KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2007年11月1日

kimutatsu

ドラゴンズ!日本一!

Posted on: 2007年11月1日(木) 22:21

ドラゴンズ1 

 第1戦が終わったときに、友達と「今年は中日の優勝っぽいな」という話をしていたんですけどね。やはり圧倒的な強さを見せて中日が日本一になりました。

ドラゴンズの選手の皆さんは(このブログを見てないやろうけど)おめでとうございます。

また同志の皆さん(笑)優勝おめでとう!

優勝の瞬間、体育科I先生から「落合は最高ですなぁ。しびれました」というメールが。

8回まで山井がパーフェクトピッチング。おそらく多くのファンがこのまま9回も山井が投げるものと思っていたし、落合だって投げさせたかったはず。

僕は山井と岩瀬のどちらがでてくるか楽しみにしていました。

そりゃ山井には完全試合をさせたい。しかし本当にここで決まるというのであれば岩瀬投入もありだと思いますし、情に流されて失敗してきた指導者をたくさん見てきました。

僕は昭和49年に中日が優勝したときからのファンです。

読売のV10を阻んだ中日にしびれたのです。当時の監督は与那嶺要さん。

以後、何回かセリーグ優勝はしましたが、日本一は見せてもらったことがありませんでした。

いいところまでいったのも1回だけ。去年も1勝しただけで日本一を逃しました。短期決戦に弱い中日というレッテルを貼る人もたくさんいると思います。

今年はセリーグ優勝ができませんでしたが、CSで勝ち上がって日本シリーズに出場しました。相手は日本ハム。

引退した新庄、読売に移った小笠原、ボストンに移った岡島・・・そして八木が怪我で戦列を離れている。その状態で優勝した凄いチームです。

ダルビッシュがよく取り上げられますが、ひとりでは優勝できません。今年のヤクルトを見ればわかる。

ヤクルトには最多勝投手も首位打者もいるのにチームは最下位なのです。

そこが野球の面白いところでして、落合とヒルマンの指導者としてのレベルの高さに注目されたシリーズだったと言ってもいいかもしれません。玄人好みするシリーズとも言われました。

山井投手

話をもとに戻します。8回を終わって山井はパーフェクト。1人の打者も塁に出していません。

普通は絶対に続投だと思うのです。

僕が監督でも続投を指示します。

でも、あそこで岩瀬を出したほうが勝つ確率が高いのは確かでした。

パーフェクトピッチングをしている投手が、最終回にヒットを打たれ、気持ちを切り替えることができずに、サヨナラ負け・・・なんてシーンは野球の歴史には何度もあります。

監督としては山井個人ではなくチーム全体のことを考えねばならない使命があります。

もし最終回にヒットを打たれて、万が一にも岩瀬も打たれて負けたらどうなるか、短期決戦では誰にもわからないわけです。

日本ハムに勢いが出て、札幌に帰ってから2連敗する可能性だってあります。

誰にもわからないのであれば、ベストな選択をするのがリーダーの役割だと思います。と、口では言いますが、こんなに難しいことはありません。

結果的に落合は岩瀬を投入し、中日は53年ぶりに日本一になりました!優勝の瞬間、当の山井も最高の笑顔を見せて喜んでいました。

解説者の方が「最終回は岩瀬投入が中日の勝ちパターン。ここで岩瀬を出すのは当然の策だ」と仰っていました。

僕はテレビの前でしびれていました。落合のプロ意識を見て、鳥肌が立っていました。自分にはできないから余計にそう感じていました。

落合監督

テレビの向こうで「この戦い方は他チームも見習うべき」というコメントがありました。本当に勝負にこだわるというのはこういうことなんやなと実感しました。

僕も勝負の世界で生きています。

生徒たちとの闘いでは気を抜くと生徒に迷惑がかかりますし、そのためには教え方も含めて勉強を怠りません。

本の執筆に関しては編集者と綿密な打ち合わせをして、妥協しないでいい本を書こうと頑張っています。安易な本作りは読者に迷惑がかかります。

落合が山井を降ろして岩瀬を投入したことに対して、きっと「落合は最低だ」と批判する人もいると思うのです。もしかすると中日ファンにもいるかもしれん。

しかし落合は山井にではなく、勝負にこだわった。

そして批判を自分ひとりで受け止めようとして、岩瀬を出したと思うのです。これは仕事人や経営者なら誰でもその気持ちがわかると思う。

一瞬の気の緩みが大変なミスにつながります。

プロセスにおける批判は大変なものです。結果が悪ければもっと批判されます。

その意味で、上に立つ人ってのは孤独感との闘いです。

下にいる人と上にいる人では見える世界が全く異なりますが、何よりも大変なのがこの「孤独感との闘い」ではないかと思うのです。

失敗したら全部自分の責任。批判は全て自分で受ける。そういう覚悟がないとトップには立てません。その孤独感との闘いに勝利できた人だけが、さらに上の世界へと進めるような気がしているのです。

きっと今頃はあちこちの掲示板で落合批判を繰り返している人もいると思うのですが、優勝した中日の選手たちと、何より落合監督は、そんなことは忘れて勝利の美酒に酔っていることでしょう。

たぶん山井でも優勝するかもしれん。でも岩瀬のほうが確率が高い。なら批判されてもいいから岩瀬でいこう・・・

この監督の考えが選手に浸透しているチームだからこそ、一体感が生まれ、落合が就任してから4年間で2度のリーグ制覇と1度の日本一に輝いたのでしょう。

落合監督のプロフェッショナリズムに感服し、しばらく余韻に浸っている木村です。今日は凄いものを見せてもらった。あのこだわりが夢の実現につながるんやなと、しびれております。

妥協してるヤツの夢が実現するわけないがな・・・と思う人はクリックをお願いします!
  ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ!

