KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2007年12月19日

kimutatsu

褒める人になろう!

Posted on: 2007年12月19日(水) 19:05

kimutatsu 

そろそろ浪人生たちが調査書を取りに来ております。まだ来ていない生徒もいますが、私大を受験する生徒は結構取りに来ました。学校も金曜日で終わりですしね。

ところで昨夜書いたホッと♪ホームルームですが、こんな感じで書きました。

しばらくこんな感じで書いていこうかなと思っています。
毎日の更新は無理やから最初に言うときますでぇ。

しかし・・・毎日毎日よく書くことがあるよね・・・

と、人に言われますが、好奇心が強い上に本が好きでよく読むのでネタには困らないのです。さらに言えば、これが原稿ならもっと推敲が必要やけど、ブログの記事やとササっと書けるし。

ブログを軽視しとるのか?と言われると困るし、決して軽視してるわけじゃないけど、原稿の場合は書店でお金を出して買って下さる人が相手になるよね。

小さい誤植でも申し訳ないなと思うのに、まして情報そのものに間違いがあるとトンデモナイことになる。財布からお金を出していただくというのはそういうことです。

そんなわけでブログのほうは空いた時間にぱっぱと書いているし、だいたい1つの記事が30分ぐらいかな?それぐらいしかかからないので、気楽に読んでくださいね。

モモ

年末になると忘年会が増えますね。中学生や高校生には縁のない世界やろうけど、大学に入るとまったく意味もなく忘年会をやったりもするはず。

でね、そういう飲んで酩酊状態になっている時の自分って、実は素の自分であることが多いんやないかなと思っているのです。酔っ払ってるから余計に素の自分が出る。

上司や同僚の悪口を言いながら飲んでる人がたくさんいます。

きっと翌日になると悪口を言い合ったメンバー同士でニヤっと笑ったりするのかもしれんね。
その笑顔の自分を鏡で見たら、きっととてつもなく嫌な顔をしてるんやろうと思うんや。

たぶんでも、その笑顔こそがその人の本質なんやろな。

僕と体育科I教諭は二人ともまだまだたいしたこともないが、唯一たいしたことあるのが(笑)飲んでるときに他人の悪口を絶対に言わないってことやな。

我々以外に3人目の人がいることもあるが、その人が何か悪口めいたことを言い出すと二人ともそいつを無視するし、相槌さえもうたない。そうなるとその3人目は浮きます。

生徒の悪口は絶対に言わないし、同僚の悪口も陰口も、ついでに愚痴も言わず、ひたすら今後の自分たちについて話をしてるのが楽しくて楽しくてしょうがないのです。

目の前にいる人のことなら何を言ってもいいよね。それは陰口じゃない。
喧嘩するのなら喧嘩してもいいけど、陰口よりはずっと建設的でいいわ。

飲み屋でさ、周囲にいる人たちが「あいつ、ほんまにわかってないよな」とか「あの人、カネにセコいのよね」とか言いながら爆笑している集団ほど間抜けな人たちはないよね。

だってそこにいる人たちも、他の集団になるときっと今は目の前にいるけど、そのときになるといない人のことを悪く言ってるはずやないか?建設的でもないし、うっぷんが晴れるどころか悪酔いするわな。

問題が解決するわけでもないし、つまらん刹那的結束が強くなるだけや。

僕はもしそういう集団の中に入ったら、場の空気を白けさせる犯罪を犯したくはないので「陰口はやめろよ」なんて言わないと思います。何も言わないで消えるか、それが許されないのであれば、その人を褒めます。

黙ってると「陰口の場所にいた」ってだけで同罪となるのが陰口の恐ろしいところでして(笑)黙っているだけでもダメなのです、これが。だから褒める。

誰かが「Aさんさ、あいつ失敗ばっかりしてるよね」と言い出して誰かが頷く。
それを受けてまた誰かが「にぶすぎるやろ。挨拶とかさえできんし。」なんて言う。

いい雰囲気だよねぇ(笑)、だってそこにいる人たちの結束が固くなった気がするじゃない?俺たちはAさんを批判するに相応しい能力の持ち主なのだ!ってみんなが宣言してるみたい。

僕はそうなったら「ええ格好するな」と言われようと「偽善者め!」と言われようと、「大器晩成タイプなんやないか。ほっといたろう」ぐらいは言うと思う。体育科I教諭もきっとそう言うやろう。

ビールは美味い!

