KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2008年2月4日

kimutatsu

英語の苦手な人たちへ

Posted on: 2008年2月4日(月) 12:48

有隣堂書店本店 

画像は有隣堂書店本店で行われているキムタツフェアの様子です。
担当のOさんは昨日から沖縄に行っておられるそうですが(笑)。

2月24日から26日まで東京に滞在しますので、24日は新横浜駅で
途中下車して有隣堂の本店に立ち寄ろうかなと思っております。

なんていう駅やったっけ・・・また聞いとかなな。

また名古屋の書店も今月中旬からフェアをしてくださるそうですねん。

ありがたや・・・(┬┬_┬┬)

名古屋にも行かなな。日程を調節して。名古屋なら日帰りできるし。

というわけで、いろいろとお世話いただいている木村ですが、こう見えて
律儀な人間ですので、お声がけいただければお立ち寄りしますね。

よろしくお願いいたします。m(_ _)m

沖縄1
(沖縄の土産店にて。ゴーヤはともかくスパイダーマンは沖縄出身?)

週末、沖縄の昭和薬科大附属高校で講演させていただいたのですが
帰りにある保護者の方が入り口のところで待っていて下さいましてね。

息子さん(高1)の英語の成績が惨憺たるものなので、どうすべきかを
知りたくて、雨の中を待っていてくださいました。

僕が講演の中で「子どもにはこういう態度で接しては絶対にいけない」
といった内容がどうもご自分に当てはまったようで、息子さんの英語が
悪いのをご自分のせいにして、ひどく泣いていらっしゃったのですね。

授業を聞いていても全くわからないし、今のままだと心配でたまらない。

そういうお気持ちを僕に吐露され、ご自分を責めていらっしゃいました。

で、僕がお母さんに申し上げたのは次のとおりです。

同様にこのブログをお読みの中3や高1の人で英語が苦手な人は必読ね。

本当は静かに語りかけたのですが、わかりやすく箇条書きにしますね。

*****************************

①英語は数学や国語と違い、中1で学習し始める教科なので、高1時点
  での差はたった3年か4年の差でしかないと認識すること。

②中学時の英語は、塾に行ったからどうというものではないということを
  理解して、教科書の単語と文法事項を徹底的に暗記すること。

③書店に行くと「中1・2年の英語総復習」というような極めて薄い問題集
  が売っているので、それを3種類ほど買ってきてやってみること。

④同じような箇所で間違う場合(関係代名詞でよく間違うとか、比較でよく
  間違うとか)簡単な参考書の該当箇所をよく読んでから解きなおすこと。

⑤上に書いたことを「自分のペースで」ではなく、驚異的なペースでやること。
  1週間1冊でもいいぐらい。ページ数が少ないので、絶対にできるはず。

⑥高校英語に関しても単語と文法が基礎になるので、できるだけ薄いものを
  何冊も仕上げるタイプの勉強で、この2点を定着させること。

⑥英語といえども言語なので、本をしっかり読むこと。単語と文法を覚えても
  文章を読む習慣がないと、高2以後は伸びない。

*****************************

以上で高1いっぱいまでの内容ならば英語の得意な人に追いつけますねん。
もちろん完全に定着させるにはあと1年はかかるかもしれませんけどね。

でもある程度のところまでは持ってこれます。

問題はやな・・・

他の人たちが受験用の問題集で勉強してるときに、中1・2用の問題集を使い
勉強するということに、「ツマランプライド」が耐えられるかどうかです。

でも理由はどうであれ、英語を勉強しなかったのは自分の責任なんやからさ。
遊んでる間に他人は頑張ってたから今みたいに差がついたんや。

そこを認識すれば、本当に英語力をつけたいねんやったら、その程度の「屈辱」
なんて、実は屈辱でも何でもないとわかると思うんやけどね。

逆にたかだか中3や高1レベルで「俺は英語ができる」と思いこんでサボるとね、
あっという間に上はさらに上へ行くし、下はどんどん追いついてくるねんね。

20年間も進学校で英語の教員をしてると、ものごっつよくわかる。

そんなわけで・・・

泣いておられたお母さん、ブログをご覧になっていらっしゃいますでしょうか?
約束どおり、高1時点で英語が苦手な人の勉強について書きました。

今は子どもさんの気持ちも荒んで大変かもしれませんが、お役立てくださいね。
それとこれも言いましたが、担当の先生とよく話し合いをして下さいね。

お母さんの一生懸命さはきっと子どもさんに伝わります。親の必死さは絶対に
伝わります。そして間違いなく好結果につながります。

最初はウザがられるかもしれませんが、信じて続けてくださいね。よろしく!

受験生の合格を祈念して、愛のクリックをお願いします!
 ↓  ↓  ↓
人気ブログランキングへ!

(追記)子どもは親が必死になってるのを見てウザがるなよ。
     親も初めて受験生を持つ場合は特に、ごっつ悩んでるんや。

 

 


ACCESS COUNTER

Total 37889587 Hits!

▲PAGE TOP