KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2009年12月

kimutatsu

英作文の授業&勉強について、その4

Posted on: 2009年12月6日(日) 21:27

in Hong Kong

この画像は香港にある中華料理屋さんで撮影してきたものなのですけれども、
向こうではお箸を相手に向けて置くんです。お箸が全部向こう向いてるでしょ?

日本では逆にお箸を相手に向けて置くのは失礼とされています。

なので箸置きを手前に置いて、お箸の先が左に向くように置くのが普通です。

国が違うと文化が違うのは、当然と言えば当然なのですが、面白いですよね。
でもどうも僕は香港流が馴染めず、途中から箸を横に置いておりました。 

一緒に夕食を頂いてたのが、全員日本人だったので、まぁいいかなと思って。

香港は夜景で有名ですが、とにかく空気が悪く、香港島もずっと霞んでいました。
こんなもんなんですか?と聞くと、空気が悪いので喘息には良くないとのこと。

空気がきれいならば夜景もきれいなんでしょうけど、そんなわけで、夜景のほう
も、なんかこれなら横浜や神戸のほうがきれいなという感じで。

でもまた行ってみたいな、香港。今年行ったときは3~4日の滞在やったのです。
それもずっと教材の会議をやっていたので、観光は1日やっただけでした。

観光というよりタウンウオッチングをして、ブラブラしたいなと思っています。

in Hong Kong2

英語を読むのや聞くのはできるけど、英作文となるとできないというタイプの人
は、英作文の問題集をちゃんとやれば上がります。

それは英語の受信力はあるが、発信力がないのです。

でも受信力があるなら、発信力も練習をすればアップします。焦らないでいい。
大矢先生の『ハイパートレーニング』や竹岡先生の『英作文が面白いほど書け
る本』のどちらかをやってみればどうでしょうか。

高3生徒で難関大学を受ける生徒なら、同じく大矢先生の難関大向けの英作
文の問題集を1日3題ずつぐらいやれば大丈夫だと思います。

ただし先生方に添削をしてもらうこと。我流で勉強してもダメです。

問題はですね、英作文どころか、英語そのものがあまり得意でない生徒たち。
あるいは得意でも苦手でもないという、大半の生徒たちです。

その場合、読解力やリスニング力があまり高くないというのは、受信力が低い
ということになります。受信力が低いのに、発信力だけ高いというのは普通は
あまりない。(もちろんブロークンな英語でもいいというならあるが。)

なのでそういう生徒は単語や文法をやりながら、英語の基礎を固めつつ、それ
と同時に英作文の力を高めればいいのです。

あるいは読解力を高めながら、リスニングや英作文の力を高めればいいのだ。

というか、そうするのが一番まともな英語の学習法なのです。

単語や文法を勉強すれば、英作文の力は普通は自動的に上がりますからね。
読解の勉強をすれば、英作文の力は普通は自動的に上がるのです。

僕らの世代みたいに、単語は単語、文法は文法なんて分けて考えているのは
昔の勉強法なのです。昔の勉強法だと読解は読解、リスニングはリスニングと
全て分けて考えます。時間が足りません。足りない上に、非能率的です。

僕が提唱する勉強法は、単語や文法をやりながら、全ての力を高める方法で
だから(近道とか楽とかいう意味ではなく)極めて能率的です。

今、僕の生徒たちは文法の勉強をしています。1週間、全ての授業が文法で、
普通はそれを聞くと、文法ばかりでカワイソウという感じがするかもしれません。

でも実際に彼らは何をやってるのでしょう。

それは時間の大半を音読と暗唱と暗写に費やしています。僕は文法事項の重
要な箇所を解説しますが、解説は15分ぐらい。残りの35分は音読です。

音読が終わり、暗唱が終わると、彼らは多くの単語を自動的に覚え、リスニン
グの下地ができ、そして英作文力がかなりアップしているのです。

冬休みから『ユメタン』ゼロをやりますが、それによってさらに文法力と英作文
の力と、それからリスニング力が自動的にアップしていきます。

では次回から、そのやり方について具体的に書いていきますね。

 

(追記)京都橘高等学校で『ユメタン』ゼロと『ユメタン』①をご採用頂きました。
     担当の先生には本当に感謝いたします。ありがとうございます。
     来春入学の高1生徒たち用に、ということでしたが、彼らが入学後に
     『ユメタン』を使って、単語力だけでなく、文法力や英作文力などを
     総合的に高めていってくれることを期待しております。

 


kimutatsu

こちらこそありがとう!

