教育をなんとかしようぜ」が形になりました。

今日がスタートです。Let’s get started!

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
通訳の柴原智幸先生も9時過ぎに那覇空港に到着
されます。柴原木村コンビ、福島に続いて沖縄でも
生徒たちを楽しく鍛えさせていただきます。

 


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第3回高校生無料セミナーのお知らせ

Posted on: 2014年11月14日(金) 0:57

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第1回が5月、第2回が7月でしたが、今月30日に第3回福島高校生無料
セミナーを実施します。前回と前々回は英語と国語でしたが、今回から
数理哲人さんのご協力のもと、数学も加わります!

今回は高1から高3まで、場所を変えて別々に行うことになっています。

すでに高1はほとんど満席になっているのですが、まだもう少しだけ席が
あるように聞いております。

前回前々回に参加しなかった人でも全く問題ありません。

申し込みはこちらから。完全予約制です。
↓ ↓ ↓
http://www.fks-manabi.net/

ちなみに英語に関しては、高校1年生が英語全般の勉強法について、
高校2年生がリスニングのトレーニング方法について、
そして高校3年生がリーディングの勉強法と復習方法についてです。

福島の高校生たちと、またまた触れ合うのを楽しみにしています。

講師3人は気合い十分で待っております!

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
大切な友だちの手術が終わってほっとしています。
皆さん、健康にはくれぐれも気を付けましょうね。

 


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京都大学

Posted on: 2014年9月20日(土) 0:36

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この7月に京都大学が「この度、アドミッションポリシーを以下
のとおり変更いたしました」と発表したのはご存知でしょうか。

京都大学入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)と
いう表題になっています。その方針が変わったとのこと。

すでに発表されてけっこう経つのでご存知の方もいらっしゃるか
と思うのですが、このブログもアクセス数が多いので念のために
書いておこうかなと思いまして。

そのまま引用しますね。

***********************
京都大学が入学を希望する者に求めるものは、以下に掲げる
基礎的な学力です。

1.高等学校の教育課程の教科・科目の習得により培われる
分析力と俯瞰力
2.高等学校の教育課程の教科・科目で習得した内容を活用
する力
3.外国語運用能力を含むコミュニケーションに関する力
***********************

と書かれています。

英語科の教員としては3番が気になるところですね。

いよいよあの評判の悪い京大入試が変わるのかな?であればいい
なぁと思っていますが、いきなり次の入試から変わるのかな。

いずれにしても過去問ばかりやっているよりも、バランスのよい
英語力の向上を生徒たちには願っています。

京大にはこういう普通の長文問題は出ないといって軽視していた
ら、もしかすると・・・ということにもなりかねませんよ。

過去問をやっていたら英語力が上がるというわけではありません。
どんな問題が来ても大丈夫なように、英語力全体を伸ばしておき
ましょうね。

受験生の皆さん、頑張って下さい。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
まさかいきなりリスニング導入は・・・個人的にはあってもいいと
思ってるけど、リスニングを軽視してる受験生は泣くことになるな。

 


kimutatsu

やる気

Posted on: 2014年7月1日(火) 23:13

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やる気について。

やる気がないわけではないのですが、どうも勉強が手につかない
んですよという生徒がいるけど、そういうのをやる気がないって
いうのだ。それ以外の何物でもない。

この前テレビで、体を動かすとやる気が出るというのをやってて、
でも体を動かすと疲れて眠くなる生徒はどうしたらええねやろ。

やる気って面白いよね。

僕はあまり勉強が好きではなかったけど、34歳からリスニングの
勉強をやりだして、だんだん好きになってきた。

それまでは全くリスニングの勉強が面白くなくて、やってもやっ
ても挫折ばかりしてたのに。突然のように伸びた。

で、考えるに。

ある程度のレベルに達しないと勉強はきっとつまらない。

そしてある程度のレベルに達するためには、まず覚えるべきこと
をちゃんと覚えることやろうな。

そして基礎トレをひたすら繰り返すことやろうな。

機械的に覚えるのは良くないって言う人がいるようやけど、まぁ
それならそれでもええが、少なくとも一次方程式を解きながら
九九を覚えるよりも、先に機械的にでも九九を覚えてしまった方
が上達すると思うんやけどな。

