
こういう板書って昭和時代から続いてきていて、保護者の方は
こういう感じのを見ると安心するでしょ?笑
昭和と違って平成はなかなか難しいんですよ。
その平成もあと1年も経たないうちに終わるけどね。
教員が解説していると伸びるのはリーディングぐらいでしてね。
特にリスニングとスピーキング、つまり英語の聞きとり能力と
英語が話せる能力に関しては、仮に塾に行ったとしても
まったく伸びないといっても過言ではないからです。
学校でも塾でもリスニング用の問題集を使いますけどね。
授業でいくらやっても、ほぼ毎日やらなければリスニング力とか
スピーキング力は身につかないのです。
ところが文科省は2021年から始まる共通テストの配点を、今の
センター試験と違って、リーディングとリスニングを1:1に
するかもしれないと言っています。
非常に良い改革です。素晴らしいと思う。
200点満点だとすれば、リーディング100点・リスニング100点。
リスニング力を伸ばすのは大変ですよ。本当に大変。
定期考査も下線部訳とか記述が多いと模試みたいでいいと思う
んじゃないかなぁと思うんです。
試験の作り方に詳しいプロなら「それじゃ伸びない」と答える
と思うんですけどね。僕はあまりそういう問題を出さない。
だから生徒たちは試験勉強が大変だと思います。
保護者の方は素人なのでしょうがないのですが、プロである
学校の先生方が定期考査で模試のような問題を出していると
確かに見た目はいいんですけど、うまくいかないと思いますね。
どういう授業をされたかにもよりますけど。
今日の授業で生徒たちを見ながら「あぁ、昭和は楽だったなぁ」
と思っていました。

これは今日の僕の授業です。スピーキング力をアップさせる
ための準備をしているのです。英作文とスピーキング。
毎週、彼らは英語でレポートを書いてこなければなりません。
先週のテーマは「自分の弱点や欠点を書いてきなさい」と
いうものでした。さらには具体例を1つか2つ挙げて
どうしてそれが欠点だと思うのかを英語で説明しなさいという
宿題を出しました。
こういう宿題が毎週出ます。
僕は全員の文章を読んで、A~Dの評価をつけます。
でもその前にブレストをする必要があります。
この写真はブレストをしているシーンなのです。
昨日、ある生徒から「英検準1級の一次試験に合格しました」
とフェイスブックを通じて連絡がありました。
今日は「英検2級に合格しました。英作文は満点でした」と
言いにきてくれた生徒がいました。
やることをやれば絶対に英語はあがります。
あと2年半。これまでと変わらず、しっかり勉強してもらいます。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
勉強のやり方が昭和時代と全く違うものですから
僕もかなり研究しましたが、やっとこれというものに
たどり着いたように思います。まぁやるのは生徒ですけどね。