Posted on: 2009年12月5日(土) 14:33

to-listen-super

岡山の県立高校の生徒さんからメールを頂戴しましてね。嬉しいのでご紹介を。
こういうメールは嬉しいものですね。

*******************************

キムタツ先生、こんにちは。

岡山○○高校3年の●△□◆と申します。東大文2志望です。

僕は、3年の5月に東大のリスニング問題を解いてみたところ、「4点」でした。

英語は得意科目だっただけに悔しくて、キムタツ先生の東大英語リスニングの
赤とピンクの途中までをやって、先日の代ゼミプレでは、「28点」をとることが
できました!

週末の空いた時間で問題を解いて、平日はスピードのある東大英語リスニング
の音読をするというセットを作ったのが良かったのだと思います。

音読ってすごいですよね。
単語覚えられるし、速読力つくし、リスニング力あがるし・・・
みんなに勧めてるんですが、信用してくれないんですよ(泣)

嬉しかったので連絡した次第です。ありがとうございました。

僕は、この3日間、新型インフルで寝込んでいました。
キムタツ先生も体にお気をつけください。

*******************************

5月にたった4点しかなくて悔しく、『東大英語リスニング』と『東大英語リスニング
SUPER』とをしっかり音読しながらやって、満点近くにまでなったとのこと。

リスニングで満点近く取れれば、英語に関してはかなり合格に近づきますよね。
東大生が口を揃えていいますが、キーとなるのはライティングとリスニングです。

この2冊をしっかり最後まで潰して、本番では力を発揮してもらえればいいなと
思っています。著者として、こういう報告を頂けるのは、本当に嬉しく思います。

風邪やインフルエンザに注意して、これからも頑張って下さいね!

他の受験生諸君も、彼に負けず、あと残りわずかの時間を有意義に過ごすこと。
リスニングは決して聞くだけに終わらず、音読や暗唱をこころがけましょう。

それがリーディングやライティングにも好結果をもたらすことになります。面倒くさ
がらないで、しっかり毎日続けてくださいね。頑張りましょう!

 

(追記)吉田松陰の『留魂録』を読んでいますが、魂が揺さぶられる思いです。

  
 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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せめて年賀状で

Posted on: 2009年12月4日(金) 12:47

sapporo

倒れているのは僕ではありません。山田君です。相武君に倒されたわけでも
なんでもない。雪があるから倒れるっていう感じで、自分で勝手に倒れただけ。

それはそれとして、札幌の写真を整理していたのですが、行きたくなりました。
特に雪祭りって行ったことないんですよね。行きたいなぁ。

先日、金沢の星稜高校で僕の本を採用いただき、担当の先生にご連絡をして
思わず金沢行きますとメールを送ってしまいました。

が、それに引き続きですね。北海道行ってみたいなぁ。前川君、一緒に行く?

前川君に「金沢行きたいな」と言うと、「先生、やはり荷物持ちが必要なのでは
ないでしょうか?」と言うので、「うん、荷物持ってくれる人がいたらいいよなぁ」
って答えると、ニッコリと微笑む彼。

要するに一緒に行きたいのね。

用件はない。何もない。ということは旅行か。旅行を前川君とするのか。男二人
の旅というのも、まぁ悪くはない・・・悪くはないが、前川君、やめとこう。

講演で呼ばれてあちこちに行くようになりました。沖縄、鳥取、岡山、博多など、
日本のいたるところに足を運ぶようになりました。これはありがたいことです。

そう、それで思い出した。

昨日からお世話になった先生方に年賀状を書き始めました。

やらないといかんことが山積してるってのに。しかし、原稿を書くのも大事やが、
ちゃんと礼を尽くすことのほうが大事やと、私は思う。

去年は竹岡広信先生からも頂戴したのに、私が喪中だったので出せなかった。
他の学校の先生方からの年賀状にも返信できなかった。

義理を欠いた。だから今年はちゃんと書きたい。

なので、切羽詰って冷や汗をかいている状態で、なぜか年賀状を書き始めて、
すでに100枚書いた。残りは400枚ほど。楽しいものです。

原稿はちょっとずつやります。最終的には間に合わせます。

 