陰口をたたいている人たちって、自分はどうなんやろうと思わんのだろうか。上の例で言うと、自分は完全に迅速に仕事を行い、失敗もしないんやろうか。

あるいは自分もそこにいる人たちによって批判をされてるってことがわからんのやろうか。否、批判されることは構わん。陰口を言うなら、言われるほうがずっとずっといいよね。

褒められる人になろうなんて思わないし、そんなことしたら自分の行動様式が守りに入る気がするんよ。それこそ偽善者っぽくなってしまう。

僕はブログではこうやって書いているが、実際の僕と付き合いのある人たちは僕がどんなに悪戯好きで、どんなに口が悪いかも知ってると思う。

でも陰口は言わない。愚痴は言わない。

なぜならそういうのを言うと神様が許してくれなくて、どこかで酷い目に遭うことを知ってるし、運気が下がることも知ってる。徳の高い人はそういうことは言わないし、成功する人は言わない。

失敗者は必ずといっていいほど陰口と愚痴が大好きなのですな。
これはホント、真理中の真理といってもよかろ。

僕の周囲にも陰口を常食にしている人がいる。

そういうタイプの人とは深く付き合わないように気をつけているのです。
なぜなら運気が低いはずだから。運気の低さはうつるのです。

受験生!周囲にそういう人がいたら離れたほうがいいよ。運気が下がるよ!

他の人に「あいつはええ格好しいや」とか「あいつは偽善者だ」とか言われてもいいじゃないか。言われるぐらいに褒める人になろうや。人を褒めるのが上手い人になろう。

最初は慣れないかもしれんが、人を見たら褒められるところを探す習慣をつけること。
それが第一歩やろうね。それが習慣になれば、口に出して褒めよう。

嘘をつく必要はないよ。おだてろと言うてるんじゃない。魅力的やなと思うところを見ようとして、そして見つけたらそこを中心にその人物を見ようとすることです。

「難しそうやな」と思ってる人はきっと陰口や悪口を今まで好きだった人なんじゃない?
違ったらゴメンやけど、ナントナクそういう気がする。

僕も以前はそうやったのでわかるねんけどね。

でも習慣にすれば難しくない。褒めることだって習慣化すれば楽しいしね。
そうすれば運気も上がる。きっと成功につながる。キミは運が強いねと言われる。

そうなると今度は陰口をたたかれるほうに回ります。孤独感を味わうこともあろう。
しかし夢を叶えるってのは、成功するってのはそういうことなんだと知れ。

絶対に陰口と愚痴は言わないと決めてみ。そして褒める人になると決めてみ。
それが成功への第一歩目なのです。これを読んだ直後から実践してほしいな(^-^)

自分も「褒める人」になろうと決めた人は愛のクリックをよろしくお願いします。
僕は自分をそういうふうに矯正するのに数年かかりました。
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(追記)夢を叶えるのも習慣作りからなんよね。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

英語長文に強くなりたい人へ

Posted on: 2007年12月19日(水) 10:44

東京タワー 

最近「はじめまして」で始まるコメントが多いですね。
新しい読者の方々が増えているようで喜んでおります。ありがとうございます(^▽^)

逆に、最近あの人からコメントないけど大丈夫かなぁ?って人もおられる。

こういうブログってのは「前はあのブログ、よく読んでたんやけどな」って感じになるし、「最近こういうブログ読んでるんよ」っていう感じにもなりますね。軽い本を読んでる感覚ですな。

無料だから入りやすいし離れやすいのがブログですね。

よく講演などでも「無料だからたくさん人が来るでしょう」って仰る方がおられますけれども、それは違います。無料だから講演に行こうという方も中にはおられますが、有料でも来られる熱心な方もすごく多い。

僕の経験でも、無料の講演があるから行こうかなと思っている場合、当日になって「雨が降ってるしやめとこか」なんて気分になることが多々あります。

有料だとそうはいかない!