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

お手紙、祝電ありがとう!

Posted on: 2007年11月1日(木) 12:00

モモ1

 オフィスのほうから電話で、お便りや祝電が届いているとのこと。

本当にありがとうございます m(__)m

今日は木曜なので授業はないのです。

だからまだ学校には行っていないのですが、朝からバタバタしておりました。

で、オフィスのほうにも行ってませんねん(>_<)

これから行きますが、なんか変な感じですねぇ。

慣れるまでは自分の居場所を探してウロウロしてそうです。

C= C= C= C=┌( ・_・)┘→→→

お手紙や祝電をくださった皆さん、本当にありがとうございます。

まだ実際に手にしていないのですが、お返事書きますので。

ではちょっと行ってきます。

オフィス開設お祝いクリックをよろしくお願いします!
  ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ!


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

オフィス開設しました!

Posted on: 2007年11月1日(木) 10:42

 キムタツ

こんにちは(^-^)こちらのブログにまだ慣れなくてあたふたしている木村です。まぁ、少しずつ慣れていきますね。

実は今日からオフィスキムタツがオープンなのです。まだまだ何もないオフィスですし、名前だけのオフィスですが、これから頑張りたいと思います。

 以前「お花を贈ります」という申し出を頂戴しましたが、お金もかかりますし、スペースもありませんので(汗)お気持ちだけ頂戴いたします。でもありがとうございます。

それよりよろしければ手書きのお便りなどをお送りくだされば嬉しく思います。手書きのお便りほど嬉しいものはありません。

ホッと♪のほうで「受験のお守りにしたいのでサインを」という申し出がありました。僕のサインがお守りになるのかどうか怪しいところですが(笑)もちろん構いません。

そのときは往復葉書きで送っていただければすぐに対応できます。

とりあえずオフィスを持つことができた喜びを噛みしめております。

以前ある人に「オフィスとHPは自分のお城」といわれたことがあります。そのときはあまりピンとこなかったのですね。

でも今はよくわかります。特に10年前にややっこしい形でなにかと取られた経験があるので(涙)またこういう形で城を持つことができて感激しております。

まぁこれからですね。

飲み歩き

昨日教え子と12年ぶり?ぐらいに逢いました。本当に楽しい3時間でした。ものすごい刺激をもらいました。

彼の同期生たちの様子もいろいろ聞くことができました。

大きい会社で何億というお金を日々動かしている教え子もいれば、司法試験を目指して頑張っている教え子もいました。

話を聞いているうちに、前任校時代に彼らと闘った日々を思い出しましてね。本当に頑張った時期でした。

今ももちろん頑張ってはいますが、受け持った当時の彼らの学力と今の灘の生徒たちのそれとは比べ物になりません。

それでも「お前たち全員を東大か京大に入れてみせる。キツイけどついてこいよ」と豪語した30歳の木村でした。

それまでサボりまくっていたけど、あの言葉で火がついたと昨日その教え子が懐かしそうに語ってくれました。

毎日延々と放課後まで最終下校時刻も無視して、補習や再テストを繰り返し、結果的に素晴らしい成果を上げることができました。

今の僕の「英語教授法」の基礎になっているのは、実は当時の粘り強さなんですね。

高2から受け持った生徒たちだったのですが、入試までの2年間は文字通り「闘い」でした。また僕の中でも自己変革の火がついた2年間でした。

彼らとの取り組みの中で「こいつらに負けたくない」という意識が芽生え、それが自分の夢へとつながったのですね。

彼らを受け持たなかったら、僕は前任校を辞めていなかったかもしれへん。そして違った人生を歩んでいたかもしれません。

「キムタツ先生には感謝してる」と言ってくれた彼ですが、僕も彼らと出逢えたことを神様に感謝しております。当時はきつかったけどね(笑)

そして今日、オフィスをオープンさせることができました。

これからも感謝の気持ちを忘れずに、より高い場所に向かって努力していこうと思っております。お互い頑張りましょうね(^-^)

オフィス開設お祝いクリックをよろしくお願いします!
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ!


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

もっと高く!もっと遠くへ!