(追記)『ユメタン』ゼロのご採用やご検討、続々と・・・ありがとうございます。
     本当はお会いしてお礼を申し上げねばならないところなのですが、
     そういうわけにもいかないので、せめて年賀状でご容赦ください。

 

  


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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『ユメタン』いろいろ

Posted on: 2009年12月3日(木) 22:03

yume1

ご存知のとおり『ユメタン』にはいろんなキャラクターが登場するのですけれど、
今回「土台が大事」というのを前面に出した表紙にしてほしいと要望しまして。

そうすると、僕がよく講演で「中学や高校の基礎段階でいかに土台を作るか」
というのを説明するときに使うイラストを、そのキャラクターを使って書いてくれ
ました。イラストレーターさんと編集の麻紀ちゃんに脱帽です。

それがこれ。

yume2

アフロの兄ちゃんが転がってるイラストなのですが、最初見たときに吹き出し、
これはいいじゃない?ってことで採用されたのです。

で、今日、ある学校の先生から送られてきた写真がこれ。

yum3

ほんま、えらいわ。社会人の鑑やと思う。笑うっていうより感心したわマジで。
なかなかここまででけへんで。アフロもドンキかどっかで買ったんやろうな。

この先生、今までもいろんな形でブログに登場してる。今までの彼はこれ。

yume6

daibutsu

gori

サービス精神もここまでくると、さすがの山田君と大島君も脱帽モノではないか
と思われるんやけど、どうかな。いずれにしても、彼の生徒は幸せやと思う。

えー・・・そしてさきほど届いたのがこれ。

yume4

ユメタンゼロ、でか!!! これまたエライわ。仕事忙しい中、作ったんやな。
目的?目的なんか「誰かを笑わすため」で十分やわ。忘年会シーズンやし。

僕もドンキで新しいかぶりもの買っとこ。

でかいユメタンといえば? そういえば・・・以前もこのセンセ、巨大ユメタンを
作ってたような・・・

kagoshima

お二人の先生に乾杯。エライわ。二人は先日の英語教師塾にも参加された、
非常に熱心な先生方です。社会性もあり、礼儀正しく、謙虚な先生方です。

こういう人たちがもっと前に出てこないとあかんなぁと思う。

生きるパワーっていうのかな? そういう先生がもっと出てこないとあかんね。

ちなみに僕も今日、『ユメタン』ゼロを一括購入しました。中2の彼らに冬休み
から持たせて、できるだけ早い時期に高1基礎レベルまでの単語を潰したい。

本当は年明けからでもいいかなと思っていたのですが、ちょっと訳あって、突然
今日になって『ユメタン』ゼロを注文しました。生徒全員分。

昨日、鹿児島のラサール中・高の中2で『ユメタン』ゼロを一括採用頂きました。
担当の先生、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

で、ラサールでも中2のこの時期から『ユメタン』ゼロをやって、『ユメタン』①に
つなげるという話をお聞きし、こりゃ負けてられんなと思ったわけです。

いろんな生徒たちに使ってもらえれば嬉しいな。単語学習を通じ、リスニングや
英作文やスピーキングの力までも伸ばしてほしいなと願っています。

写真を送ってくださった先生方、ラサールの先生、ありがとうございました!

