KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2009年11月

kimutatsu

ユメタンゼロがもうすぐ発売になります

Posted on: 2009年11月19日(木) 21:51

ユメタンゼロ表紙画像

おかげさまで『ユメタン』のゼロ(丸数字が出ない)が月末に書店さんの店頭に
並びます。ありがとうございます。中学修了~高校1年レベルとなっています。

生活単語もバリバリに入っております。

身の回りの単語って大事やと思うんです。中学で覚えておくべきですよねぇ。

だって「文化」とか「伝統」なんて単語は知ってるのに「キャベツ」とか「まつげ」を
知らないなんて絶対におかしい。身の回りの単語はできるだけ早く覚えましょう。

というわけで、UNIT1の前にUNIT0を作り、この単語を知らなかったらあかん
やろう!っていう基本名詞ばかりを400語ほどピックアップしました。

全て名詞です。それを最初に400数十語並べました。まずは知ってるかどうか
をチェックしていただき、知らなかったらすぐに覚えてしまいましょう。

英語を最初からやり直そうかなと思っている人もどうぞご覧下さい。

中3から高1レベルの単語については、名詞・動詞・形容詞・副詞などをすべて
従来の『ユメタン』方式で、CDを使いながら自分で確認テストをしてもらう式で、
それと前に挙げた単語やフレーズを、後で再度バラバラに並べ替える方式で、
掲載してありますので、それはフレーズやセンテンスごと覚えてください。

CDの使用は必須です。

単語は単語だけで覚えるから忘れるのです。フレーズごと、それをCDを使って
覚えるから忘れにくいし、スピーキングや英作文で、力を発揮するのです。

というわけで、月末までしばしお待ち下さい。ありがとうございます。

 

(追記)天川正先生(共愛学園中・高)、上田高裕先生(東山中・高)、
     執行正治先生(佐賀西高)、菅原健夫先生(札幌北高)、
     棚町幸則先生(筑紫女学園中・高)、馬場志子先生(鹿島高)、
     福島卓也先生(鳥取東高)、前田浩之先生(磐城高)、
     吉村暢泰先生(東福岡高・東福岡自彊館中)、
     素晴らしいコラムを本当にありがとうございました!!!
     利用する生徒たちが読んで、やる気を出してくれると思います。
     本当にありがとうございました。感謝申し上げます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

kimutatsu

アクティブな英文法の授業を

Posted on: 2009年11月19日(木) 10:32

kobe

いや寒いですねぇ。朝起きたらどうも頭が痛くって、もしかしたら今日は学校を
休んでゆっくりしたほうがいいかとも思ったのですが、頑張って出勤しました。

ま、当たり前といえば当たり前やけど。

というのも、この4年間、1回も欠勤してないんですよ。

今の日本の状況からすればあまり良くないんでしょうが(あまりに欠勤しない
と、怒られるっていう会社もかなり多いらしい)。

一応この4年間は健康にはかなり注意しています。

気分が悪いとすぐに病院へ行き、やばいなと思ったらカイロプラクティックに
行ったりとか、海に潜るのが趣味と言ってたのが、今ではウガイが趣味にな
っていて、ついでに風呂には20分以上はつかるようにしてる。

