KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2008年8月

kimutatsu

読解力を高めるために、その1

Posted on: 2008年8月12日(火) 0:39

国立大学英語R

最近「読解力がありません」とか「長文が苦手で」というコメントが多いのです。
たまには英語の記事も書いてみるかと思って書き始めたのですが・・・

┐( ̄ヘ ̄)┌

書くことが多すぎる。

本当は『国立大学英語リーディング』の序章に勉強法を全て書いてあるので、
そこを立ち読みでもいいから読んでほしいと言いたいのはヤマヤマなのだ。

が、懇切丁寧・支離滅裂・臥薪嘗胆を売りにしている木村なので、悩んでる
受験生たちのために書いてみようと思い立ちました。

が、(2文連続で「が、」から始まるのはどう考えても悪文やけど、気にしない)
あまりに長くなるので、少しずつ切って書いていきます。

以前こちらに「余計な解説など要らないから、良文を多数揃えてCDが付いた
長文の問題集を出してもらえんだろうか」というコメントがありました。

読解力というものについてよくわかっておられるなぁと思いつつ「了解しました」
と返事を書き、結局それが『国立大学英語リーディング』の執筆につながった。

とは言っても「本」なので、必要最小限の解説をかなり詳しく書いたのですね。
そうすると「解説が詳しい」という人と「解説が少ない」という人に分かれました。

いいですか?面白いでしょう?「ここまで解説が詳しいと助かる!」という人と
「解説が少ない」という人とに分かれた!こんな面白い本ってあるかね?

特に英語の勉強法をよく知っておられる英語のプロの先生方には好評です。
前にも書いたけど、ご自分で勉強するのにも使っておられたりする。

「解説が詳しい」という人と「解説が少ない」という人がいるって書いたでしょう?

残念ながら後者の人たちは長文読解の勉強について、根本的に間違ってる・・・
とまでは言わないけど、もしかしたらやはり少し間違ってるかもしれません。

まずはそこのところを頭の中に叩き込んでおこう!

やる気が出る言葉

ものすごく詳しい解説が為された長文読解の問題集って、恐らく僕が思うには
もちろんいい問題集ではあるんだろうけど、あまり力がつかないと思うよ。

特に難関大学を狙う人たちにとっては。

もう一度言うけど、そこのところを頭に叩き込んどきや。読解の場合、そこを
勘違いすると、いくらやっても力の伸びが見られない可能性もあるのだ。

読解問題の解説は絶対に詳しすぎると力がつかない。その文章自体の理解は
できたとしても、模試等で他の文章を読むと数字が伸びないと悩むことになる。

どうしてかを書き出すとおそらくあと2時間は書き続けないとあかんのですが、
そんなことを編集者諸氏が許してくれるはずもないので、簡単に書きます。

本を読むとしてさ、評論を読むとするやない?江藤淳さんの夏目漱石論とか、
そういう評論文を読むとする。英語じゃなくて日本語の本の話です。

評論を数多く読むことで読解力をつけるのです。知らない漢字があったりとか、
知らない言葉があったりとかすると、広辞苑などで調べながら読み進める。

そういうことをしながら読解力をつけていくのです。

そこで問題。

読んでる評論の解説書があったとする。漢字の読み方も意味も知らない語句の
解説も、文章全体の要約も、もう何もかも書いてある解説書があるとするよね。

その本を使って文章を「読破」したとするじゃない?
その教科書ガイドみたいな本の助けを借りながら、「読破」したとしよう。

それって本当に読破と言える?

そんなことで読解力がつくと思う?

絶対につかない。自分で調べながら読むから読解力はついていくのですわ。

最低限度の解説があったらそれでいいのです。読解力をつけるための本って
絶対にそうでないとダメなのです。僕の本でも詳しすぎるぐらいなんや。

『私立大学英語リーディング』になると更に解説が詳しすぎる!m(__)m
でもしょうがない。自習用の本やしな。最低限度を超えたかもしれないけど。

古来の受験英語問題集の感覚で「全ての文に解説を付けないといけない」って
いう式で作られた長文問題集は(悪くはないけど)その理由で僕は使わない。

そういう本は生徒たちには与えない。

わからないことがあれば自分で考え、自分で調べる習慣をつけることが必須!