 

(追記)右目が蚊文症なんでしょうね。結構黒いのが飛んでいまして。
     まぁでも元気ですよ。ある程度の年齢になるとしょうがないですね。
     こういうのも全て受け入れて、元気にやっていきましょう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

kimutatsu

無題

Posted on: 2009年12月3日(木) 10:09

sleeping

  

   

闘いに疲れたら、ちょっとだけ休んだらええわな。

 

布団を踏み脱いで、風邪ひかんようにしいや。

 

 

(追記)右目で蚊が飛んどるのがうざい。

  


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

英作文の授業&勉強について、その3

Posted on: 2009年12月2日(水) 16:27

yumetans

そもそも授業をリーディングとか英作文とかリスニングとかに分けることが
ナンセンスなんじゃないかと思い始めている木村です。

さらに多くの学校においては、それぞれの授業を別々の先生が担当するな
んて悲惨なことになってる。

そうするとそれぞれの力はリンクし合っているはずなのに、各授業自体が
リンクしていないと、生徒たちも戸惑うことになるのではないかと。

指導方針が違うとか、言っていることにズレがあるとか。

週6コマの授業を3コマずつ分けて持つとか、4コマ2コマに分けて持つとか
そういうことになるので、結局英語を英語として教わるのではなく、この時間
はリーディング、この時間は文法、この時間はライティングって感じになる。

そうすると生徒たちも英語という言語を分けて考えることになりますよね。

今から僕がフランス語と中国語を勉強するとして、分けて勉強したほうが効
果的なのか? それなら分けたほうがいいってことになろう。

しかし普通はそういうことはしませんよね。

だけど文部科学省から提示されてるカリキュラムは分かれてる。

新課程はそうならないように配慮してくれるようなので、それはいいけれど、
それでも単位数の関係で担当教員は分けられるということになる。

週に6コマ教えることができればいいけど、僕の場合は週になんと4コマ。
そしてそれで6年間持ち上がることになる。少ないでしょう?あきらかに。

4つのうち2つをリーディング、1つをライティングなんて感じでやるのが従来
のパターンではなかったかと思うんです。 

でもそれってどうなんでしょうね。それぞれをバラバラに考えるのは全くの間
違いではないかと思うのですよ。英語は英語として勉強すべきかと。

すべてを「英語」という切り口で捉えれば、分ける必要はないと思うんです。

で、英作文なんですが、やはりどんなアクティビィティーをしていても、最終
的には発信力を高めるのがゴールなのです。英語の発信力。

つまりスピーキングとライティングですね。

どうして『ユメタン』を作ろうと思ったかというと、単語学習だけで英作文とか
スピーキングの力を高められないか?と思ったのがきっかけなのです。

つまり単語の勉強をすれば英文読解ができ(R)、リスニングができて(L)、
ライティングができ(W)、そしてスピーキングもできる(S)はずなのです。

それをやってみようと思って作ったのが『ユメタン』なのです。宣伝みたいで
本当に申し訳ないけど、単語だけでも英語の総合力をもっと高められるはず!

そうは思いませんか?

だから英語の苦手な人はどうぞ何でもいいから基本的なことを繰り返して、
その学習を通じて4つの技能を全て高めようとしてください。

単語なら単語だけでもいい。文法なら文法だけでもいい。

もし書店さんで手にとって合うなと思われるなら、『ユメタン』のゼロレベル
から始めて下さい。指示通りに。

単語力は言うまでもなく、CDも全て活用してフレーズの音読→暗唱までを
数か月やってもらえればかなりのレベルまでいきます。頑張りましょう!

群馬にて

でね、英作文の苦手な生徒が英作文の問題集をやるのはもちろんいいの
ですが、それってその生徒のタイプ次第なんじゃないかと思っていまして。

さっきのブログに書いたとおり、リーディングやリスニングができる生徒が
英作文だけできないってことがあります。それならそういう問題集をすれば
効果が見込まれます。

でもこれまたさっきのブログに書いたけど、進研模試などで偏差値が60も
ないようなレベルなのであれば、それ以前の問題ではないかと。

つまりリーディングとリスニングがある程度できる生徒ってのは、要するに
英語の受信力はあるってことです。

人が書いたものを読んだり、人が話していることを聞いたりはできると。

で、英作文(とスピーキング)ができないってことは、その受信力を発信力に
生かすということができないでいるってことですよね。

ところがリーディングやリスニングができない生徒が、つまり受信ができな
い生徒が、正しい英語で発信できるのか?という問題があります。

もちろんブロークンでよければ、つまり何でもいいから伝わればいいという
英語でいいなら、それでもいい。

でも読む段階で単語がわからんだの文法がわからんだの言うている人が、
果たして自分で書いたり話したりする時に正しい単語や文法の使い方がで
きますか? そりゃいくらなんでも無理だと思うんです。