なので朝は頭痛くて唸ってたのですが、熱はなさそうだし、学校に行ってみて
やはりしんどかったら、その時に帰ろうと思って出勤しました。

そしたら元気になって、頭痛いのも治った\(-o-)/

ま、そんなもんじゃな。休みたいなと思ったときに、もうひと頑張りできるかどう
かで、その人のパワーというかエネルギーの強さがわかるってもんだ。

我々は『1、2の三四郎』世代やけど、あの三四郎の強さを見習いたいものだ
と常々思っております。ちなみに『1、2の三四郎』は全巻持ってる。

よし、頑張ろう!\(◎o◎)/

ガッツ猫

昨日は文法の授業について書いたのですが、早速というかいつもどおりとい
うか、とにかくいろんな先生方から教えてくれというメールを頂戴しました。

英文法の授業をいかにアクティブにするかって、ある意味、英語の教員にと
ってはひとつの試金石やったりするのではないかと思うのですね。

面白い英文法の授業をし、英文法を教えつつ、4技能全部を高めると。

単に漫談的な要素を加えるだけでは長続きしなくて飽きられますからねぇ。
そういう要素もあっていいとは思うけど。

僕は基本的に<解説→音読→暗唱→暗写>というパターンで行っています。

これは北海道函館中部高の今井康人先生と話していたことなんだけど、実は
リーディングの授業もリスニングの授業も同じパターンでいけるんです。

僕が前に北海道で講演をしたときに、今井先生が自分のやり方とほとんど同
じだと仰って、先生が出版された英語授業法の本を送ってくださったんです。

今でもしょっちゅうその本を読んでるのですが、そのパターンを使って授業を
することで、英文法の授業でも、否、それが単語の授業であっても飽きない。

生徒たちは教員の解説を聞いているだけではなく、常に何かのアクションを
しているので、寝ている暇はない。

ということなのです。

だから僕は結構生徒たちの活動を見ている時間が長い。椅子に座って見て、
みんながちゃんと勉強してるかどうかをチェックしてるのです。

やはりというと何ですが、今井先生と盛り上がった方法で、驚くほど、今まで
教えた卒業生たち以上に、英語の力がついてきてるのがわかります。

詳細はまた追って書きます。

 

(追記)今日は受動態の最後の授業で、英文法というよりも、授業の大半を
     生徒たちは辞書をひきまくっておりました。それでいいのだ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

英文法の授業に思う

Posted on: 2009年11月18日(水) 22:27

旭屋書店甲子園ららぽーと店さん
(旭屋書店甲子園ららぽーと店さんです)

僕が教えている中2生徒たちですが、10月22日から高校英語に突入しまして
しかし英語Ⅰの教科書エレメントには全く入らず、毎日英文法をやってます。

ある程度、英文法をやってから英語Ⅰの教科書をどんどんやります。

以前は英語Ⅰの教科書を読みながら「これがS、これがV」なんて説明をして、
まるで英語の授業なのか構造分析ゴッコなのかわからない授業をしていたの
ですが、今はもうそんなことはしていません。

もっと効果的に英語の成績を上げる方法がわかったので、構造分析は正直
必要最小限の、驚くほど構造の複雑な箇所だけにしています。

倒置構文のところとかね。

英文法もすでに時制→5文型(授業時間15分)→仮定法→助動詞→態まで
終わりました。週明けから不定詞です。終われば動名詞。

生徒たちは英文法を勉強していますが、僕の英文法は英文法なのか読解な
のかリスニングなのか英作文なのかわからないミックスタイプなので、恐らく
飽きずにやってくれていると思うんですけどねぇ。

今日は仮定法の5回の試験で不合格になった生徒たちを相手に追試をし、
さらに不合格になった生徒たちにおよそ3時間の補習をしました。

補習といっても、僕はほとんどウロウロして生徒と喋ったり、椅子に座っては
ぼけっとしていたり、また机間(きかん)巡視をしては生徒と喋ったり・・・

英文法って教員が解説ばかりしていては、あまり力がつきません。

もっと生徒たちにアクティブに勉強させることですね。そうすれば英文法の授業
だけで読む・聞く・書く・話すの4技能ともアップさせることができる。

否、『ユメタン』方式でやれば、単語の勉強だけでも、英語力を相当アップさせ
ることができる。実際そうやって成功してる先生方がいっぱいいらっしゃる。

というわけで、でも最近気がついたことがあるんです。

生徒らが僕をデビルだのイーヴォーだの鬼畜だの家畜だの言わなくなった。 
解説が終われば、当たり前のように音読をし、暗唱をし、暗写をしてる。

慣れたのか?\( ̄_ ̄)/

あんなハードな授業に慣れたっていうのか?\( ̄D ̄)/オイオイ

態を能動態から受動態に変換することを、文法用語で「変態」と呼ぶのだ・・・

なんて授業に慣れたっていうのかぁぁぁぁ!?