せっかくカネを払ってるんやから行かねばって感じになるし、できるだけ講師から多くを吸収してやろうとする貪欲さが生まれたりするものです。

終わってからの質疑応答でたくさんの質問が出るのはむしろ有料のほうなのです。講師とオーディエンスとの緊張感が生まれやすいし、感動もしやすいものです。

こういうブログを有料にしたら、アクセス数は減るでしょうけれども、ところが離れる数は減るので、長~い目で見れば固定の読者数はそれほど変わらないということになると思っています。

もちろん有料なんかにはしませんけどね(^▽^)

僕のほうは採点も終わりまして、ようやく落ち着きました。
毎日いろんな編集者からPILES OF EMAILが届いておりますが・・・

読んでますので。~( ̄▽ ̄~)(~ ̄▽ ̄)~

でも身動き取れんのよ。採点があると何もできませんねん。
普段は授業時間などが終われば自分の時間に戻るんやけどね。

採点を1束仕上げるのに数時間。合計束数が8束。
普通に考えて全て仕上げるのに数日はかかりますねんね(>_<)

その間、他のことをやり始めると採点がますます遅れてしまう。
逆に先に採点を仕上げて生徒たちに返却したほうが何かと動けるのです。

というわけで、ようやく採点が終わりましたがな(*_*)ゝ

今年は学年に所属していないので成績処理の仕事もありませんねん。

あまり書くとますます仕事が増えそうな気がするので、このへんで(´・ω・`)

ルミナリエ1

これまた最近よくコメントに「長文読解が苦手」って書かれております。
どうすれば成績が上がりますかと書いてあることが多いのですね。

しかしこんな漠然とした質問はありません。まずは自分で分析しないと。

たとえばこの2つのコメントを比較してみましょう。
ホッと♪ホームルームにもらったコメントをそのまま抜粋しますね。

****************************

A君:キムタツ先生、こんにちは。いつも楽しく(中略)ところで先生が書かれているように文法をやり直し、基本単語をキクタンを使って潰しました。センター試験の長文なら何とか解けるのですが、二次試験だと解けません。自分では数をこなさないとダメなのかなと思っていますが、先生はどう思われますか。

B君:全統模試が返ってきました。読解問題の点数が平均点に届いていません。長文に強くなりたいのですが、どうしたらいいでしょうか。教えてください。よろしくお願いします。

****************************

さて、皆さんならばどのように返事を書かれますか?

A君の場合は長文が伸びない原因がある程度特定できますが、B君には返事の書きようがありません。どういう理由で読めないのかがわからないのです。

単語がわからなかったのか。文法や文構造がわからなかったのか。
あるいは最終段落まできたら最初のほうを忘れてしまってたのか。

あるいはその両方なのか。

そういったことがわからないとアドバイスしようがありませんよね。

ルミナリエ2

長文読解に弱いっていう人には2つのケースがあるのをご存知ですか?
もちろん細かく分けるとさらに原因はあるのですが、大きく2つあります。

1つは英語の長文に弱い人。もう1つは文章を読むのが弱い人。

前者の場合に考えられるのは、単語力がないということです。
さらに言えば文法や構文の知識もかなり不足しているケースが多い。

逆に言えば全て知ってる単語と文法事項からなる長文だと読めるのです。

後者の場合に考えられるのは、読書習慣が欠如しているということです。
日本語の新書(岩波新書や講談社新書)を読まない生徒たちですね。

日本語で書かれた評論文を読めない人が英語を読めるはずがないですわな。
その人はそもそもの読解力がない。なので大学に入っても苦労することになる。

きっと読解力のない人はある時期がきたら数学も社会も理科もできなくなります。
その「ある時期」が大学に入った後かもしれへんけどね。

雑誌や漫画などしか読まなかったり、ケータイ小説やライトノベルしか読まなかったり。
それでは英語の読解問題に出てくるような評論が読めるわけありませんよね。

日本語の文章がちゃんと読めているのに英語になるとダメという人は結構早く成績がアップしますが、単語や文法が出来ているのに長文が伸びないという人はかなり時間がかかりますね。