そのために辞書がある。そのために『ロイヤル英文法』がある。そしてもちろん
そのために先生方が職員室に待機しておられるのです。

少し考えてわからないとすぐ解説を見る(決して「読む」ではなく「見る」だ)という
姿勢をまずは正すところからスタートしないと、読解力は絶対につきません。

だから今日の一言。

読解力を高めたいのであれば、必ず辞書と文法書は横に置いておきましょう!
わからないことがあれば、解説を読んだり全訳を見たりするのではなくって!
まず自分で調べてみましょう。そのうえで解説を見たり先生に尋ねたりしよう!

これは英語だけでなく、現代文や古文にも言えることなので覚えておいてね。
次回は「自分で考える力をつけるためにはどうすればいいか」を書きます。

読解力を高めるための方法について、続きが読みたい方は
クリックをよろしくお願いいたします。いつもありがとう!
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(追記)だからさ、絶対に『教科書ガイド』を買ってはならないのだ!
     楽しようとするならそれもいいが、後で苦しむことになるぞ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 英語  

kimutatsu

基本を潰すのに妥協は不要!

Posted on: 2008年8月10日(日) 15:05

北海道は秋?

北海道にいるNEXTSTAGE社の酒井社長から、これってひょっとすると
俺たちは付き合ってるのか?と思うぐらいたくさんの写メが届きます(笑)。

昨日の馬の写真とか今日のトンボの写真とか、要するに北海道なのねと
思うような写真がガンガン届くのですが、酒井さん、返事しなくてごめん。

返事はしてないけど、ちゃんと画像は保存して、こうして使ってるからさ。

喜久屋書店小倉店

昨日ある学校の先生から連絡がありまして、基礎力マスターを生徒たちが
愛用してくれてるとのこと。嬉しいものです。そういう報告は非常に嬉しい。

で、彼曰く・・・

Vol.2基本単語基本熟語篇は『キクタンBASIC』と『キクタンADVANCED』
を合わせたぐらいのレベルで、全然基本なんかじゃないと仰る。

Vol.3基本文法篇は『NEXTSTAGE』よりも問題が難しくて、覚えてるだけ
では太刀打ちできないので、とても基本ではないと仰る。

そして「だからこそ生徒たちには思いっきりやらせてる」と笑って仰ってはった。

JUGO先生も同じようなことを言うてはったなぁ。

僕、思うんですよ。

基本ってのは大事と言いながら、極めて相対的で、その範疇が先生や学校、
あるいはもちろん生徒たちによって違うもんですよね。

たとえば野球に例えますが、内野にゴロが転がってきたらファーストで刺す。
これができることが基本だと思ってるレベルの人もいますね。

ランナー1塁でショートゴロが来たら100%に近い確率でゲッツーが取れる
ことが基本的だと思ってる人もいれば、取れたら大喜びする人もいます。

基本ってのは人によって違う。いや、違ったらアカンはずなのに、「この程度
できるのは当然だ」と思うレベルって、実は人によって違うんですよ。

僕は『東大英語基礎力マスター』のVol.2や3は基本やと思ってます。

この程度のことはできて当然やと思ってるし、この程度の単語熟語や文法は
鉄板にしないと次のステップに進んでから、凄く苦労することになると信じてる。

Vol.4の基本構文篇は文法を固めて、英語を喋ったり聞いたりするための
基礎を構築するための本なのです。だから確かに基本プラスアルファと言える。

前も書いたが、Vol.4までいけば英語力は相当なレベルまでいってるはず。
でも少なくともVol.1~3は英語の基本です。

だからVol.1~3の確認テストをするならば、合格点は90点ではなく100点。
1つでも間違ったら不合格です。できて当たり前なんだから当然です。

ブックストアー談

この基礎力マスターについてはやっぱり想いがありましてね。

この程度もできないのに大学の英語の授業なんて受けられるわけないやん
と思ってる。受験勉強って、大学の授業を受けるための準備ですからね。

大学に入って「今年の生徒はこんな単語も知らんのか?」と大学の先生に
思わせるのはイヤなので、やっぱりこだわりたいなと思ってるのです。

大学にいれるために英語を教えてるんやないですからね。
大学に入ったあとに通用する英語力を身につけないと面白くありませんわ。

基本を大事にしましょう。でも覚えておいてほしいことがあります。

キミがこれは応用だと思ってることは、隣の人にとってはもしかしたら基本かも
しれません。20回音読すれば十分と思っていたら、隣の人は涼しい顔で30回
やっているかもしれません。それが当たり前やと思って。