Posted on: 2007年11月1日(木) 0:00

キムタツ

いよいよオフィシャル・ウェブサイト「もっと高く!もっと遠くへ!」がスタートしました。こちらの方も皆さんよろしくお願いしますm(__)m

このHPの名前をどうしようかなと思って考えていたのですが、アルクのブログが少し「ホッと♪」する感じなので、こちらは力強くしようかなと。

僕の本やブログなどに集まって下さる皆さんってのは、基本的にエネルギーがあって、今の自分を少しでも伸ばしたいと思っている人たちが多いかなと。

僕も含めて、そういうタイプの人ってのは、今自分が立っている位置よりも「もっと高く!もっと遠くへ!」飛びたいと願っているもんですよね。

今の時点で仮に状態が良くなくても、いつか飛んでみせるぞ!と願っているタイプの人が多いんやないかなと思っているのですよね。

そういう願いを共有するためのHPにできたらいいなと思って、HPの名前を「もっと高く!もっと遠くへ!」にしたのです。ええ感じでしょ?(笑)

灘中学・灘高校

よく「あきらめなければ夢は叶う」と言われます。確かに真理に思えます。でも同時に「本当にそうなん?」と思うこともあります。正直なところ。

たとえば売れない役者がいるとしましょう。僕の甥っ子は俳優になるために頑張っていますが、非常に多くの美男美女の中で大変な想いをしています。

その彼に「あきらめなければ映画の主役を取るという君の夢は絶対叶うよ」と僕は言えません。そんな無責任なことはとても言われへん。

なぜならそれは相当な運をも必要とするし、縁や出逢いなどの偶然の風が吹かないと難しいからです。それぐらい芸能の世界に疎い僕でもわかる。

「あきらめなければ夢は叶う」というのは、とっても深い言葉なのです。

夢を叶えた人たちのインタビュー記事などを雑誌で読んだりしますとね、どうもやはり羨ましいし、その方法を知りたいという気持ちになります。

でも彼らが夢を叶えたプロセスってのは、結構な美談になってることが多々あるでしょう?実際はそんなに綺麗なもんやないと思うんです。

砂を噛むような想いをしてそこまで辿り着いた人たちのほうが多くって一攫千金的に夢を手にした人のほうが少ないわけですね。

あるいは他の「夢を叶えようとしている人たち」を必死に蹴落としてまで成功した人たちだって少なくないんやないかと思うのです。

逆に考えると「夢をあきらめずに追いかけていたけど実現しなかった」という人たちだって、やはりいてはるんやないかと。

キムタツ

僕は夢に対して、次のように考えています。

夢を叶えることが大事なんやなくて、自分の夢を追いかけようとする、その姿こそが美しい崇高なものなんやないか、ということです。

たとえば甲子園球児の夢は優勝の2文字ですが、叶わない球児のほうが圧倒的多数です。彼らはあきらめない。しかし叶わんのです。

でもそこに到達してやろうとする姿勢が何より美しいし、仮にその夢が叶わなかったとしても、別の形で素敵なゴールに辿り着くのですね。

今立っている場所から少しでも高く、少しでも遠くへ飛翔してやる!

そういう気迫こそが、仮に1つの失敗があったとしても、別の形での成功につながるんやないかと思うのです。

だからこそあきらめずに夢に向かうべきやねんね。

僕はまだまだ発展途上ですし、こうしてオフィシャルサイトを作ったりオフィスを立ち上げたちしても、実はかなり冷静でいます。

自分が向かうべき場所に向かって気を抜かずに頑張ろうと思ってる。

だからね、僕は受験生に言うのです。

受験ぐらいは軽く蹴飛ばして次のステージに向かって羽ばたいてほしい。今は大変なように思えるが、受験ぐらいでへこたれてたらアカンのやと。

それに合格したからといって満足してたらアカン。そんな合格ぐらいは君が持ってるポテンシャルから考えると、実は大したことないんやと。

お前たちはもっと凄いことができる。もっとオモロイことができる。

そのためにとりあえず合格切符を手にするまでは気を抜かないで頑張ろう。

自分がガンバってあきらめなければ、受験ぐらいの壁は越えられる。

問題はその次や。そこからは大変や。でも努力したらたいがいは叶うねん。

今はその下地を作ってるところ。努力する習慣をつけることも含めてな。

社会人になって、もう人生の折り返し地点を過ぎてる人たちでも、実は呑気に見えて頑張ってるんやから、若い人たちは疲れてないでガンバレ、と。

夢は叶うかどうかわかりません。でもね、叶えてみせる。この気迫だけは絶対に誰にも負けへん。だから叶うと信じてるのです。

この今の気持ちでずっと頑張ってきました。だから逆説的に言うけれども「頑張ってあきらめなかったら、僕の夢ぐらいは叶う」と断言できます。

皆さんの夢はどんな夢ですか。夢はまだないという人もいると思いますがそれはアンテナを立てて、フットワークを軽く動いてると見つかります。

というわけで、オフィシャルサイトのスタートです。これからもよろしくお願いいたします。

オフィシャルサイト最初の愛のクリックをよろしくお願いします!

↓ ↓ ↓

人気ブログランキングへ!


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

ACCESS COUNTER

Total 37885842 Hits!

▲PAGE TOP