うーむ、当たり前のように黙々と音読をし(黙々と音読するってのはおかしいが)
さらにそれが終わると黙々と暗写をする生徒たちを見て、「なかなかやるやん」
と思い始めている木村なのです。

その調子、その調子。

 

(追記)大した授業でもありませんが、来月は北海道から授業見学に
     いらっしゃるということで、嬉しく思っております。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

せっかちにつき

Posted on: 2009年11月17日(火) 23:22

メモ帳

昨日、メモについて書いたら、日本中のたくさんの先生方からメールを頂戴し
ました。前田先生もブログにメモのことをお書きになりました。
                     ↓
      こちらをご覧あれ!

上の画像は昨日書いた僕のメモ帳です。手の平サイズ。

そして後ろでひっくり返って寝てるのがモモです。コイツ、常に寝てるんよなぁ。
食ってるか、でなければ寝てるか・・・犬ってのはそんなものなのか?

それはさておき、メモ帳ですが、僕は何冊か使い分けております。鞄のなかに
3種類のメモ帳を入れていて、必要に応じて使い分けてる。

どれも小さいので嵩張らないですしね。

鞄を持ち歩かないときでも、上着やジーンズのポケットにメモ帳を入れてる。
そして飲み会なんかあると、テーブルの上に置いておいて、誰かが言ったこと
が心の琴線に触れたら、それを書きつけることにしております。

書きながら話を聞くので、喋っている相手は少しゆっくり喋ってくださいますし、
相手が喋っていることを聞いているというサインにもなるので、非常にいい。

ぜひとも実践あれ。

ところで蛍雪時代に連載しているコラムですが、旺文社のパスナビにアップ!
されましたので、よかったらお読み下さいね。
         ↓
      こちらへどうぞ!

おかげさまで蛍雪時代のコラムも好評ということで、感謝申し上げます。
学校によってはLHRの時間に印刷して配布し、音読されているとのことでした。

私のコラムを音読・・・凄い!

最近、そういえば絵葉書を大量に買い込んで、いろんな方々に送っております。

いや、決して暇なわけではないのですが、空き時間や移動時間を利用して書い
ています。『ユメタン』を使ってくださっているお礼とか季節の挨拶とかですね。

あと1ヶ月もすれば年賀状を書かないとダメですね。

今年は年賀状を500枚注文しました。

年賀状ってメールが普及してから減っているそうですね。でも何となくメールって
私らの世代からすると、どうも年賀の挨拶をするのには適さない気がします。

今年お世話になった方々の顔をお一人ずつ思い浮かべながら、何時間もかけ
ながら、1言ずつ手書きで添えていこうと思っております。

昨年は父が亡くなったので、喪中につき、誰にも年賀状を出しませんでしたが、
今年はその分・・・ってわけでもないのですが、妙に張り切っております。

気が早い? ええ、意外とせっかちなのです。

  

(追記)生徒諸君、その前に期末考査があるなぁ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

九州と僕と「かけら」論

Posted on: 2009年11月16日(月) 21:51

Tahiti01

寒いですね。新型インフル+季節性インフル+風邪で、人類の生産的活動は
どうなってしまうんじゃろうと思いながら、うがいを趣味にしている木村です。

せめて写真ぐらいはと思い、タヒチの写真を使ってみました。

週末は博多におりました。それについては後ほど書きますが、博多ってのは
どうも僕にとってはすでに第2の故郷になっていて、落ち着くことこの上なし。

否、博多っていうよりむしろ九州かもしれん。

人情に厚くて酒の好きな九州の友達がどんどん増えていきます。

あの大陸的安定感を持つ九州の人々のMINDに、魅了されているのですよ。
自分でも驚くほど、九州に行くと気持ちが落ち着くのがわかるのです。

同僚の結婚式で、自分の生まれ故郷である奈良に帰ってきたのですけれども
懐かしい奈良盆地の風景に囲まれる自分のメンタリティと、博多の駅に降り立
った瞬間の自分のメンタリティが非常によく似ている。