基本を潰すと一言で言いますが、基本ってのは深いものです。

講談社の東大出の編集者が「Vol.4までやれば早慶はかたい」と言うてくれた
言葉の意味を噛み締めて、どうぞ基本を潰してほしいと願っています。

絶対に基本をしっかりと潰してやる!という決意を持っている人は
どうぞ力強く愛のクリックをお願いしますね。頑張って下さい!
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(追記)ついでに言うとくと、英語の勉強ばかりやっていてもあきませんよ。
     全ての教科の基本は読解力と思考力にあります。

 

 


kimutatsu

平常心でプレーできれば

Posted on: 2008年8月9日(土) 20:30

北海道1
(北海道に行ってる酒井さんからのプレゼントです)

♪♪♪毎日毎日僕らは鉄板の~上で焼かれてイヤんなっちゃうよ~♪♪♪

というわけで、現在、私学大会が行われておりまして、毎日西宮市にあります
甲陽学院中学のグラウンドに日参しております。

グラウンドはタイヤキの鉄板の上なみの熱さ(暑さ)であります。

甲陽学院中の先生方、生徒たち、保護者の皆さん、お世話になっております。
今日は甲陽の中1のK君という生徒から「母がブログを見てます」ということで
声をかけてもらいました。嬉しいものです・・・が、K君、キミも見てくれ(^-^)

私学大会は以前も書きましたが、甲陽・六甲・報徳・関学・甲南・雲雀丘・仁川
と灘の合計8私学による大会でして、野球だけでなく他のクラブもやってます。

昨日開幕いたしまして明日まで続きます。親善試合なので楽しい雰囲気です。
勝っても負けても監督や部長がいるバックネット裏のテントは笑顔でおります。

勝ったほうは謙虚に「たまたまですわ」と言い、負けたほうは「不細工な試合で
ホンマすんません」なんて言いつつ、わいわいやっております。

で、負け続けております。 ┐( ̄ヘ ̄)┌

昨日は甲南に、今日は関学に、それぞれ負けました。ミスのオンパレードで。

明日は7位決定戦(最下位決定戦でもあるが)で、雲雀丘学園中と対戦です。
ここまで来たら7位も8位も同じですが、せめて1勝はしたいなぁと。

ミスをするのは誰でもします。だから1回のミスでは僕は怒らない。

ただやはりミスの仕方が悪い。積極的に行ってミスしたのであれば仕方ない。
でもちょっとミスを恐れるあまり慎重になり過ぎて、逆にミスしてる。

人間ってのは不思議なもんで、ミスしたらアカン!と思うと堅くなってしまって、
逆にそれがミスを誘発する。頭から「ミス」という言葉を除去するとミスしない。

甲子園でもそうですが、生徒たちが笑顔でいることが多い。あれはやっぱり
笑顔によって筋肉の堅さを取り、いつもどおりのプレーをしようということです。

試験でも試合でも、どこまで平常心で臨めるかが大事なんだということですね。

明日は最後やし、生徒たちもいつもどおりのプレーをしてくれればいいなぁと
願っております。明日もまた暑くなりそうですが、頑張ってまいります。

頑張ってる8私学の選手たちと顧問の教員たちに、
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(追記)昨日の記事でいろいろな誤解を招いてしまいました。すみません。
     私が誰かに何かを言われたわけではありませんm(__)m
    


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

辛口の人ってのは・・・

Posted on: 2008年8月8日(金) 14:16

黒ビール

学年で飲みに行ったときに、公民の先生と地学の先生が飲んでおられた
黒ビールの写真です。うちの学年の先生方はホントに美味しい酒を飲む。

人の悪口を言わないので、僕は学年の飲み会が好きなのです。

さて・・・

最近特に思っていることですが、「辛口な人」ってどう思わはりますか?

