KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2007年11月19日

kimutatsu

英語教師塾について

Posted on: 2007年11月19日(月) 17:23

キムタツ1

昨日のセミナーの余韻にまだ浸っている木村です。100名強の先生方がアルクのホールに集まられまして、本当に一生懸命に話を聞いてくださいました。

東京の永福町で行われたのですが、東京だけでなく遠く大阪や兵庫、岡山からも参加されました。最近は教員による不祥事ばかりが取り上げられますが、こういう熱心な先生方に教わる生徒たちは幸せですよね。

僕も教員になって20年の節目なのですが、このあたりで自分の勉強も兼ねて「英語教師塾」みたいなものを立ち上げてみようかなと思っております。生徒たちに還元できる社会活動の一環として。

以前も書きましたが、形だけの研修制度にするのは意味がありませんし、教師も力をつけようとしたら勉強しなければなりません。僕がいろいろと勉強させていただいた環境を思い出しながら考えてみました。

僕が考えている英語教師塾はこんな感じです。

コンセプトとしては授業の方法や試験の作り方などを勉強する会にしようかと思っています。参加資格は「やる気のある人」ということでいかがでしょうか。

ですので教員志望の学生が参加してもいいってことで。ただし未成年は不可。

教師にとっていい勉強になるかなという思いでおります。
それがまた生徒の勉強や受験につながりますしね。

有隣堂書店1

で、方法として思いついたことの一例です。

● 私のほうからテーマを発表しておく。例えば「英作文の授業方法」とか「リスニングの授業方法」など、単なる講演じゃなくて具体性のある勉強会にするためにテーマを決める。

● このサイトの「問い合わせ」というところから申し込みをしてもらう。先着15~20名ほどをMAXとする。

● 連絡があった先生方に連絡をして集合してもらう。場所は出版社の会議室や予備校の教室などが借りれればいいけど、どこもなければ私が自腹切ってホテルの会議室やホールを借りれば済む。

● 準備するものだけ事前に伝えておいて集合。

● たとえば「英作文の授業法」だったら当日その場で「今日の課題」というプリントを配布し、全員がその場で教材研究。時間は20~30分もあればいいかな。

● そして指名された先生が、他の先生方の前で模擬授業をする。

● その先生の人格を否定しない程度に授業の批評や改善点を話し合う、要するに反省会を行う。ダメだと思った点は年上の先生に対してもダメと言う。もちろん根拠を明確にする。

● この模擬授業を数人繰り返す。

● ディスカッションの場を設け、次回のテーマや今回の反省点などを話し合い、英語教師塾がインプルーブできるよう全員で取り組む。

● 飲みに行く。え?当たり前やがな。

・・・とまぁこんな感じなんですが。

準備費に多額の金がかかったらみんなで金を出し合えばいいけど、それでもひとりせいぜい1000円か2000円程度の出費にしようと思う。負担があると続かないので。

こんな感じで考えているのですが、同業者の皆さん、いかがですか?

僕の講演を入れてもいいけど、参加された若い先生方が僕に気を遣うのは良くないし、それを入れるとしたら酒を飲みながらやな(笑)

参加費用は無料にして、先生を育てる厳しい会にしたいのです。やるなら妥協しないでやりたいなと思っているので、そういう考えに同意される方のみ参加可ということにしたいと思っています。

結構良いと思われた方は愛のクリックをよろしくお願いします。
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(追記)参加者がなかったら悲しいけどな(笑)

 

 

   


kimutatsu

動くことでヤル気が出る!

Posted on: 2007年11月19日(月) 12:08

東大1

これは東大駒場キャンパスの風景なんですけどね。この道が好きで、昨日は朝から駒場に行って散歩して参りました。10時に教え子たちと会って2時間ほど喋ってきました。

すでに東大に入って半年あまりが経ちますが、いろいろ活動的にやっている人もいれば、まだサークルに入った程度で特に何も動いていないという人もいました。これからアンテナをたくさん立ててやっておいたほうがいいよという話をしたのですが。

大学の4年なり6年なりというのは思っている以上にあっという間に過ぎてしまうし、思いのほか暇なのですよ。「小人閑居して不善を為す」とまではいかなくても、高校時代にかなり強く「大学に入ったらこんなことがしたい」と思っていても、バイトで小遣い稼ぎをしながらもそれとサークル活動などがメインになってしまい、高校時代に描いていたビジョンをなかなか実行できないというケースが目立ちます。

大人になると忙しくなります。仕事に就いて時間に追われ、結婚したら子育てに追われたりし、税金を払うだけでもかなりの負担で遊ぶ時間もカネもないという状況が生まれます。若いときは特にそうです。(わたしゃ今もそうだが)

ところがそういう忙しい中で「勉強したい」という気持ちが生まれることが多々あります。これって人間の不思議な部分ですね。もし大人が暇だったとしたら、そういう気持ちになるんでしょうかね?時間が有り余っている状況より、忙しいほうが前に進みたいという気持ちが生じる。

それが勉強欲につながっているんちゃうかなと最近思っているのです。

例えば受験生でも部活動を引退して「さぁ!受験勉強に勤しむぞ!」と気合いを入れるのですが、気がつくと「あれ?部活動やってたときのほうが勉強してた気がする」ということになるケースも多々あります。

結局、動いている人間というのはどういう方向にも動きたいと思うもので、これこそが人間の持つ慣性の法則の基本原理じゃないかと思っているのです。その意味で言えば自分のモチベーションを上げるのは意外と簡単かもしれません。

ヤル気になりたい!

そう思う人はとりあえず何かを始めてみることです。自分に関心のある何かを続けてどんどんやっていくのです。そうしているうちに脳がいろんな方向に行きたがりますから、そうすると「勉強もしたい」「スポーツもしてみたい」「読書したいな」という欲求が生じます。

そうなれば今度はタイムマネージメントを考えます。与えられた時間をどう使うかということを考え始めるわけですね。1日は24時間しかありませんので、その中で上に書いた欲求をどういうふうに実現するかを考えるわけです。

具体的に!

大事なことは動いてみることです。ヤル気が出ないという状況に僕が最近あまり陥らないのは、実は自分なりに慣性の法則を利用しているからなのです。

試してみようと思われた方は愛のクリックをよろしくお願いします。
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(追記)英語教師の勉強会、具体的に動き始めました。

 

   


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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