講演旅行とか研修参加とか、要するに仕事で来ているはずなのに、今から仕
事をするぞというようなメンタリティではないのです。

福岡、佐賀、長崎、鹿児島、宮崎、熊本、大分・・・それぞれの県に「あそこへ
行けばあの人に会おう」と思える友達がいるのは幸せなことです。

大島君

最近思うのですが、人から直接的に「こうしたほうがいい」とアドバイスを受けて
すぐにそれをメモをする人はいいですね。とても素晴らしいと思います。

特に若い人の間でも、どんどんメモを取る習慣のある人が増えてきた気がする
のは、きっと彼らの親や先輩がちゃんと指導してるんだろうと思います。

この週末に博多でメモをいっぱい取っているB社松崎君を見て、この人、すごく
成長したなぁと感心しておりました。きっとどんどん伸びるだろうと思います。

かく言う僕の周囲にもメモ魔はたくさんいらっしゃいます。学年の若い先生方も
必ず誰かが何かを言うとメモを取る。若いのに大したもんやと感心しています。

メモを取るという行為には、備忘録的な要素があるのは言うまでもありません。

しかしそれだけではないのです。

誰か(何か)が残した「かけら」に気づくことができるようになるのです。

誰かがぽつんと語った一言。

誰かが少しだけついた溜息。

誰かがほんの少しとった表情。

誰かが少しだけ見せた思いやり。

そういった諸々の「かけら」に気づくことができるようになります。メモを取らない
人と取る人の差は、実はここにあるのではないかと思っています。

メモを取っている間にちょっとした間に起こる出来事を見逃してしまうんじゃな
いのかと思う人は、メモを取らない人です。

メモを取る人のほうがケアフルなのです。見ながら書き、聞きながら書き、書き
ながら見て、書きながら聞いて、そして上手い人はイラストまで書きます。

僕は今の灘の中2生たちが入学してきた最初のHRでこのように言いました。

「大人は必ずメモを持っています。君たちももう中1なんだから、必ずメモを持っ
て下さい。黒皮のメモ帳じゃなくてもいい。表紙に連絡帳と書かれたノートブック
でもいい。そしてとにかく何でもかんでもメモりなさい」、と。

そしてそれは大人になった証しでもあると。

「かけら」に気がつける人はとても強くて優しいものです。またその「かけら」に
こそ、成功のヒントが隠されているものなのです。

成功のヒントは自分で見つけるものです。どんな講演を聴いてもどんな本を読
んでも、直接的には誰も教えてくれるものではありません。

でもその人の話や本の文章の中には無数の「かけら」が落ちています。

その話や内容全体が直接的に役立たなくても、これは加工して使えるかもしれ
ないと思える「かけら」がたくさん散在しているのです。

同じテレビ番組を見ても、同じ本を読んでも、同じ話を聞いても、それに影響を
受けて感動し、自分の血肉にできる人とできない人がいます。

できなかった人は「つまらない」とか「わからない」とか「こんなの役立たない」と
か言います。もっと役立つのかと思ったと。 

違うのです。直接的には役立たないことが多いのですね。なぜなら経験も違う
し、それまで読んできた本だって出逢ってきた人だって違うのですから。

でもちょっとした断片がヒントになることがあります。それが「かけら」です。

その「かけら」はその時に「これはいいな」と思っても、すぐに忘れてしまう。
だから講演中や読書中もメモを取らねばなりません。もちろん本の場合には、
付箋を貼っておいて、後からメモ帳に転記しても構いません。

メモを取る習慣のある人は、そういう「かけら」に気づく達人になっていきます。
「かけら」に気づくことのできる自分の感性や価値観こそが大事なのです。

メモを取りましょう。僕はちなみにファミマで買った無印の小さいのを愛用して
いますが、手の平サイズでとても使いやすいです。お勧めです。

 

(追記)高知学芸高校で『ユメタン』をご採用いただきました。感謝しております。
     ありがとうございます。生徒さんたち、初心を忘れず頑張って下さい!