わけなんかわからんでもええ。後からわかってくる。

ににんがし、にさんがろく、にしがはち、にごぉじゅう。

なんじゃこりゃと思ってたが、とにかく機械的に九九を覚えた。

あれ、数式を解きながら自然と覚えましょうみたいな感じでやら
れてたら、きっと算数がつまらなかったやろうな。僕の場合は。

覚えるべきことは早いめに覚えてしまう。何度も反復して。

こんなん覚えて何になるねんと思うなら覚えなくてもいいけどな。
損するのは自分や。先生も親も誰も損せえへんわ。

強いて言うならそれが土台となる。

勉強およびやる気の土台やな。

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覚えるべきことを覚えてしまうと、ある程度の点数が取れるよう
になってくる。模試でいうと偏差値55ぐらいは取れる。

それをクリアすれば、次は覚える学習ではなく考える学習の段階
に入ってきて、そのあたりから自分の力の伸びを感じることによ
って勉強のモチベーションもアップしてくる。

おぉ、こんなにリスニングができるようになってきた!

おぉ、結構読めるようになってきたぞ!

おぉ、簡単な英作文なら間違わなくなってきた!

そういう自分の力の伸びを実感すれば「もっと伸ばしたい」という
気持ちにつながり、モチベーションはアップしていくんやな。

全く勉強ができない段階で「やる気出せ!」って言うても無理や。

僕がそうやった。お前、やる気出せや!って先生に言われたけど、
何をヌカしとんねん。こんなわからんことばっかりやのにどうやっ
てやる気出すんやってずっと思ってた。

もちろんそれは自分の甘えやねんけどね。

だからやる気が出ない人たちへ。

甘えてないで、まずは基本的な知識を身に付けなはれ。

それをしないと力もやる気も何もアップしないよ。そして少しで
も覚えたら自分を褒めてやれ。なんや、自分もできるやんけと。

もうちょっと覚えたらもうちょっと伸びる。

さらにもう少し覚えたらその分だけ伸びる。

模試の偏差値なんかを尺度にするんじゃなくて、自分の伸びは
自分で体感するこっちゃ。

そして少しずつ自分で自分を褒めながら、前に進もうぜ。

他の人が「お前なんかまだまだ大したことないわい」と言うた
としても、自分だけは自分のことを褒めながら前進せいよ。

でないといつまで経ってもやる気なんか出んぞ。

ある程度まで伸びたら勉強が面白くなってくるし、考える学習
のステージに進むとさらに面白くなってくるねん。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
やる気が出ないんですって他人に言うてるようでは
この先の人生、思いやられますわな。こちらとしては、
いっそやる気の出ない人生を楽しみなはれと言うしかない。

 


kimutatsu

合格発表

Posted on: 2014年3月10日(月) 16:06

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今日は東大や京大の合格発表です。たくさんの生徒たちから電話や
メールをもらいました。職員室にたくさんの生徒たちが来ています。

東大は現役と浪人を合わせて、16時25分現在の判明分だけですが
ちょうど100名合格しています。

でも残念ながら不合格だった生徒もいるので、これから後期に向けて
最後まで努力してほしいと思います。

浪人が決まった生徒たちは、浪人したから今の自分があると言える
ぐらいに努力し、悔いのない結果を来年残してほしいと願っています。

合格した生徒たち、おめでとう。

もっとも応援してくれた自分の親に「今までありがとう」とちゃんと顔を
見て言える程度の大人であってほしいな。

この合格はゴールではありません。新しいスタートです。これからも
努力を続け、自分を高めていってください。期待しています。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
僕も浪人を経験しましたが、必死になって勉強しました。
あっという間の1年でした。今は浪人してよかったと思っています。


kimutatsu

勉強の効率を考えるなら

Posted on: 2014年3月1日(土) 14:38

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(共愛学園文化祭にて)

京都府立の高校で4月から『ユメタン』をご採用くださることが決まり、
その学校の英語科の先生から嬉しいメールを頂戴しました。

O先生、ありがとう!