タレントさんの場合はキャラを作ってる場合が多いので(事務所の都合で)、
辛口って言うても北野武さんぐらいしか思いつかないのですが・・・

そういう人、いるよね?

「辛口」を売りにしてるような人。

僕、どうもあれがアカンのです。「辛口」を気取ってるだけで、ホントのところ
自分の気の弱さを「辛口」で隠してはるだけなような気がして。

それにホントに実力のある人って、絶対に「辛口」にはなりませんからねぇ。

トップに立ってる人って敵も多いので、わざわざ辛口になって敵をこれ以上
作るよりは、腰を低くしておくほうが凄みが出るし、得なことが多いのです。

僕は全然トップなんかじゃないけど、辛口になる必要もないし、生徒らには
「デビル!」とか「悪魔!」とか「うぉぉぉ!」とか(笑)言われてるが、決して
自分としては辛口ではないと思う。実際、褒め芸の教員やし。

辛口の人って、ものすごい自信があるんでしょうか?

逆に自信がないんだと思うんですよね。

本当に力があって自信がある人って、辛口どころか悪口を言ったり書いたり
するようなことは絶対にしないはずなのです。

人よりモノがちゃんと見えてる人ってのは、たぶん決して辛口にはならんし
人の悪口も言わない。ということは辛口の人ってのは・・・(以下省略)。

まぁそんなわけでどうもあるお方の「辛口」が気になって、しかしそんなツマラン
ものが気になる時点で僕は大したことないわけで、とりあえずまぁ自分だけは
相手の悪いところをニヤっと笑いながら「俺は正直だ」なんて言いつつ自慢げ
に指摘しては悦にいってる人間にはなるまいと思っている木村なのです。

木村が指摘されたら?

「ええ、僕は本当に大したことないんです。」と頭を垂れながら同意したうえで、
「指摘してくださってありがとうございます」と言えるぐらいには大人です。

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(追記)先日紹介しましたソノダバンドがテレビで特集されるそうです。
     今日の17時半頃に、関西テレビのスーパーニュースアンカー
     という番組で特集が組まれるということですよ!(^-^)

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

熱心な先生方に囲まれて

Posted on: 2008年8月6日(水) 23:46

SUNFLOWER

東京で講演した後に某出版社で打ち合わせをし(来春に出すことになりました)
品川駅まで来たら、新幹線がとまっていてびっくりしましたがな!( ̄▽ ̄;)

帰れるのか?

新大阪と京都の間で1時間の雨量が95ミリという豪雨があったそうで、東海道
新幹線も山陽新幹線もとまってるということでした。

時間を潰す天才な私もさすがに暑いし足が棒だったので、待つよりもう1泊する
かなぁなんて思ったりもしていたのですが、我慢して少し待って帰ってきました。

それはそれとして・・・

講演ではまた熱心な先生方にお会いし、触発されました。英語の先生方だけで
なく、学校の校長先生や教頭先生なども参加されていました。

質疑応答の時間がオーバーしてしまい、途中で打ち切ることに(>_<)

実は月末に今回と同じ私学の先生方対象の講演を博多でやるのですけれども、
そこではもう少し時間を取ってもらえたらいいなと思っています。

何にせよ、僕のスキルがお役に立てば幸いです。

英語の成績を上げるのはそれほど難しくありません。が、英語だけやっていても
英語の成績を上げることは実は難しい。センター試験レベルなら大丈夫やけど。

このブログに書いてもいいんやけど、どうも誤解されそうな予感がするので・・・
本などに書く機会があれば書くかもしれへんませんが。

今回のような講演では説明しております。

また英語のみならず、成績全般を上げるための条件というものもあります。

いくら頑張っていても学校全体の進学実績が上がらないという場合、その条件が
クリアできていないことがよくあります。教え方がうまくてもダメです。

逆に多方面の微妙なバランスがうまくとれていれば大丈夫です。

そういう話をさせてもらいました。

講演の間、聞いておられる先生方の表情を見ていましたが、皆さん熱心!
喋っている僕のほうがエネルギーを頂いた気がして、気分よく帰ってきました。

もうすぐ日付けが変わる。疲れていますが、気分がいいので執筆します(^-^)