だから英作文の苦手な生徒にライティングの問題集を与えても意味がない
のではないかと。それよりもまずは受信力を高める工夫をすべきではない
でしょうか? 受信力が高まれば、徐々に発信力も高まるというものです。

続きはまた書きますね。

 

(追記)茨城県の茨城中・高等学校で『ユメタン』ゼロをご採用いただき
     ました。担当の中井川先生、ありがとうございました。感謝します。
     中3でのご採用ということですが、生徒諸君にはそのレベルを早い
     うちに徹底的に反復し、自分のものにして頂きたいなと思います。
     先生の指示をしっかり聞いて、我流ではなく、発音もフレーズも
     全て丸のみしてしまいましょう! 間違いなく英語の達人になれま
     すからね。頑張ってください!初心を忘れず頑張ってください!
    


kimutatsu

英作文の授業&勉強について、その2

Posted on: 2009年12月2日(水) 9:18

青森にて

昨日書いた「英作文の授業&勉強について」のブログを読んだ多くの先生方
から、ほとんどプレッシャーとも言えるメールが多数届きました。

続きを楽しみにしていますという好意的なものから、続きはまだですかという
凡そ編集者からの脅し的なものまで。

英作文の授業、正直苦手でした。昔は。

だって生徒に板書させても、それが合ってるのかどうかわからへんのやから
ある意味、得意とか苦手とか、そういうレベルまでも行ってないわけです。

そういう教員は英作文の授業をしてはいかんのです。でもしないわけにはい
かんので、やっていたのですが、ネイティブに聞きながら恐る恐るやっていた
わけですな。もう今から15年以上前のことです。

今、高校3年生の人で英作文が苦手という人が目の前にいるとしましょうか。

たぶん当時の僕ならば英作文の問題集をお勧めしたと思うんです。たとえば
最近大矢先生がお出しになった『ハイパートレーニング』はいい本ですからね。
これをやったほうがいいよと勧めていたと思うんです。

でも、今はたぶんそういうことをする前に、その生徒の特性をチェックします。

その生徒がそもそも英語が得意で、RとかLとかなら点数が取れる生徒なら
それでいいと思うんです。

でも英語そのものが得意ではなく、偏差値で言うと60もないような生徒なら、
むしろ英作文の問題集はセンター試験後まで置いておかせるかもしれん。

画一化はできないけど。

理由は後ほど書きます。では何をその生徒に与えるかも含めて書きますね。

 

(追記)今日は北海道札幌東高校の先生が授業見学に来られています。
     北海道から!本当に熱心な先生です。

 


kimutatsu

大きく大きく

Posted on: 2009年12月2日(水) 8:29

momo

 

たまにはのーんびりいきましょう(^◇^)

 

 

(追記)忙しすぎて何から手をつけていいのかわからんので
     ちょっと整理してみます。

  


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

英作文の授業&勉強について

Posted on: 2009年12月1日(火) 13:00

SUPER

今日から12月。12月は忘年会で酒が呑めるぞぉ!酒が呑める呑めるぞぉ!
酒が呑めるぞぉ!

1月は正月で酒が呑めるぞぉ!酒が呑める呑めるぞぉ!酒が呑めるぞぉ!

2月は節分で酒が呑めるぞぉ!酒が呑める呑めるぞぉ!酒が呑めるぞぉ!