昨年まではその学校では単語集を使わずに指導されていたらしい。

僕はそれで上手くいくならそれでいいと思う。

僕らの時代でも『試験に出る英単語』を森一郎先生がお出しになる
までは、『赤尾の豆単』しか単語集はなかったんやから。

でも確実に言えるのは、僕らの時代より今の生徒たちのほうが単語
を(発音も含め)よく知ってるし、英語力も高いってことやと思う。

それは僕らの時代に比べて、いろいろな学習参考書や問題集があり、
先生方がそれを上手く自分の生徒たちに合うように組み合わせて
使っておられるからやと思うのです。

僕らの時代の英語の参考書と言えば美誠社の『構文150』と、数研の
チャート式と、青春出版社の『試験に出る英単語』、それからかなり
難しかったけど『試験に出る英文法』、旺文社の『問題精講』シリーズ
あたりやと思うんですね。

それらはほとんどすべて「読むこと」と「書くこと」を意識して創られた
ものやと思うけど、この数年のうちに出版されたほとんどの問題集は
「英語を使う」ことを意識して創られてるように思うのです。

それは英作文の問題集も含めてです。
todai2

文科省は単語集なんて要らないって思ってるらしいし、僕もちゃんと
英語を勉強するなら単語集は必ずしも必要なわけじゃないと思うけど
時間の限られた生徒たちが英語も数学も国語も理科も社会も勉強する
ということになれば、英単語集や古文単語集などを上手く活用した方が
勉強の効率を考えると絶対に効果的やと思うのです。

ただし、使うのであればCDの付いている単語集を使うことによって、
単に単語を覚えるだけではなく、リスニングやスピーキングの力をも
高められることになります。

単語を覚えるだけの単語集というのは時間的にもったいないと思う。

CDを活用する生徒たちは単語集を使ってリスニング力も上げている
のです。リスニング力が上がるとリーディング力も上がります。

勉強にコツというものがあるとすれば、そういうことを意識してやる人
とそうでない人とでは驚異的に大きい差が出るという点に出てくるの
ではないかと思うのですね。

教員側はCDを聞けよでおしまいなのではなく、付いているCDをどう
使えばいいのかというところを生徒たちに徹底的に指導してあげる
コーチングが必要だと言えるでしょう。

そして生徒たちは自分の力の伸びを楽しみながら、主体的に勉強を
進めるという姿勢が大事なのです。

月がかわって3月になりましたが、よし勉強頑張るぞ!と思っている
人たちは、ぜひ上に書いたことを意識しながら努力してみてください。

社会人の人たちは単語集にしても何にしてもCDが付いている本と
そうでない本では絶対に差が付きますので、CD付きの単語集や本を
買ってこられ、iPodを使って半端な時間を活用して勉強することです。

実はそれは生徒たちにも同じことが言えるんですが、それについては
また別の機会に書くことにします。

英語をちゃんと使おうと思ったら、まずは音声ごと丸呑みすることです。
CDのない教材でもよい本はないではないですが、時間を効率よく使う
のであればCD付きの単語集や本でリスニング力を高めながらほかの
技能をも高めることをお勧めします。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
特にCDでフレーズをリテンションしてみましょう。
リスニングの力が非常にアップします。

 


kimutatsu

受験生、お疲れさん!

Posted on: 2014年2月27日(木) 10:14

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東大受験が終わった生徒たちからメールが届きました。なかには
えらい凹んでる人もいますが、まぁ待とうぜ。

去年は数学で30点しかなかった生徒が理三に合格してるし。

************
英語はかなりやってきたつもりですが、それでも本番では
力の半分しか出すことができませんでした。
やはり入試本番で実力を完璧に出すのは難しいことだと
実感しました。ひとまず疲れたので休みます。
************

このメールをくれた生徒はきっと合格するとは思うけど、それでも
こういう感想なんやなぁと思って読んでいました。

まずはセンター試験で思う点数をしっかり取れる基礎力を各教科
で身に付けておかないと超難関大学はきついですね。

来年の受験生はさすがにそろそろしっかり頑張ろうぜ。
センター試験って簡単なように思えるけど、そうでもないからな。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今年のセンター国語を解いてみましたが、160点でした。
古文と漢文には自信あったけど、けっこう忘れてるもんやなぁ。

 


kimutatsu

頑張ってやー!

Posted on: 2014年2月26日(水) 10:01

todai3

今日も東大の応援で朝から門の前に立っていました。多くの生徒
たちと会って、頑張ってこいよと声をかけました。

同僚の先生も来てくれていたので、僕は今日は理科三類の試験
会場である農学部の校舎前に立っていました。

今年は理科三類を受験する生徒がそれほど多くないのですが
それでも10名ほどの生徒たちに会うことができました。

保護者の皆さんとも。

みんな「体調だけはいいです」と笑いながら門の向こうに消えて
いきました。

頑張ってほしいなと願っています。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ホテルに帰ってきました。一足早く神戸に帰ります。

 


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