熱心な先生方に教えてもらえる生徒たちは幸せですよね。
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(追記)単語集、来月ぐらいには出せそうな気が・・・

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

方法を間違えなければ

Posted on: 2008年8月6日(水) 10:46

自己責任

私学の先生方に対する講演を依頼されまして、東京で行うことになりました。
このブログも東京のホテルで更新しております。昨日はひどい雨でした。

アルクの美人編集者&お地蔵さんとの打ち合わせが終わり、夕食を頂いて
ホテルに帰ってきまして、講演準備をしていたのですが・・・

教員になって前任校の上司に「実績を上げろ」と口を酸っぱくして言われてた
当時のことを思い出しておりました。本当にいろいろと試行錯誤を繰り返した。

講演で灘の話をすることってほとんどありません。

むしろ自分が教員になって、21年間で培ってきた「成績の上げ方」を話します。
灘の取り組みは先生によって違います。灘方式なんてのは存在しません。

例えば今の中1と中2とでは教材も授業の方法も試験の仕方も何もかも違う。
中2は中2の先生が考えてやっておられる。僕は僕で中1を育てる。

だから木村方式なのです。

ただまぁ・・・英語だけの話ではあまり価値がないかなと。

英語の成績を上げる方法も話しますが、僕がお話しするのは英語に特化せず
全体としてどうやって生徒たちを志望大学に入れてあげるかという内容です。

生徒たちを合格してやるためには英語だけではどうしようもないですからね。

生徒との付き合い、保護者との付き合い、他教科の先生方との付き合い・・・
そういった要素が絡まりあって生徒たちが志望大学へと近づいていくのです。

学校の実績を出すのはそれほど難しいことではありません。僕はそう思ってる。

本当に生徒らが「東大に行きたい」とか「京大に行きたい」と強く願っているならば
正しく導いてやれば、その多くを東大や京大の入口へ連れていくことはできます。

ただやはりその方法を知らないという先生方もいらっしゃいますからね。

学校経営の話も含めて、自分の思うところを述べさせていただいておりますが、
私学の先生方に多少なりとも参考になれば幸いに思います。

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(追記)昨日は東京ドームでカトゥーンっていうアイドル?タレント?の
     コンサートがあったそうで、それも何かと大変でしたがな。

   


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

自分に嘘をついたらアカンよ

Posted on: 2008年8月4日(月) 23:29

ガッツ猫

ドラゴンズの山本昌投手が200勝を達成しましたね。ドラフト1位で入った
選手が活躍するのはある意味当然というところもあるが、彼は5位指名。

日大藤沢高から指名されたときは、周囲はほとんど期待していなかったと
いうことです。アメリカへの野球留学でスクリューを覚えて開花しました。

山本昌投手は昨年活躍できませんでした。さすがに41歳の投手が活躍
しないと、心無いファンから「引退せぇ!」なんて言われたりもします。

ところが今年は見事に復活!しました。で、今日200勝を達成しました。

素晴らしいですねぇ。

清原もヒットを打ったそうですし、おっさんたちも頑張っとるな。ヨシヨシ。

神戸在住のおっさんも頑張っておりまして、今日は2試合やってきました。
灼熱の灘校第1グラウンドで。東大1回生のOBが審判をしてくれました。

結果は2試合やって、2試合とも勝ちました(^-^)

第2試合はスタメン9人中、内野手全員を1年生にしてみたのですけれど
なかなか動きがよく、これは2年生もうかうかしてられんぞという感じです。

1年生も2年生も頑張ってほしいな。

正直、素質あるなぁという選手もいれば、不器用やなぁと思う選手もいます。
でも不器用でも中学生レベルの野球なら、努力でカバーできます。

成功のための金言

毎晩バットを300回振れよ!という僕の指導に従ってる人は伸びると思う。

「やってる?」と聞くと全員が「はい」と答えます。でもやってない人もいます。
試合でのバットのスイングを見ていたら、やってるかどうかすぐにわかる。

でも選手たちには「やってへんやろ」とは言いません。

本当にやってるかどうかなんて自分が一番よく知ってる。勉強でもそうです。
生徒に「頑張ってる?」と聞くと、だいたいが「はい」と答えます。

音読してる? はい!
暗唱してる? はい!