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

物を作るということ

Posted on: 2009年11月15日(日) 22:01

私の作品!

先週の金曜日に遠足があり、わが66回生は有馬富士公園に行ったあとに、
焼き物を作りに陶の里に行ってまいりました。上の画像は僕の作品です。

遠足で焼き物を作りにいくのは久々ですが、何度やっても難しいですね。

生徒たちもそれぞれのクリエイティビティを発揮して、楽しんでいたようです。

なににつけ、物作りというのは面白いものです。特に最近思うのは、こういう
形あるものを作ることの面白さと儚さですね。 

いつかは絶対に壊れてしまうのですが、それでも自分の頭の中にあるものを
具現化するために一所懸命に作ります。

それが世に残るものでなくても、ある種、自分の生きた証しとして作るのです。

本だっていつまでも残るものはほんの一部でしかありません。

江戸時代に作られたものだって、まだたかが数百年しか残っていないのです。
それを思えば「物を作る」という行為の面白さがわかるのではないかと。

儚いからといって作らなかったら何も始まらない。まさに「生きる」という行為そ
のものですね。「死ぬから」といって頑張らなかったら、何も始まりません。

1ヶ月後に届くであろう僕の小鉢に味噌か何かを入れて、そんなことを思いな
がら酒でも飲もうかと思っています。楽しみです。

 

(追記)ええ、これ、小鉢なんです。酒の肴を入れるための。
     見てくれは悪いですが、結構気に入っています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

英文法千本ノック!

Posted on: 2009年11月12日(木) 13:11

旭屋書店さん

旭屋書店甲子園ららぽーと店さんの様子です。あまり受験生は多くない書店
さんですが、それでもこうしてフェアをやってくださる。ありがたいものです。

毎日文法の小テストを行っています。10点満点。今週は仮定法でした。

5回やったので、今週の満点は50点です。ガイドラインに達しなかった生徒
については来週に仮定法の補習と追試が待っております。

補習といっても解説は少しにして、多くの文を音読し、暗唱してもらいます。
仮定法の典型的な文を30~50文も暗唱すれば、身につくやろう。

暗唱できれば帰宅できます。できなかったら、ひたすら帰れません。

最終下校時刻までに覚えられなかったら翌日も残ってもらいます。

そのうえで追試を行い、不合格者にはまたまた音読→暗唱が待っています。

頑張ってもらいましょう。今週は助動詞が終わったので、授業中には助動詞
の小テストを行いながら、来週の授業解説は受動態へ進みます。

単語のほうはどうかな。まだ単語力がついてないなら『ユメタン』ゼロからの
スタートになるかもしれません。臨機応変にやっていきたいと思います。

とりあえず生徒たち、ついてきなされ。ちょっとハードやけどね。

 

(追記)家で暗唱してこいと言うとやってこないので、授業中と補習枠で
     音読と暗唱を、つまり僕の目の前でひたすらやらせるのです。

 


