
先日、神戸市の私学の教員ソフトボール大会があり、僕もキャッチャーとして参加してきました。
負けましたが、楽しかった(^-^)
僕はこう見えて?動く機会が多いので、筋肉痛はあまり出ないで済みました。
翌日は少し足が張ってましたけれども。
キャッチャーってのは激務なんですよね(^-^)
バットを持った人が近くに立って、場合によっては振り回すもんやから、怖いと思うでしょう?
でも慣れればそんなことありません。
むしろキャッチャーはフィールドの監督です。守備位置も全てキャッチャーが指示します。
なにかと声を出すのもキャッチャーなのです。
野手はキャッチャーの指示に従わねばなりません。だからキャッチャーは監督なのです。
試合に負けるとキャッチャーが悪いと言われます。
それでいいのです。だから面白い。
責任がかかってくると逃げの姿勢になる人がいます。逆に燃えるタイプの人もいます。
あなたはどちらでしょうか。
僕は小学校時代から級長になったりして、責任を負うのを楽しんでいたように思うのですが、もともと気が小さいので心臓はバクバクしていました。
ただ上に立つのは昔から好きやったみたいで、この性格はおふくろの血によるものではないかと思っているのですね。

高校時代は成績が低迷していて、級長に選ばれようもなかったのですが、大学に入ると所属していたバンドなどをやるグループの会長になりました。
今から思えば自然な流れやったのかなという気がします。
上に立つ人ってのは責任感を押し付けられるのに慣れてきます。この「慣れ」ってのは、上に立ったことのない人には絶対にわからない感覚だと思うのですね。
大学時代に例えば部長を務めていたとか、グループの発起人になっていたとかいうと、就職のときに多少は評価されます。
これはなぜかというと、社会に出て仕事をするときってのは、やはり個人にかかってくる責任がとてつもなく大きいからです。慣れた人を採用したいのは当然です。
全員で1つの大きいプロジェクトをする際にリーダーになれる人となれない人がいます。あなたが会社の経営者ならどちらのタイプが多い会社を作りたいですか?
リーダーシップというのは社会にでると非常に大きい要素なのです。リーダー性を持っている人ってのは、協調性がありますし、もちろん責任感もありますし、公共性もあります。
なにしろ誰か他の人たちから見られることに慣れているわけです。場合によっては一挙手一投足にまで見られることだってあります。批判もされます。
もちろんプレッシャーだってありますが、それに弱い人はリーダーにはなれません。
プレッシャーに対する強さは必須条件。
以前僕が勤めていた学校で、廊下を走っていた生徒がガラス戸に突っ込んで大怪我をするという事故がありましてね。手を切って大変でした。
当時、生徒指導部で頑張っておられた先生が貼り紙をされました。
僕はその貼り紙に感動しましてね。
「廊下を走るな。怪我をするぞ!」と貼られたのです。が、ここまでは普通だと思うのですね。大きい手書きの字でしっかりと書かれた貼り紙でインパクトがありました。
他の貼り紙と違ったのは、「怪我をするぞ」のうしろにご自分の名前をお書きになっていたのです。
「廊下を走るな!怪我をするぞ!●●」
これ、できるようでできません。廊下を走って怪我をさせたらその責任は自分にあるのだという気持ちの表れです。
また当時のその学校には斜に構えた生徒も結構いましてね。
名前を出したりすると「あいつ、なんやねん、ウザイやつやな」なんて、生徒から思われる可能性だってあります。誰でも生徒から好かれたいという気持ちはあります。
その先生は生徒に変に妥協して好かれるより、ちゃんと仕事をしているほうが生徒たちには理解してもらえると常々思っておられる方でした。
それまでも廊下を走って怪我をする生徒がいまして、そのたびに教員は指導していたのですがあまり効果がありませんでした。
ところがその貼り紙が数枚廊下に貼られただけで、激減しましてね。
僕はクラスの生徒たちにいろいろ聞いたのですが、「あの最後の●●っていう名前に重みがある」というようなことを言っていたのを覚えています。
自分の名前で何かを行うことの凄さを思い知らされました。それに感動した僕は、以後はたとえば黒板に生徒たちに対する注意を書く場合でも最後に「木村」と書くようにしています。
どこまで効果があるのかはわかりませんが、俺が責任者やねんということをはっきりさせようと思っているのです。
責任を負いながらリーダーシップは養われます。なにもクラブの部長や主将にならなくてもいいのです。小さいところから練習すればいいのです。
するとだんだん大きい仕事が任されます。そうなるとあなたは社会的に非常に価値のある人間だということになるわけですね。
船頭多くして船山を登るという諺もありますが、それでも社会はリーダーを求めているのです。
前に立って発言できる人間になりましょう。
他の人についていく立場ばかりではダメです。前に立ってみましょう!
そのためには、やっかみを恐れてはなりません。つまらないやっかみや批判はまったく気にしなくていいのです。「目立ちよって」という批判をする人は、自分が前に出られないから悔しがっている人たちなのです。
前へ出てみることです。内気な人やリーダー未経験者は特に頑張りましょう。
日本社会のいろんな場面でリーダーやヒーローが少なくなったと
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(追記)お手紙を多数いただき、感謝しておりますm(__)m