でも試験をやると間違える。音読してるはずの生徒がたどたどしく読む。
単語の意味を聞くと首をかしげる。スペリングもあやふや。

でも僕は何も言いません。「嘘ついてるやろ!」なんて言っても生徒たちを
追い込むだけですからね。そんなやる気を失くすようなことは言わない。

やってるかどうかは自分が一番よく知ってる。嘘ついてるかどうかもそう。

バットの素振り、毎日アホみたいに振ってる選手はすぐにわかりますねん。
1ヶ月もするとスイングスピードがすっごく鋭く、速くなってくるから。

実際、「こいつ下手やな」と思ってた選手でめきめき力をつけてきた選手が
います。そういう選手は、今はあまり試合に出られなくても、きっと出てくる。

そういう選手が公式戦に出場できるし、活躍できるってことですね。

音読してる人としていない人もすぐにわかります。

結局、努力してるかどうか、継続してるかどうか、誤魔化しているかどうか、
全部自分が一番よく知ってるのですね。

ノートを提出せよと言うと、友達のを写してくる生徒も残念ながらおります。
別に遅れて出したって怒ったことないのに・・・意味ないことしますよねぇ。

自分の中の神様に舌を出すようなことは、絶対にしたらアカンのですよ。
それが習慣になると、いつも言い訳したり逃げたりする人間になる。

人間って弱いから、ついつい逃げたくなるし、僕もそういう時期はあった。
でも、だからこそ言うのです。逃げないで自分と向き合うことが大事です。

「絶対に、誰がなんと言おうと自分は頑張ってる!」と言える人は強い。
でもそうじゃないなら、後になって後悔するようなことになる可能性もある。

自分が納得するように生きることです。自分を騙したらあきませんわな。

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(追記)お陰さまで『頑張ってるから悩むねん』以来の一般書を
     書くことになりそうです。保護者向けの本です。

  

 
    


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

模試=練習試合を有効利用しよう!

Posted on: 2008年8月3日(日) 18:04

博多1

ここのところ仕事が立て込んでいて、メールの返事すらできてないなぁ・・・と
思いつつ、朝からの野球の練習には欠かさず行って日焼けしてる木村です。

明日は午後から近くの御影中学と試合があります。

先般は本庄中学という強い中学とやり、1試合目が勝ち、2試合目が負け。
ミスが出始めると止まらないのはまだまだ弱いからですな。

これからまた鍛えます。

この後、甲陽学院中学と練習試合があり、8日から私学大会があります。
1回戦は甲南中学と当たります。その後は勝敗次第で決まるんですけどね。

私学大会は親善大会なので、練習試合と同じような感じでとらえております。

そしてそれが終わるとお盆休みに入り、お盆明けは21日に東山中学(京都)
と練習試合が岡崎公園球場であります。初めてやるんですが楽しみです。

東山中学にはチームキムタツに入ってる先生がいらっしゃって、その先生に
連絡をして、せっかく二人とも顧問なんだから試合しよう!ってことになった。

英語教師塾をやる前は全く知らなかった人とこういう縁ができるのもいいな。

で、東山中の後に数試合やって、9月に入るといよいよ秋季大会のブロック
予選が始まります。公式戦ですね。楽しみです。勝てるかなぁ(^-^)

博多2
(しかし田中十督先生はどの写真にも写ってるなぁ)