よく「国語の成績を上げるために本を読む」なんて人がいますが、知識人が本を読むのは当たり前なんじゃないですか???本を読むのが前提や基礎になっていて、その上に英語や数学があるのです。

なので高校3年生であってもやはり時間を見つけて本を読まないとダメです。
高2以下の生徒たちも、まずは興味のある分野からでいいから読み進めましょう。

とりあえず1ヶ月5冊ぐらいを目標にして、それができれば増やしていくことです。

英語の長文の成績を伸ばすための第1条件は、読書をする習慣をつけることです。

たまに頓珍漢な生徒が「受験勉強のために本が読めない」なんて意味不明なことを言いますが、そういう生徒は可哀相ですね。ちゃんと指導してもらってない。学校であれ、塾であれ、指導者の皆さんは読書指導をしっかりしてほしいなと思います。

読書習慣があるのに長文が苦手という生徒については(また追々ストラテジーについては書くけど)単語や文法を押さえた上で、自分のレベルに応じた長文問題集を何度も反復してやりましょう。

1ヶ月あたり30長文ほど読み続ければ、数ヶ月で長文の成績が目に見えて上がります。

逆に言えば、読書習慣もなく、語彙力もなく、文法力もないという生徒は、長文問題集を繰り返してもあまり期待できません。それよりもまずやるべきことをやってしまうことです。

どんな高いビルディングも基礎工事が一番大事です。
英語の基礎工事をしっかりとやることで、キミのビルディングはどんどん高くなります。

今日も愛のクリックをガンガンお願いいたします(-^〇^-)
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(追記)そういう私も本をもっと読みたい病にかかっております。

 

 


kimutatsu

ホッと♪ホームルームにて

Posted on: 2007年12月19日(水) 0:44

万里の長城

万里の長城でファッションショーなんてお洒落ですなぁ。
僕も何度か行ったことがあるけど、かなり感動できます。

ヤングコースのほうはかなり険しくて、僕みたいなオッサンやある程度の年齢以上のご婦人には推薦しかねます。この写真にあるなだらかなほうでのんびりしたほうがいい。

若い人は文字通りヤングコースをどんどんよじ登っていってもらいたい。
もちろん若くてもオッサンみたいなのはいっぱいいるけどさ(^-^)

この前、アルクの嵯峨さんと飲みながら話をしていましてね。
ホッと♪ホームルームについてどうするかという話をビール片手にしました。

閉鎖しましょうかという申し出もあったんやけど、どうも僕としては残したい。

かといって講談社の佐渡島氏に言われたとおり「ブログ2つはやめたほうがいい」という気もしているのです。それぞれが中途半端になるのは避けたいという思いからなんですけどね。

で、ちょっとこちらをご覧下さい。

というわけでしてね。僕もみんなが思ってる以上に忙しいので、こちらとあちらを完全に両立するのは厳しいのです。でもやはり閉鎖ってのはよくない。

そういう思いがあったので、完全にカラーの違うブログにしようと思います。
コメントはありませんが、こちらを開放していますからね。問題ないかと。

なにかご意見があればこちらを使ってもらえばいい。
英語の質問その他もいつでも受け付けているわけやしな。

というわけで、ちょっとずつ向こうも書いていきます。
更新したらこちらに書くけど、ちょくちょく見にいってもらえたら嬉しいなと。

閉鎖したら今まで書いた記事もパーになるしね。
それは自分の分身たちに対して申し訳ない気分になる。

そんなわけなので、どちらもよろしくお願いいたしますm(__)m

愛のクリックもどうぞよろしくお願いいたします!(´・ω・`)
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投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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