kimutatsu

和歌山からのメールとご来訪と

Posted on: 2009年11月12日(木) 10:00

三原先生

昨日は近畿地方、特に大阪南部や和歌山のほうでひどい雨が降りまして、
和歌山の学校は軒並み臨時休校になったそうですね。

近大附属和歌山高の三原先生から「自宅の駐車場に置いていた物がいく
つか流されて行方不明なので、長靴はいて町中彷徨います」とメールが。

そこに添付されていたのが上の写真。

なんかそれほど大変でもなさそう・・・というか、どうも楽しんでる節がある。
ドランカー三原君、月末の教師塾では授業を頑張ってください。

夜は飲みましょう。

三原先生はともかくとして、大変な目に遭った人もいらっしゃると思います。
お見舞い申し上げます。後片付けが大変でしょう。お疲れの出ませんように。

昨日はチャートの方々がオフィスにご来訪。数時間の会議で方向性が固ま
りました。企画段階は楽しいですね。実際に書くのは大変やけど。

今日はアルクの編集長(お地蔵さん=田島君)が東京からいらっしゃる。
そのまま我が家にお泊りになる予定。

以前書いたけど、来春からのキムタツフェアを睨んで、ちょっと企画を考え
ていらっしゃるとのこと。その件があって、安河内先生に電話してたのです。

ちなみに秋のキムタツフェアに関してはすでに始まっております。

お勧め参考書・問題集のリストや実施されている書店さんのリストをご覧に
なりたい方はアルクのHPから見ることができます。
              ↓
    お勧め学参リスト・書店さんリストはこちら

今回は秋ということで、「直前バージョン」でした。春バージョンのは50冊で
すし、新入生も見るかと思うので、それぞれの本をいつどのようにやるかと
いう部分まで踏み込んでやろうと思っております。

和田秀樹先生のようにたくさん紹介するのもいいかと思うんですが、僕は、
だいたい各分野数冊に絞って、これはいいなと思うものだけを紹介します。

お楽しみになさってください。英語の勉強法も含めてご紹介しますね。

 

(追記)それを中高6年間のシラバスの中で紹介したほうがいいのか? 

(追記)森末さん、中谷さん、西さん、メールありがとうね。
     こちらのブログで回答しますので、お待ちください。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

文法、大事です

Posted on: 2009年11月11日(水) 21:09

基礎編

いろんな歌の歌詞とか新聞広告を見ていて、英語が間違っていたりすると
訂正したくなりませんか。僕はどうも気になってしょうがないのです。

言うまでもなく、僕は英語の研究者ではなく教員なので、いかに生徒たちに
うまく英語を勉強させるかというのを主たる仕事にしております。

先般、同僚の結婚式で灘の校長先生が「研究者と教員とは違う」と仰った
のですが、僕もそう思います。

だからあまり英語の細部までを生徒に教えるようなことはしていません。
そんなことは大学に行って、さらに英語の知識を深めたい生徒がすればいい
のであります。僕は彼らが社会に出たときに通じる英語を教えております。

が、そのためにはある程度以上の英語力は必要だし、そもそも勉強とは
自己研鑽のために主体的に行うものなので、ひたすら勉強の日々なのです。

でね、学べば学ぶほど、過去の自分を恥じるとともに、自分の周辺にある
間違った英語が気になりますねん。

たとえば先般もあるお店の店先にMerry X’masと書いてありました。

アポストロフィの使い方が・・・このお店ではケーキを買うまい・・・

などと思いつつ、大阪のおばちゃんの血を受け継いでいる僕としてはです
なぁ、お店に入って、「Merry XmasかMerry Christmasにされたほうが、
たぶんケーキの売り上げが伸びますよ」などと言いたい。

Xとmasの間にはアポストロフィは要らない。

以前、ある服屋さんのチラシに「21th」と書いてあったのです。さすがにこ
れはと思ったので、その服屋のHPから「21st」ですよとメールしました。

無視された\( ̄_ ̄)/

そして数週間後に同じ服屋のチラシが入っていたので見ると、21stになっ
ていたので、ちょっとどうなん?と思うことになる。

担当者はメールの返事ぐらいせぇよなぁ。

他にも気になるところはあるんやけど、まぁ僕も人のことをいえた義理では
ないので、日本語も含めてちゃんとした言語を使おうと思う。

日本語も含めてというと・・・

「先生はおっしゃられた」なんて言う人がいらっしゃいますが、これも間違い
でして、「おっしゃる」は「言う」の最高敬語なので「おっしゃる」が正しい。

「おっしゃる」にさらに尊敬の助動詞「れる」を付けることはできませんのや。

「先生はおっしゃった」でいいのです。

こういう細かいミスなんて気にしないで、どんどん喋ればいいじゃないか的
な、つまり文法軽視的な言語教育は間違ってると思うので、あえて老婆心
ながら書いてみました。文法、大事です。