こうやって書いているとおわかりだと思うんですが、夏休みの間に相当な数の
試合をこなします。今日もある中学から試合の申し込みがありました。

毎日毎日練習はこなしているのですが、試合になると打てない選手がいます。

で、これって勉強に例えると、結構勉強はしてるけど本番では成果が出ない、
ということになると思うんですね。練習試合=模試ととらえてください。

野球の場合だとこんな流れになります。

日々の練習→練習試合→ミスしたところを練習で反復→練習試合→またまた
ミスしたところや弱いところを練習で補う→練習試合→公式戦

これを勉強に置き換えるとわかるんやないかなと思うんですね。

日々の勉強ができていないのに模試を受けてもまったく意味がありませんわな。
模試は日々の勉強でやったことが試験で発揮できるかどうかを見るのです。

逆に模試を受けたのに、間違ったところを復習しなおさないと意味がないわな。
模試の判定や偏差値なんて、正直どうだってええわけでね。

公式戦=入試本番で力が出せれば、それまでの偏差値なんてどうでもいい。

野球の場合、5試合や6試合では練習試合としては少なすぎるのですけれども
模試の場合は季節ごとに1つずつ受けていれば問題ありませんよね。

それに東大模試や京大模試などの、冠系の模試もあるしね。

受験生は模試を受験する意味を考えながら、この夏の模試も頑張って下さい。
受けて判定や偏差値を気にするのは極めて二次的なことなのです。

業者が出す判定に人生を決めてもらってはダメですぞ。

自分で自分の人生は構築するのです。

そのために日々の練習(勉強)にありったけの力を注ぐのです。そしてたまに
練習試合(模試)を経験し、ミスしたら日々の練習(勉強)でやり直す。

これを繰り返していけば、ミスする回数は減るし、弱いところは減るはずです。

模試を有効に利用しながら、公式戦での勝利(=志望大学合格)目指して、
頑張って下さいね!暑い日々が続きますが、バテずに勉強頑張りましょう!

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(追記)大人になると模試がなくなる。本番一発勝負!だからこそオモロイ。
    


喜久屋書店小倉店

せっかく8月になったのに更新されないと、知り合いから「どうした?」なんて
メールがいっぱい届くのですが・・・元気です。元気で太っています。

夏は暑いからか新陳代謝が悪くなるそうで、痩せにくいそうですね。

どうせ痩せないならガンガン食ったほうが元気とエネルギーが出ますから、
周囲が呆れるほど食べております。そしてどんどん太っています。

グラウンドでこんなに毎日運動してるのに痩せないのは、それ以上に食べて
お腹をさすっている回数が多いからで、でもお陰で夏でもやる気満開!

やっぱりやる気や集中力の源は体力やからな。

体力のないとやる気が続かんわな。やる気がどうすれば続きますかって人!
食ってるかぁ?ガンガン食って体力をつけよう!

食ったら眠くなるだぁ???

┐( ̄ヘ ̄)┌ オマエタチハマッタク!

根本的に大学に向かう気力というか、大学に行きたい欲をもっと持たねば。

好きな女(or 男)を口説くのに「やる気がでない」って奴はおらんだろ。

どうしてもゲットしたい!って気持ちをもっと持つべきやな。大学に対しても。

さて・・・

上の画像は小倉にあります喜久屋書店小倉店さんの様子ですが、友達の
ひとり(北九州予備校の英語の講師です)が画像を送ってくれました。

キムタツコーナーができてる!っていうんで、先ほどお礼の電話をしました。
もちろん喜久屋書店の小倉店さんに。

残念ながら担当の方がおられなかったので、明日また電話し直します。

それはそれとして嬉しいですねぇ・・・(┬┬_┬┬)

今月末にまた九州に行く用事があるので、もしかしたら立ち寄るかもです。
そのときはまたここに書きますけど。最近は九州フリークな木村です。

ソフトバンク

さて、夏休みに入りましてだいたい1/3が経過しましたが、勉強や読書の
ほうはいかがでしょうかね?まだ2/3あるなんて言うとる人はおらんか?

旺文社の『蛍雪時代』のほうに勉強の基本的な姿勢について書きました。
まだお読みでない方はどうぞ。
    ↓   ↓
旺文社のパスナビへ飛びます!

前から言うてることやけど、やっぱり計画性ってのは大事で、それは勉強や
宿題だけでなく、我々の仕事でも同じことが言えるのですね。

さらに言えば、メモとペンはかなり大事なTOOLでして、仕事のできる人は、
遊んでるときでもメモ帳とペンは手放しません。高校生、覚えときや。

小学生のときは「連絡帳」という可愛い名前のメモ帳を持ってる。ところが、
中学から高校になると、メモ帳を持たない生徒が増えてきます。

いつどういうことをやるのかという予定のみならず、いつどういうことをしたか
という、つまり勉強や仕事の実績を書くメモ帳すら持っていない。

それではダメですねぇ。

①計画を立てる→記録する→実行する(もしくはしない)→記録する

②どういうことをやりたいか考える→記録する→妄想する(←かなり大事)

この①と②の流れを作ることが大事です。それは読書にも言えるのですね。
試しに読んだ本を全てメモに書いている人は、そのメモ帳を出して下さい。

今年に入って7ヶ月経ちましたが、何冊の本を読みました?その本の著者、
タイトル、出版社などはすぐに言えますでしょうか?

