写真が横長なので見えにくいかもしれませんけれども、近大福岡高校
の生徒たちです。手には『ユメタン①』を持ってくれています。
近大福岡は自由英作文のコンテストである「ユメタン甲子園」に積極的
に参加されている学校です。
放課後には『ユメタン』のCDを使い、単語の補習をされているそうです。
単語、ほんまに大事ですね。
長文の演習をしていて思うのですが「この単語がわかれば解けるのに」
ということが多々あります。
読めないのは単語力不足のせいという生徒がたくさんいます。
逆に言えば単語力さえ身につければ・・・ということなのです。
リスニングの場合は少し違います。単語の意味がわかっても音を知らな
ければリスニングができません。
灘で以前やったときにはlocalとかobviousとかいった単語が聞き取れ
ず、問題に答えられなかった生徒がかなり多数いました。
localを[loukl]という発音記号で覚えていた生徒には、実際に発音され
るlocalが聞き取れなかったのです。
発音記号と実際の音とは大きく異なります。
目だけで意味と綴りを覚える単語学習では、リーディングには強くなって
もリスニングには対応できません。
単語テストのために単語の勉強をするから、目だけで勉強するのです。
単語テストのための単語学習は不毛です。
英語力アップのために単語の勉強をするのです。そうでなくてはならん。
近大福岡の生徒たちはCDを使って指導してもらっていると聞きます。
先生自身が目だけで単語を覚えたという場合はかなり悲しい結果になり
ます。具体的に生徒たちにCDの使い方を、詳細に語れないからですね。
近大福岡の英語科の先生方はよく僕のセミナーにいらっしゃいます。
そして生徒たちに還元されているのでしょう。
近大福岡の生徒諸君、単語学習は英語学習の土台です。サボらないで
CDをしっかり使って意味と発音を体に染み込ませてくださいね。
応援しています。頑張って下さい。そして楽しんで下さい。
今日も僕のブログにおいでくださってありがとうございました。
明日は英語教師塾の案内をさせていただきます。
8月16日のアルク主催の恒例ロングセミナーに関しましては
受付開始3日か4日で満席になってしまいました。
英文法と英作文のアクティブな指導法について説明させて頂き、
参加した先生方に英文法と英作文の授業を体験してもらいます。