巷では「アクティブラーニング」という授業手法があたかも存在する
かのように言われ、特に公立の先生方は「文科省が言うんだから
アクティバらなくっちゃ!」と感じていらっしゃるように思います。
でも昨年秋のシンポジウムで文科省の課長が600人の聴衆の前で
はっきりと「これがアクティブラーニングというものは文科省の中でも
まだ明確にはなっていない」と仰り、それを元事務次官も聞いておら
れて異議を唱えなかったのですから、文科省がどうおっしゃろうが
こうすれば生徒たちの力を伸ばしてやれるという自分なりの方法を
われわれ教員は地道に突き詰めればよろし。
大事なのは「アクティブラーニング」という授業手法などないのであり、
あるのは「アクティブラーナーズ」をどうすれば育てられるのかという
認識なのです。Active Learners(主体的な学習者)です。
教員がこうやれといって指示しないと何もできないような学習者では
ダメで、自分からいろいろと調べてみよう、読んでみよう、考えてみよう
とする学習者を作ることが大事なのです。
そのためには授業でしっかりと知識を身に付け、それを知恵に変える
方法を教えてやることだと僕は思っています。
福島県郡山市なう。
今日の「ふくしま高校生無料セミナー」は長文読解の授業です。
しっかりと上から訳読して理解してもらったうえで、びっくりするぐらい
音読してもらいます。「こうすれば英語力は上がる」を体験してもらい、
これからの英語の勉強に活かしてもらいます。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました!
郡山で開催するのは初めてです。
130名の高校生たちと一緒に楽しく勉強してきます。