自分の記録は全て残しておいたほうがいい。それがやる気につながります。

ちなみに僕はメモを3冊持っているのですね。

1冊は予定を書き付ける and それを実行したかどうかを書き付けるメモ帳。

1冊は本やイベントの企画案を書き付けるメモ帳。ちなみにこれを失くすか、
あるいは盗まれるかすると、かなり痛い。僕がどんな本やイベントを行うのか
一目瞭然になっているメモ帳です。

もう1冊は読んだ本についての情報を書いていくバインダー式のメモ帳です。
「再読せよ」とか「人に勧めよう」や「絶対に勧めない」なんて書いてある。

特に上の2冊のメモ帳だけは仕事をする上で手放せないし、会議だけじゃなく
誰かに会ったり飲みに行ったりする際にも必ず持って行きます。

そして「こういうことしたいな」と思ったら2冊目に書き付ける。ワクワクします。
飲んでるときなら、そのメモを読みながら5年後の自分をimagineする。

こういう「当たり前のこと」をやるかどうかで、人間のやる気や、もっと言うならば
業績や成績って絶対に変わってきます。ちゃんとやるべきことはやらないと。

たぶんこのブログから離れないで毎日のように読んでいる人ってのはおそらく
やる気がある人か、あるいはやる気はあるけど・・・って人なんやと思うんです。

でもやる気があるのは大事なことなので、それは自信を持とう!

そしてそのうえで「当たり前のこと」を当たり前にこなしていくことが大事なんや。
特別なことなんて何もしなくてもいい。

「メモ帳とペンを常に持ち歩く」ということだけでもかなり違ってきます。

何かを思いついたらメモ帳に書く。本屋さんで「この本買いたいけど、今はカネ
ないから、次来たら絶対に買おう」と思ったらメモ帳に書いておく。

先生が良いことを仰ったら忘れないようにメモ帳に書いておく。やる気が出たら
どうしてやる気が出たのか忘れないうちにメモ帳に書いておく。

こういう姿勢が大事なんじゃないかと思うんです。

僕のメモ帳です
(これが僕のメモ帳。手の平サイズです。)

ついでに言うとくと、本を読んで「これいいな」と思ったらそこを携帯に写真で
収めておくのもいいですね。僕は酒井社長の姿勢に学んでやり始めたけど。

いずれにしても・・・

そんなことしなくても覚えていられるし、やる気も持続するという人は我流で
やっていけばいいし、メモ帳もペンも要らないと思うんです。

でもそうじゃなくて、どうも自分はなぁ・・・という人はできるだけ小さいメモ帳を
買って、「これは予定と実績、これは将来の計画、これは誰かの言葉の記録」
なんて感じで書き込んでいけばいいと思う。それがやる気につながります。

人間なんてひとりひとりの能力は知れてるけど、でもちゃんとやればかなりの
ことが死ぬまでの数十年でできると思う。普通の人でもできる。

特に自己啓発本ばかり読んでなかなか自分では実行できないタイプの人!
とりあえずこのブログを読み終えたら、メモとペンを持ち歩く習慣をつけよう。

それだけでも全く違いますからね。

受験生は絶対にMUSTね。明日勉強することはもうわかってるかな?それと、
一週間前の今日は何を勉強したのか、それもわかってるかな?

この夏休みに入ってすでにどういう勉強をやったかな?

「結構やった」とか「自分なりにやってる」じゃなく、具体的に言えるような状態に
しておくことです。そうすれば成績はかなり安定します。記録魔になりましょう!

2日も更新しないと数字がかなりダウンしてしまいました。
期待してくださってる人、すみませんでした。
今日も愛のクリックをよろしくお願いいたします。
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(追記)この2日間は博多で仕事や遊びを楽しみました。週明けは東京、
     それが終わると私学大会。月末は博多と鳥取に参ります。

 


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