基本をがっちり押さえた上で、いろんなものを読んだり聞いたり書いたりし
ながら、英語の力を総合的に上げていくのですね。

 

(追記)今日の授業で『Nextstage』を配布しました。中2の生徒たちに
     まずは単語と文法を徹底して教えてやろうと思っています。

  


kimutatsu

少しでも長く現役でいたいな

Posted on: 2009年11月10日(火) 13:14

やる気が出る言葉

最近は人と会うことが多く、明日はチャート研究所の方々が、明後日はアルク
の編集長(お地蔵さん)が、ウチにいらっしゃる。いずれも打ち合わせで。

貧乏暇なしとはよく言うたもので、僕は茂木さんのように確定申告をする暇さ
えないなんてことはないにしても、結構忙しい。

正直、もっと野球がしたいなぁ。昨日も職員会議で練習に行けなかったし。

最近思うんですが、忙しいのはいいけど、健康って大事ですね。

死後の世界研究家として名高い僕ですが(どこでや?)、キューブラー・ロスと
か立花隆とかの本を読んで、「とりあえずありそうやな」と思ってるのです。

だけどこの木村達哉という生は今回だけなので、一所懸命に生きないかん。

どうせ死ぬんやから努力しても無駄やという考えもあるわな。そういう生き方も
あっていいと思う。人生に対する姿勢は画一的であってはならん。

しかし逆説的に捉えれば、どうせ死ぬんやから生きている間に自分をどこまで
高められるかチャレンジしたいという考え方もあっていい。

死ぬときになって「充実した人生やったな」と考えていたい。

先般、安河内哲也先生と電話で喋っていたときに、先生が「どうせ生きたって
あと20年ですから、人からどう言われたっていいので、悔いのないように生き
ますよ」と仰っていて、あぁ自分と同じ考えでいらっしゃるなと思いました。

でも頑張るには頑張るけど、体を壊したりしては何もならないですよね。

最近は疲れが溜まってきたなと思ったら、どっかり寝ることにしとるのですよ。
先般の夜行バスのときもそうでした。

教員としての現役生活は(灘の定年は65+3=68歳)あと20年なんですよ。
で、物書きとしては目と頭と手が動けば、何歳になっても続けられるのです。

死ぬまで現役でいたいなと。

少しでも現役でいられるために、体のケアを怠らずに行おうと思っております。

ところで・・・

受験生もそうですが、睡眠時間が短いと集中力が落ちますよね。これ、若い
時はあまり気がつかないのではないかと思ってるんです。

若いから体力あるでしょう? その体力でカバーできる部分があるのではない
かと思うんです。実はかなり集中力が落ちてるのに。

秋の東大模試などが近付いてきて、焦る気持ちがあるかもしれないけど、せ
めて疲れたなと思ったときぐらいはがっつりと寝ましょう。

本番はまだまだ先です。東大模試やセンターファイナル模試などが入試なの
ではない。模試はあくまでも模試に過ぎません。本当に。

本番で力を出せるように、体力や精神力にも気を配りつつ、頑張って下さい。
応援しております。

 

(追記)広島のAICJ中・高校の小山先生、『ユメタン』①ご採用賜りまして
     ありがとうございました。感謝申し上げます!
     生徒さんたちによろしくお伝えください。単語学習を単語学習だけで
     終わらせないように、『ユメタン』で4技能全体を高めましょうと。

(追記)東山中学の西山先生、『ユメタン』ゼロ、実物を見てもいないのに
     ご採用賜りましてありがとうございました。びっくりしました。
     発売前に一括採用を頂いたのには驚きました。感謝申し上げます。
     それと来年の練習試合の日程を詰めましょう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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