\(^o^)/

というほども、家ではほとんど酒を飲まないものですから、お酒をいただいて
もなかなか減りません。なので最近は我が家に先生方をお招きして飲み会を
しようという企画を増やすようにしております。

5月にやったときには、東京や京都から何人かが集まってくださいました。

そして2人が酔い潰れました\(-o-)/

19時半に飲み始めたのですが、21時には潰れておられました。

高校生諸君、お酒は20歳になってから。そして楽しく飲みましょう。そして決し
て無理やり誰かに強要したり、誰かの顔に油性マジックで落書きしたりしては
なりませぬぞ。

(;一_一)

そんなわけで今日から12月です。忘年会がいくつかありますが、酒は飲んで
も飲まれるなを合言葉に、楽しく飲みましょう。

yumetan

さて・・・

先日の教師塾の際に英作文をお題として、12名の先生方が授業をなさった。
英作文の授業は難しいものです。

なぜなら我々はEnglish Nativeではないからです。細かいニュアンスまでは
わかりかねる。

それに英作文に限らず長文の問題を解く際にもそうですが、木を見て森を見
ずという状況に陥りがちになるのです。

この日本語は英語でどう言うのかを考えるのが英作文だと思われています。

実際は違います。

この日本語で書かれた「筆者の言いたいこと」を、英語で表現するとどうなる
かを考えるのが英作文なのです。

したがって細かい日本語の欠落なんてどうでもいいのです。

そんなことより「筆者の言いたいこと」を英語で表わそうとすることですね。

例えば先日の英語教師塾のお題を紹介します。3題あったのですけれども、
そのうちのひとつがこれです。

****************************

先日、駅前のデパートに行ったのだが、エレベーターの前で大きい
紙包みを両手に持って立っている山田君に会ったよ。

****************************

確かに「包み」や「両手に」が気になるでしょ? でもそんなのはどうでもいい。

大事な点は、この日本語をどうして英語に直さねばならなかったのかという点
を考えてみることです。

それを考えようとしない英語の授業は、あまりうまく進まないのではないかと。
どうしてこの筆者は「山田君」という日本人に会ったことを英語で表現せざるを
えなかったのでしょうね?

おそらく目の前にいる外国人に「山田君」という共通の知り合いに会ったことを
述べたかったのか、あるいは「あの山田君が買い物してた」という驚愕の事実
を伝えたかったのか、そのどちらかです。

前者と後者では英語が変わってきます。

僕は後者で取りました。なんと!あの山田君が、普段は家でだらだら過ごして
いる山田君がデパートに行き、しかも荷物を抱えてた!ということですね。

それが言えれば英作文は正解となります。だいたい「両手で」なんて表現は、
his both handsなのかboth his handsなのか、はたまたin his armsの
ほうがいいのかなんて考えなくても、「大きい紙包み」は両手でないと持てないよ。

だったらhe had a big paper parcelでいいのだ。

parcelを知らない?

だったらa big paper bagでも減点はされない。

そんなことはどうでもいいのだ。

それよりもI happened to see Mr. Yamada in a department store near
the station.  He had a big paper bag in front of the elevator. なんて
風に簡単な英語で、筆者の言おうとしていることが書けるかどうかなのです。

「駅前」を見て、そうか「~の前」はin front of だな、あれ?beforeは使える?
なんて悩まなくても、「駅前のデパート」は「駅の近くのデパート」と考えます。

シンプルにシンプルに。

関係代名詞を使うならば、非制限用法になるとか、付帯状況を使うなら使うで
with a big parcel in his armsになるとか、そういうことを考えるのは大事。

でもそれらを使わなくても書けます。

となれば、そういう表現以上に、解く前に与えられた日本語を何度も何度も何
度も読み直し、この日本語が話された状況をビジュアライズし、更にその日本
語を自分自身が言うのだとしたら、どのように表現するんだろうか?と考えて
日本語そのものをリライトすることです。

教員の側とすれば、結局その作業を英作文の授業で行わねば、今日の授業
が明日につながることはありません。

では生徒サイドはどうやったら英作文が得意になるでしょうね。それについて
続きを書いていきます。特に中学生から高2あたりまでの生徒は必読です。

 

(追記)英作文の苦手な生徒が英作文の問題集を使うと、わけわからなく
     なる可能性もあります。そういう話も書いていきます。

 
 


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